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労働運動

521チバQ:2009/08/30(日) 12:59:23
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/155.html
地域からの報告/外海・琴海、長崎市民なのに2区? “はざま”で揺れる有権者

 「長崎市民になったのに選挙区は別。中ぶらりんな状態。選挙に熱も入らないだろう」−。長崎市琴海地区でスイカの収穫作業に汗を流していた男性(74)は作業の手を休め、茶をすすりながらこうつぶやいた。

 西彼南部の5カ町と外海町が2005年に長崎市と合併。琴海町も06年に長崎市となった。07年から県議選の区割りは長崎市区となったが、衆院小選挙区は旧長崎市と5カ町地区が長崎1区、外海、琴海両地区は2区のまま。県内市町で唯一、同じ自治体の中に二つの選挙区が存在する。

 総務省選挙課によると、「平成の大合併」により複数の選挙区にまたがる自治体は06年2月時点で、全国63市町に上る。区割り変更は原則として10年ごとの大規模国勢調査に基づいて行われ、次回は10年の同調査を受けて検討される。

 10期目を目指す自民前職、久間章生候補(68)に、元薬害肝炎訴訟原告の民主、福田衣里子候補(28)ら新人4人が挑む全国屈指の注目区となった長崎2区。だが、“選挙区のはざま”で揺れる両地区では、町議らを中心とした組織がフル稼働する近隣の西彼長与、時津両町などに比べ、各陣営の動きは鈍い。

 もともと保守地盤の両地区だが、合併に伴い、自民党支部がそれぞれ解散。関係者は「これまで町議を中心に支部が選挙を支えてきたが、今は動く人が少ない」とこぼす。危機感を募らせる久間候補は公示前、地区内を回り長崎−佐世保間を約1時間で結ぶ地域高規格道路「西彼杵道路」の早期完成など地域課題の解決を訴えた。

 一方、福田候補は陣営を支える労組関係者らと地区内を2巡、3巡し、地域医療の充実など生活重視の政策を強調。6月には琴海で保守層主体の会合を開くなど労組以外の動きも出ており、地域への浸透を図っている。

 ある陣営幹部は「市町村合併によって、地域内で政治とのかかわりが薄れてきたような気がする」と両地区の印象を吐露。「選挙戦を通じ、生活を良くしていくためには政治の力が必要だということを訴えていきたい」と力を込めた。(西彼中央支局・蓑川裕之)



2009年8月20日長崎新聞掲載


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