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労働運動

74とはずがたり:2006/06/30(金) 23:35:20
高齢者労働率:日本は他の先進諸国より飛び抜けて多く
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060701k0000m040117000c.html

 日本は65歳以上の高齢者になっても働く人の割合が、他の先進諸国と比べ、飛び抜けて多いことが30日、総務省が発表した国勢調査(昨年10月現在)速報から分かった。国立社会保障・人口問題研究所の高橋重郷副所長は「働くことが美徳という伝統的な日本人の意識とともに、格差社会が進んで低所得層が増え、高齢者も働かざるをえない事情があるのではないか」と分析している。

 速報によると、日本の65歳以上の労働力率(人口に占める就業者及び完全失業者の割合)は、22.2%。男性が33.1%、女性は14.2%で、65〜69歳では男性の50.2%が「現役」として働いている。

 これに対し、国際労働機関(ILO)の労働統計年鑑(04年版)によると、主要先進国でフランスは1.2%、ドイツは2.9%と格段に低い。日本と同じように高齢化が目立つイタリアでも3.4%にとどまっている。また、米国は14.4%となっている。「フランスやイタリアは仕事以外に人生の楽しみを見いだす文化の違い」(内閣府)が背景にあるようだ。

 日本では仕事に生きがいを求める国民性があるとされるが、生活の苦しさも高齢者が働く大きな理由の一つだ。内閣府の高齢社会白書(06年版)によると、「高齢者世帯の生活意識調査」で、18.7%が「大変苦しい」、31.2%が「やや苦しい」と回答。半数は生活の苦しさを訴えている。

 また、同白書の「就業を希望する高齢者調査」では、65歳以上の男女の3割以上が「健康維持」を挙げているが、女性の20.1%、男性の13.3%が「収入を得る必要が生じた」と答え、経済的な理由がうかがえる。

 高橋副所長は「この10年間、高齢者の中で経済的な成功者と失敗者の差が顕著になっている」と、格差が更に広がっているとの懸念を示している。

 速報結果は調査票から全市町村で1%を抽出して推計した。確定値は10月に発表される。[葛西大博]

毎日新聞 2006年6月30日 21時16分 (最終更新時間 6月30日 22時28分)


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