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労働運動

57杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/10/30(日) 21:08:36
ネット中毒=ヒッキー=社会不適合とは言い切れないと言う一例。兎角にネットを叩きたがるマスゴミにしてはGJ。

脱ニート、ブログ一役 山形大助教授、シンポで報告
http://www.asahi.com/life/update/1030/003.html
2005年10月30日10時46分

 引きこもりを助長すると悪者扱いされがちなインターネットだが、ニート脱却にブログが効くこともある。そんな事例が、京都市で29日に開かれたシンポジウムで報告された。ブログは日記形式の簡易ホームページ。「ネット上で他者とやり取りをすることが、自分を客観的に見つめるきっかけになることもある」と、報告者の山形大学の加納寛子助教授は指摘する。

 加納助教授は、山形大の学術情報基盤センターに所属。情報機器が心に及ぼす影響を研究。ネット上での情報交換を通じて他人と知り合う機会が多い。やり取りからニート状態とわかった人には相談に乗る。

 ネット上で知り合った人を、克服へと方向づけるのは簡単ではない。

 「ネット上であれ、対話に乗ってくる人は克服できる可能性が高い。でも、そういう人は3人か4人に1人です」

 この2年半の間に、ネットで知り合った人や元教え子ら5人について、立ち直るまでの道筋に立ち会えた。長い人で1年、短い人で2〜3カ月かかった。

 【ケース1】 30代前半男性。ネット上でネット技術の情報交換を通じて助教授と知り合った。

 男性は中学に途中から通わなくなり、引きこもった。「自分がこうなったのは教師や親が原因なのを知ってほしい」とブログを始めた。

 ブログにアフィリエイト(成功報酬型ネット広告)をつけたら、わずかだが報酬を得られた。「これなら自分にも稼げる」。自室でできる仕事を探し、ネットで知り合った個人事業者からウェブ作成の仕事を得られた。月収10万円弱だが、食費を親に渡している。

 「引きこもりがちなニートの人に『外に出なきゃ』と諭す人がいますが、外に出るのが困難ならパソコンの前で稼ぐのも一つの方法です」と加納助教授は指摘する。

 仮想空間のブログから実社会とつながるきっかけができることもある。

 【ケース2】 20代後半男性。成績不振と劣等感から荒れ、高校を退学。大検を受けて進んだ短大でも不登校に。ネット上のオークション(競売)にはまった。ブログに書くと、オークション仲間ができた。仲間との飲み会に参加。会場の店にその後も入り浸った。店長から誘われ、給仕の仕事に就けた。

 加納助教授はニートの人たちに向き合う際、ブログなどに今までの経緯を書くことや、「履歴図」を書いてみることを勧めている。「高校中退」など、一つひとつのできごとと心の動きを矢印でつなぎ時系列で図式化するものだ。「視覚化すると自分を客観視しやすい」

 助教授がニート克服に立ち会った5人はいずれもこの履歴図作りを実践したという。

 29日には「先進IT活用教育シンポジウムin京都」の分科会で、ニート層にとって身近なネット文化をプラスに活用する枠組み作りを討論した。司会した佛教大学教育学部の西之園晴夫教授(教育工学)は「ニートの背景は一律ではなく、克服方法の研究は始まったばかりだが、自分を客観視させる手法として加納助教授の実践は有効だと思う」と評価している。

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