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労働運動

256千葉9区:2008/11/30(日) 01:38:54
http://mainichi.jp/select/opinion/newsup/news/20081112ddn005040043000c.html
ニュースUP:若い世代の酒離れ ノミュニケーション考=経済部・清水直樹
 ◇気遣いより個の気楽
 「今の若い者は酒を飲まんなぁ」。酒場や職場で、こんなぼやきをよく耳にする。部下や後輩が誘いに応じない。32歳の私も「酒に誘われないようでは半人前」と言う先輩にかつては違和感を抱いたが、飲みながら学ぶことも少なくなかった。酒を通じて交流する「ノミュニケーション」が減ったわけを探ると、飲み会などの「集まり」に対する考え方の変化が浮かんできた。
 金曜日の深夜。帰宅すると、駅前のコンビニエンスストアで買った焼酎とつまみの菓子を居間のテーブルに置く。妻子は寝ている。携帯電話で学生時代の友人の番号を押す。「飲みながら話せる?」「ええで」。大阪市内の大手化学メーカーに務める男性(34)は月に数回、携帯電話で「バーチャル宴会」を開く。通話料が安くなる夜間に、近況報告や仕事の愚痴を言い合う。相手の勤務先も大阪市内だが、飲み屋は「周りに客がいて気兼ねなく話せない」ので、送別会のような義務的会合でないと行かない。でも酒は好きで、晩酌は欠かさない。会わずに飲んで楽しい? 「一人でリラックスして友人と話せる時間は貴重」と彼は答えた。
 「昨夜も飲み会だったと話したら、2日連続になるのに何の飲み会だったのと聞かれた」。静岡県の出版社に来春の就職が内定した京都市の大学生、平山可織さん(22)は、関西在住の内定者11人が集まり大阪市内で開いた懇親会で、こう聞き返されて驚いた。平山さんは、サークル仲間と飲みに出かけるのが自然な学生生活を過ごし、懇親会の前夜も気にせず飲みに出かけたが、内定者仲間には異常に映ったようだ。「飲み会って、非日常的なイベントだと思っているみたい」
 一方、大阪市内の繊維メーカーの男性課長(43)は、部下の若手社員を3週連続で金曜日に飲みに誘い、いずれも「予定がある」と断られた。職場で業務の意思疎通はできている自信はあるが、本音がつかめない。無理強いしたくない気持ちを抑えて誘っただけに、落胆は大きかった。「いっしょに飲んでほしいのではない。話がしたいんだ」
 キリンホールディングスの調査機関、キリン食生活文化研究所の8月のネットアンケートでは、飲み会に参加する目的について、「コミュニケーションを取りたい」が上司(73%)、部下(58%)ともにトップだった。その一方で、「行きたくないが付き合いで参加する」と答えた部下も17%(上司は5%)に達した。部下は上司と話はしたいが、飲み会には出たくないと考えている。
 気の合う仲間と外で飲む機会も限られ、職場の上司とも飲まない。飲み会は特別な行事で、気軽に行くという発想も乏しい。そんな風潮が広まっているのか。私にも、酒は好きだが飲み会は嫌いという友人がいる。飲み会の前に話題を用意していないと不安になるからだそうだ。そんな気兼ねが不要なのが「バーチャル飲み会」だとしたら、少しさびしい。


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