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労働運動

518千葉9区:2009/08/29(土) 16:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090828-OYT8T01335.htm
暑さこたえる就職氷河期
政治家は直視を 就活半年内定ゼロ

 就職活動をしている大学生らが携帯電話で書き込むサイトの掲示板には、「持ち駒がなくなった」「もうやめたい」と、いまだに内定をもらえずに苦しむ声があふれている。

 町田市内にある4年制大学に通う女子学生(21)は、「政治家の方は、こうした声を知っているのでしょうか」と、ため息をついた。



就職活動中の女子大生が見つめる携帯サイトは、企業説明会の全日程が満員になっていた  3月から活動を続け、40社以上に応募した。4回の面接を通過し、最終面接までたどり着いた企業もあったが、内定はまだ得ていない。当初は保険会社など希望職種を絞って活動していたが、次第に職種を広げていった。

 8月になり、就職氷河期の深刻さを改めて実感している。携帯サイトに予定が掲載される企業説明会の定員が、この時期でもすぐ満席になってしまうからだ。少し目を離したすきに、チャンスを失ってしまう。一時間おきに携帯をチェックする毎日が続いている。

 先日、説明会で出会った、神奈川県内の中小企業の人事担当者の態度には閉口した。「去年は30人ぐらいしか受けに来なかったし、入社した女子は高卒か短大卒。でも、今年は買い手市場だから、社長は優秀な学生しか取る気がない。『優秀』とは大学名のこと。あなたの大学じゃ、僕だって採らないよ」

 履歴書を出していない段階だったので、大学名だけで下された非情な評価だった。授業をまじめに受けてきたし、昨年1年間は、交換留学でフィリピンの大学で学んだ。国際交流に積極的な大学に誇りを持っていただけに、ショックだった。

バイトで活動費 活動中の日々の生活費にも苦労している。面接などに行く日は、交通費だけで1000円以上。月1万円の携帯電話料金も厳しい。貯金通帳にあった10万円が5月には底をつき、土日にアルバイトをして就職活動の資金にあてている。親からも少し援助してもらっているが、「大学生と高校生の弟がおり、あまり頼れない」と語る。

 就職難の時代を何とかしてほしいと思い、政治に関心を持つようになった。都議選は初めて投票した。衆院選では投開票日当日、投票所で立会人のアルバイトをする。

政権公約に不満 自民、民主両党のマニフェストも読んでみた。「就職活動中の学生に対する支援策がないし、雇用で女性が差別されている実態を反映した具体的な改善策が掲げられていない」と不満を漏らす。営業職は、保険会社以外は男子が優遇されるため、職種が限定されているようなものだ。かといって、今年はどこの企業も事務職の募集が少ない。

 「政治家の視界に若者は入っていないのではないか」と話す女子学生は、自分の1票を投じる先を見つけられずに思案している。

(2009年8月29日 読売新聞)


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