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労働運動

284千葉9区:2008/12/20(土) 12:09:18
 とても納得できない。それでも、やつれた顔で「申し訳ありません」と繰り返す同世代の担当者を、責める気にはなれなかった。担当者は、その場で「ここしかない」と次の派遣先を紹介してきた。今度は、苫小牧から約800キロ南下した神奈川県の自動車部品工場。トヨタの下請けらしい。すぐに断った。

 「また半年とか契約途中で切られて飛ばされんでしょ」

 1カ月後、丸2年籍を置いた派遣会社を退職した。その担当者は言った。「景気がよくなれば最優先で契約しますから」。半年前にも聞いたせりふだった。

 ■2度の「派遣切り」経験、割れた「次」の選択

 トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)から1381キロ離れたトヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市)へ6月に移った派遣社員の男性5人は、そろって12月8日で雇い止めになった。みな福岡県出身。同じく2度の「派遣切り」を経験した仲間でも、次の選択は割れた。

 山本さんら3人は実家へ。残る2人は派遣会社に紹介された神奈川県の自動車部品工場へ。

 山本さんは11日、福岡市近郊の実家に戻った。仕事は未定。公務員だった父(60)の勧め通り、就職に有利な資格を取ろうかと思っている。

 2年間の「派遣生活」。派遣社員が軽く扱われるのは「派遣社員の側にも原因がある」と思うようになった。見学気分で入って数日で来なくなる人、何を言われても「できません」と言い張る人。「10人入ったら5人も残らない」というのが現場の実感だという。一方、正社員への登用を夢見て仕事に励む派遣社員もいて、「ハケン」の一言ではくくれないと感じた。     

 はじめから派遣社員だったわけではない。専門学校を出て、21歳で福岡県内の情報処理会社に正社員として就職した。職場のごたごたで06年夏、28歳で退職。再就職を焦っていたとき、新聞で「自動車関連産業人材育成講座」の記事を見つけた。


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