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労働運動

997名無しさん:2015/10/24(土) 22:25:00
>>996

こうなると、実習生はがんじがらめになり、雇用主に対して強い従属関係が発生してしまいます。千葉県で女性の実習生が雇用主からセクハラや強姦被害を受けるという事件もありましたが、その背景にはこうした従属関係があるのです」(指宿弁護士)

第1次安倍政権で、安倍首相が多用したフレーズは「美しい国、日本」だった。だが、外国人実習生の実態が映し出すホスト国・日本の姿は決して美しくない。むしろ醜悪といってよいほどだ。

なぜ、安倍政権は国際社会から「奴隷労働」と批判されながら、この制度を手放そうとしないのか? 前出の鳥井事務局長がこう指摘する。

「安倍政権になって政府の公文書から『外国人労働者』という表現が消えてしまった事実に注目しています。代わりに登場したのが『外国人材』という言葉です。『外国人材』ならば、高いスキルを持つ研究者やビジネスマンなどのイメージがあり、成長戦略としての受け入れを国民に説明できる。しかし、『外国人労働者』となると、単純労働のできる移民の受け入れを意味しかねない。安倍政権は移民の受け入れを嫌っているのでしょう。

とはいえ、少子化で国内の労働力はどんどん減っている。実習生は安い給料でその穴を埋めてくれる。しかも、3年後には必ず帰国します。だから、安倍政権は『外国人技能実習制度』を手放せないのです」

外国人実習生は現在、約16万人。その多くが日本の地域産業を支えている。そんな実習生に奴隷労働を押しつける制度は一刻も早く廃止すべきじゃないのか?

(取材・文/姜誠)

●週刊プレイボーイ43号(10月13日発売)「なぜ安倍政権は外国人技能実習制度をやめられないのか?」より


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