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労働運動

446とはずがたり:2009/06/17(水) 03:07:12
>>444
こんな記事も。音楽・芸術スレ向けか。。

異彩放つ播磨の勤労者音楽協議会
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-203.html
2002/10/25

 景気の低迷の影響が文化、芸術にも影を落とす中、姫路を核とする播磨の勤労者音楽協議会(労音)が元気だ。三十年目の節目を迎えたベートーベン「第九」公演、メンバーによる「民族歌舞団」の取り組みなど、地に足のついた活動を展開し、全国の労音組織の中でも異彩を放っている。(姫路支社 藤本賢市)


異分野との連携など実験的企画も/課題は会員数の伸び悩み

 会員制組織でコンサートなどを企画、鑑賞する労音運動は一九四九年、大阪で旗揚げした。姫路労音は五四年、姫路音楽文化協会を母体に、全国で十一番目の労音として発足した。

 全国の労音は、昭和三十年代をピークに、団体数で約百五十から五十、会員数で約五十万人から約五万人に激減するなど、往年の勢いを失っている。

 しかし、播磨では、会員数こそ四千人台から三千人台になったものの、団体は、姫路を母体に宍粟、加古川などが誕生。さらに加古川から明石、西脇から三木が、それぞれ姫路の“孫”組織として発足するなど、計七団体に増加している。

 さらに、姫路労音は播磨と中国地方の計十組織による「山陽道ブロック」の中核として企画や調整役を務めるなど、全国規模でも存在感を発揮している。

 同労音は発足時に既存団体を発展解消させ、初代会長には合唱指導などで知られる故真下恭さんが就任した。その後も、姫路地方文化団体連絡協議会などの事務局として、中核的な機能を担っている。

 播磨地区の労音と交流する機会が多い大阪新音(旧大阪労音)の五十嵐恵代表幹事は「近隣組織との合同公演や、事前の学習会など、本番を盛り上げるための企画を他地区に先駆けて実施してきた。さらに、活動への熱意が前面に出るなど、土地柄ともいえる独特の雰囲気がある」と、運営面の特徴を指摘する。

 活動も目を引く。まず、例会(主催公演)の出し物を決める作業は極めて慎重だ。各方面から得た情報をもとに候補を挙げ、プロモーターを通さず、本人や事務所と自力で交渉。アーティストとの交流会、ミニコンサートなどを開いてから採否を決める。

 決まった出演者は、とことんもてなす。姫路到着時には、新幹線のホームに横断幕を持って出迎え、公演後の打ち上げでは伝統芸能などを披露。“播磨デビュー”を果たしたアーティストらは、こうした歓迎ぶりに、一様に衝撃を受けるという。

 ただ、長年の課題となっているのは会員数の伸び悩み。打開策として、同労音の川口広航(ひろのぶ)会長は「老舗の良さを生かしつつ、組織を絶えずリフレッシュさせることが大事」と語る。

 流行だけにとらわれず、優れたアーティストを繰り返し取り上げる一方、労音公演に初登場する“新人”発掘に向け、情報交換を活発化する。

 今年七月には舞踊、邦楽、洋楽と異分野の若手によるコラボレーション公演を制作するなど、実験的な企画にも取り組んできた。

 近年、娯楽が多様化し、その上、競争相手となる民間や公立のホールの事業も充実してきた。川口会長は「出演者の知名度や入場料金などの面では、労音の公演は有利ではなくなったかもしれない。しかし、出演者との交流、合唱団員としての参加、舞台裏の準備など、手間をかけるがゆえの充実感は、どこにもないのでは」と、自信をのぞかせる。


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