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労働運動
497
:
千葉9区
:2009/08/13(木) 20:54:43
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000908130004
総選挙)雇用 新卒対策見えぬ現状
2009年08月13日
「自分にあてはまる公約もあるけど、お題目に終わらないかな」。仙台市青葉区のアルバイト男性(38)は自民、民主両党のマニフェストに目を通した後、そう漏らした。
「フリーター第1世代」だ。90年3月に仙台の高校を卒業。大学受験に失敗して浪人したが、所属していた劇団にのめり込んだ。結局、進学や就職はせず、劇団員を続けながらアルバイトで暮らしている。
当時はバブル絶頂期。世間には「終身雇用でなくても食べていける」という空気があり、自分も本気でそう思った。テレビCMのナレーションなど、好みのアルバイトもすぐに見つかった。だが、もはやえり好みできる状況ではない。時給850円の広告会社が頼りだ。演劇でアルバイトできないことも多く、年金暮らしの親に借金も頼む。
自己実現への探求と「定職に就こうか」との焦りを繰り返し20年が過ぎた。「もう少し稼がなければ年金の保険料も払えない」と思うが「年齢的に正規雇用の枠も少ない。演劇をとったら、何も残らないんじゃないか」とつい思ってしまう。
総選挙のマニフェストで、自民党は39歳までの人を対象にした正規雇用支援、民主党は全労働者への雇用保険適用をうたうが、素直には信じられない。「生活保護も受けられない人がいるくらいなのに、財源はどうするのか。それで消費税を上げられてもな」
フリーター第1世代の登場から約20年を経た今、若者たちの雇用情勢は厳しさを増すばかりだ。夢を追うためどころか、雇用枠からあぶれた「不本意ながら」の新たなフリーター層も、その厚みを増しつつある。
仙台サンプラザ(仙台市宮城野区)で5日に開かれた県内企業と高校の懇談会。仙台市の工業高校で進路指導を担当する教諭は不安を口にした。「例年来ている企業が今年はいない」。参加した企業は89社。昨年に比べて33社も減っていた。
県内では、トヨタ自動車系のセントラル自動車が10年に本社移転してくるため、関連産業の雇用拡大に期待が膨らんでいた。ところが、昨秋以降の世界同時不況。生徒に人気だった系列部品メーカー「トヨタ自動車東北」は、高校新卒者の来春の採用を取りやめた。ほかの系列企業も同じ状況になりそうで、工業高校の専門性すら細る雇用の前では万能たりえない。
宮城労働局によると、県内の新規高卒への求人は1539件で前年比52%減(7月7日現在)。約5千人とされる高卒就職希望者の多くが、定職に就けない恐れも出ている。
総選挙が近づく今、各党の雇用政策は、職業訓練など再就職希望者や派遣労働者向けの対策が目立ち、担当教諭は違和感を覚える。労働者に占める非正規雇用の割合(全国)は、90年の20%から08年は34%に上昇している。「正社員になるには新卒でないと難しい。それなのに、生徒たちの就職対策が聞こえてこない」
11日に仙台市内であった宮城1、2区の合同公開討論会。立候補予定者の9人が顔をそろえ、景気対策として中小企業支援を重ねるなどの考えを述べた。しかし、若者たちの雇用対策を真正面から取り上げた意見はなかった。(箕田拓太)
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