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労働運動

283千葉9区:2008/12/20(土) 12:08:58
ハケンの旅、九州、北海道…「また飛ばされんでしょ」(1/3ページ)
2008年12月20日11時43分
 北海道の冬は日が短い。今月上旬の午後4時半、道南の苫小牧市でも外は真っ暗だ。気温は零下1度。日陰に雪が残る。

 「こっちの寒さにも慣れてきたのに……」。市街地のアパートの一室で、トヨタ自動車北海道(同市)の派遣社員だった山本和行さん(30)=仮名=は荷造りの手を止め、「激動の1年」を振り返った。引っ越し荷物の送り先は福岡市近郊の実家だ。

 始まりは4月だった。

 人材派遣会社からトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の工場に派遣されて1年余り。職場の責任者から「減産するので、一部の派遣社員は6月で辞めてもらう」と契約解除を予告された。

 大型連休明けの5月上旬、派遣会社から自分もその1人なのだと知らされた。契約期間は6カ月。3度目の更新は1カ月後だった。派遣会社の担当者は「景気がよくなれば戻れますから」。仕方ないか、と納得した。

 次の派遣先として大分県、愛知県、北海道の自動車工場を紹介された。そのうちトヨタ九州に戻れるだろうと思い、旅行気分も手伝って、1381キロ離れた北海道の工場に決めた。他に20〜30代の4人も同じ道を選んだ。

 週末の6月6日まで九州で働き、8日に引っ越し。半袖シャツで新千歳空港に降り立つと肌寒かった。週明けの9日から勤務の強行軍だった。

 トヨタ北海道でも6カ月の契約。米国発の金融危機が深刻になった10月末、残業がなくなった。派遣会社の支店幹部から「職場の評価がいいから契約更新は大丈夫」と言われても、半信半疑で聞いた。

 11月になって、インターネットでニュースを見た。《トヨタ7割減益予想》。その数日後の夜、仕事からアパートに戻ると、派遣会社の担当者が訪ねてきた。「トヨタ側が契約は更新できないと言ってきました……」


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