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文部スレ

1715とはずがたり:2010/08/23(月) 16:54:40

阪大研究室の研究費不正支出、過去2年で1730万円
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201008210060.html
2010年8月21日

 大阪大学大学院医学系研究科の研究室による不正支出問題で、大阪大の調査委員会は20日、文部科学省などから受けた過去2年間の研究費のうち、約1730万円が不正支出だったと発表した。カラ出張の旅費や研究員に給与を戻させた金を研究室の口座にため込み、物品納入業者に架空発注を繰り返していた。元教授がタクシー代や家族の海外旅費など私的に流用した疑いがある。大阪大は、少なくとも過去6年分までさかのぼって調査し処分する。

 不正支出があったのは森本兼曩(かねひさ)元教授(64)の研究室。森本元教授は今年3月に定年退職し、現在は特任教授。

 調査委は通報を受けて今年6月から調査。2008、09年度の文科省や大阪府などから受けた研究費を調べた。カラ出張約290万円、業者との架空取引約1300万円などの総額1731万円を不正と認めた。

 カラ出張では、元教授1人が行った出張を複数の研究員が同行したことにしてその分を研究室の口座に戻させ、自らも出張期間を実際より長く申請して出張費を不正に取得していた。研究員の給与の戻しでは、研究員3人の給与から総額約220万円を研究室の口座に戻させていた。

 架空発注では、購入していない物品を購入したことにして約1200万円を業者に預けるなどしていたほか、架空伝票をつくって5台(110万円相当)のパソコンを購入していた。

 不正にためた金の使途としては、約250万円が森本元教授に渡され、うち100万円余りがタクシー代などに使われ、残りは使途不明という。別に、44万円余りは昨年8月に元教授の家族が米国旅行の旅費として使った。

 調査委に研究員らは「すべて教授の一存で決定され、指示や意向に逆らえない状況だった」と証言。一方、元教授は「架空伝票の作成指示はしておらず、業者への預け金の存在自体知らない。給与の返還は1人を除いて指示していない」と話しているという。

 大阪大は「私的流用が認められれば刑事告発を検討する」とした。鷲田清一総長は「誠に遺憾であり、国民に深くお詫(わ)びしたい。全容が明らかになった後、関係者を厳正に処分する」と談話を発表した。


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