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労働運動

772とはずがたり:2013/11/20(水) 16:44:49
>>770-773
●10.できる評判を得たいがために、長時間働き続けなければよかった

 課長ぐらいのとき、めちゃくちゃ仕事をした。ほとんど会社を休まなかった。

 なにかで大きな成功をしたあと、また、「次も次も」と、抱えきれない仕事を自らに課して、狂ったように仕事をした。不健康だったし、家族との関係もまずくなった。

 短距離走ではなく、マラソンであるという認識を、しっかりと保つべきだった。

●11.同期が先に昇進したとき、笑って忘れればよかった

 今から思えば、昇進に遅れることは、なんら不思議ではない。でも、当時はどうしても飲み込めなかった。狂ったように働いている最中だったので、余計に飲み込めなかった。

 飲み込めないことが、さらに僕に悪い影響を与えた。周囲からすれば、「おまえごときが何を思っているのか!」ということだったのだろう。

 飲み込む、あるいはすくなくとも、完璧に飲み込んだふりをすればよかった。

●12.社内での自分の評判に、もっと気を使えばよかった

 そんなこんなで僕は、会社の中で「使いにくい頑固な変わり者」になってしまった。社内のこんな評判やイメージは、もはや自分から引きはがすことはできなかった。

 社内、あるいは業界内でも同じだが、いったん自分についたイメージというのは、相当なことがない限り変えることができないのだった。

 僕は自分のイメージを、社内へ伝える重要なメッセージの1つとしてもっと慎重につくりあげるべきであった。

●番外:もっと早く辞めればよかった

 ここまで読んだ大方の人は、「そりゃおまえ、サラリーマンとしては、ダメやわな」という感想を持ったことだろう。

 上を目指してがんばっている若い人は僕のように馬鹿じゃないだろうけど、1つでも思い当たるところがあって、「そうかもな」と思ってくれたらうれしい。

でも、僕の個人的なあくまで超個人的な結論は、これだ。

 もっと早く辞めればよかった。

●著者プロフィール:和田一郎

アンティーク・リサイクル着物を国内外へ販売する「ICHIROYA」代表。昭和34年生まれ。京都大学水産学科卒業後、大手百貨店に入社。家庭用品、販売促進部など。19年勤めたのち、2001年に自主退職して起業。現在に至る。趣味はブログ執筆。


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