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労働運動

526チバQ:2009/09/09(水) 19:51:33
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20090909/ecc0909091617002-n1.htm
【“ブラック企業”従業員の告白】IT企業の人事担当、採用は激務の連続
2009.09.09
 汎用的なスキルを身につけたくてN・Yさん(24)は、SEを希望して新興のIT企業に就職した。しかし、配属は希望とは全く違う新卒学生採用を担当するセクション。待っていたのは、新興企業ならではの場当たり的な体質で膨れあがった仕事の山だった。学生に向ける笑顔の裏に、人事担当者たちの悲惨な現実があった。

 新卒採用の仕事が、こんなに激務だとは全く思ってもいませんでした。

 学生の時は、人事の方って、すごく大人だなあと思っていましたが、裏に回ればこんな感じなんだなと愕然としましたよ。私が配属されたのは人事部ではなくて、経営企画室という部署でした。広報宣伝、秘書業務などもやりながら、並行して新卒の採用をするというお寒い実態でした。採用担当者の人数は3人だけで、本当に忙しかったです。

 何より大変だったのが、学生の面接・試験日の日程調整です。これを3人でやっていて、私が一番下っ端でしたから雑用も全部押しつけられました。そして毎月の会議の議事録作成も私の仕事でした。採用人数は50人でしたが、さらにいい人材がいれば、それも採用するという感じでした。採用人数はノルマというカタチで、非常にプレッシャーを感じましたよ。

 残業時間はもちろん月によって変わりますが、採用のピーク時には、月に100時間はゆうに超えていました。土日も出勤のときがありましたが、残業手当は全く出ませんでした。採用担当は間接部門ということで営業部門に比べて軽んじられていたんです。

 会社の採用ウェブサイトには、「当社で一番の財産は『人』です。ですから当社では『人材』ではなく、『人財』と考えています」と書いてありますが、全くの大嘘です。

 本当に人を大事にする会社なら、採用にもっと人手を割くべきだと思います。採用担当者が寝不足で疲れた顔をしていたら、学生だって変に思うでしょう。わずか3人で、しかも他の業務と掛け持ちで新卒採用の業務をこなすなんて到底無理です。他の企業では数十人規模の採用をするなら、新卒専従の人員が5人以上いるのが当たり前だということを出入りしている就職情報会社の営業さんを通じて聞きました。苛酷な労働条件のわりにはあまりにも薄給だったので、1年間働いて区切りをつけて退職しましたが、自分が採用した学生さんには、すまない気持ちでいっぱいです。

 彼らのうちの誰かがまた、私と同じ運命をたどるかもしれないと思うと、心が引き裂かれそうです。

■恵比須半蔵(えびす・はんぞう) (株)セミ・ラティスに勤務する就職アドバイザー。著書は「就職先はブラック企業」(彩図社)など


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