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労働運動
499
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 22:03:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090813-OYT8T00008.htm
争点の現場 09衆院選 10年先見据え産業振興を
景気・雇用対策
求職者で込み合うハローワーク。有効求人倍率は低迷したままだ(鳥取市のハローワーク鳥取で) 「明日から来なくて結構です」。電機メーカーで派遣社員として働いていた倉吉市内の男性(50)は昨年9月末、突然に告げられた。契約は、あと1か月残っていた。
長く大手電機メーカーに勤務し、関西の子会社で労務管理の責任者も務めた。父親の介護のため、退職して昨春にUターン。製造業を中心に約20社を訪ねたが、正社員の職はなかった。派遣会社に登録し、ようやく就いた仕事だった。不況風が吹き荒れる中、労働者がいとも簡単に使い捨てられる現状に、あぜんとした。
鳥取市の無職男性(39)も昨夏、自動車部品会社で雇い止めに遭った。年金暮らしの父親が入院中で、医療費を稼がなくてはならない。ハローワークに通ったが「鳥取にもの作りの仕事はない」。わずかな貯金を取り崩し、ヘルパーの資格講座に通う。
鳥取労働局によると、昨年10月から6月末までに県内で解雇された非正規労働者は2392人。うち2340人(97%)が製造業の従事者だった。大手メーカーの下請け事業所が多く、世界不況のあおりをまともにくらった格好だという。
7月以降は0人。なぜか。「景気が回復した訳ではなく、切られ尽くしたということ」と、ハローワーク鳥取の入江洋司所長。県内の6月の有効求人倍率は0・45倍と低迷を続け、製造業はわずか0・21倍だった。
「助成金をもらい、首の皮一枚でつながっている」。鳥取市の電気器具製造業の社長(62)はため息をつく。今年の受注は昨年の6割に減った。
パートを含めて38人の従業員を抱え、頼みの綱は国の雇用調整助成金。業績悪化で従業員を休ませる企業に、国が休業手当の9割や教育訓練費を助成する制度だ。昨年4〜11月に3件だった県内申請数は、不況の波が県内にも押し寄せた12月から急増、今年6月までに1590件に達した。
社長は「従業員の技術が必要になる時が来るはずで、手放したくない。だが、もう限界。各党の景気対策をしっかり見比べたい」。
とっとり地域連携・総合研究センターの千葉雄二ディレクターは「このまま仕事がない状態が続けば、県外への人口流出が加速し、地域がもたない。5年、10年先を見据えた産業振興が必要だ」と指摘する。
派遣切りに遭った倉吉市の男性は、労務管理の経歴を買われ、今年2月、鳥取労働局の非常勤職員に採用された。中小企業を回り、非正規労働者の待遇改善を働きかけている。「私と同じ思いをさせたくない。勝手な首切りが横行する現状に歯止めをかけないと」
(高山千香)
◇
18日公示、30日投開票の衆院選。先行きの不安が高まる現場から、政治の課題を考える。
(2009年8月13日 読売新聞)
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