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文部スレ

1206千葉9区:2009/01/11(日) 13:39:21
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090110ddlk05100081000c.html
全国学力テスト:公表、知事に強い反発 県町村教育長会、改善はプロに任せて /秋田
 県町村教育長会(会長、鶴飼孝・東成瀬村教育長)は9日、秋田市で臨時の会議を開き、寺田典城知事による全国学力テストの市町村別結果公表について意見交換した。“頭越し”の公表をした寺田知事に対する強い反発に加え、自主公表を促した県教委にも「公表の効果は疑問」「要請は半強制でやめるべきだ」と批判が出た。一方で「テストそのものは有意義だった」との声もあった。【岡田悟】

 鶴飼会長は寺田知事の公表について「首長が情報を知っているのはいいが、教育行政に介入してくるのは問題。序列化や過度の競争による弊害は専門の見知からの指摘だ。改善はプロに任せてほしい」と批判。県教委に対しても「公表要請は『促し』ではなく半強制で、やめた方がいい。序列化で競わせるより、各自治体から集めた情報を一元的に活用できるようにすべきだ」と述べた。

 また羽後町の加藤忠紀教育長は「偏差値や国公立大合格者数を競う高校教育の考え方は、小中学校には当てはまらない」と訴えた。

 須藤幸紀・県教委義務教育課長は「県教委が公表前に知事に(公表しないよう)申し入れた際、『わかったわかった』と言っていた」と明らかにし、「(公表は)誠に遺憾。09年度も知事に対しては同様に対応する」と述べた。

 ただ学力テストそのものについては「良問で学習状況や指導法を見直す機会になり有意義」(小林茂・上小阿仁村教育長)などの意見が出た。

 寺田知事は独自判断で昨年12月25日、全国で初めて07、08年度の全国学力テストの市町村別正答率や学習状況調査の結果を自治体名をすべて明記して公表。「できるだけ早く情報公開をすることが教育の向上につながる」とし、県のホームページにも掲載している。

 ◇知事、藤里町教委に反論「子供にはテスト受ける権利」−−09年度不参加
 市町村別結果を公表するなら09年度は学力テストに参加しないという藤里町教委の方針について、寺田知事は「義務教育なので子供にはテストを受ける権利がある。一教委が否定するのはいかがなものか」と反論。さらに「子供を理由にしたダメ論は、市町村教委の責任逃れ。本当に教育のあるべき姿なのか」と述べた。

 文部科学省による実施要領の変更で、09年度は知事による学力テスト結果公表が出来なくなる。

 寺田知事は4月に任期満了となるが「私が来年度も知事なら公表する」と強調した。【岡田悟】

 ◇3市町村は「参加」 公表に配慮を条件に−−09年度
 09年度の全国学力テスト参加について、9日までに県内25市町村のうち4市町村の教委が方針を決めた。「市町村別の結果公表をするなら参加しない」とする藤里町教委以外は参加を確認したが、いずれも結果公表には慎重な対応を求めている。

 潟上市教委は9日の委員会で参加を決定。ただ県教委への届け出では「結果公表等に関して、事前に県および、県教委と各市町村教委との十分な共通理解を得られることを前提とする」とし、市教委の合意なしに市町村別結果を公表しないようくぎを刺す。

 三種町と上小阿仁村の教委でも「県を含めた関係者にも実施要領を守ってもらいたい」「公表のあり方を十分配慮して」という意見が出された。

 三種町の大塚強教育長は「市町村別結果の公表には反対だが、全国の中で自分たちの位置づけを知る調査自体の意義はある」と話した。

 一方、上小阿仁村の小林茂教育長は「子供の数が少ないところは、ちょっとした事情で結果が大きく変わってしまう。さまざまな背景抜きで数字だけを横並びに比較されるのは疑問」と指摘した。

 残る自治体については、今月中に教育委員会を開いて態度を決定する。【百武信幸】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版


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