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労働運動

2559OS5:2024/12/13(金) 11:36:44
https://www.tokyo-np.co.jp/article/372476?rct=sukima_arbeit
行き先不明のバスでスキマバイトへ 私の仕事は「違法な日雇い?」 港湾業者や弁護士に聞けば聞くほど…
2024年12月11日 06時00分
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〈スキマバイトの隙間  乱立するアプリの陰で〉第5回
スマホ1台あれば、空いた時間にアプリを通じて履歴書も面接もなしに仕事ができる「スキマバイト」。
記者が働いてみると、多くの疑問と謎に直面した。取材を通じて、働き方を問い直します(4〜6回は加藤豊大が担当します)。
◆朝7時の品川駅。指示は「海側へ歩く人たちについて行き…」
冷凍カニの荷下ろしバイトの雇用主は、ある人材企業「日本レイバー」(東京都台東区)だった。
会社のウェブサイトによると、労働者派遣事業、有料職業紹介の許可を受けている。
スキマバイト「シェアフル」では「待機(スタンバイ枠)」での募集だった。
朝、現場に行き、欠員があれば代わりに夕方まで働く。
2時間待機した上で欠員がなければ、その分だけの時給を受け取って帰る。
午前7時に品川駅近くを出発する送迎バス。行き先は告げられず、「最初のバス停で降りてください」との指示があるだけだった

現場までは、JR品川駅近くの路上に止まった午前7時発の送迎バスに乗るよう指示を受けた。
「最初のバス停で何人か降りますので一緒に下車してください」
「海側へ歩く人たちについて行き、建物に入って2階まで行ってください」
事前説明はそれだけ。具体名が一つも出てこない──。
目的地まで行けるか不安だった。
◆「違法な日雇い派遣?」それでも、堂々としている求人の背景が気になった
バスに乗り指示通り動いた結果、たどり着いたのが物流会社「中村荷役」(大田区)。
会社名は事務所に掲げられた看板を見て把握することができた。
この段階で初めて、この日の就業場所が分かった。
欠員が出たらしく、到着してすぐ「きょう入ろうか」と就業を告げられた。
午前9時〜午後5時の8時間、マンツーマンで仕事を教えてもらい、休憩や終業時間を指示してくれたのは、中村荷役で20年以上勤務するベテラン社員だった。
取材を始めたばかりだったが、日雇い派遣が禁止されていることは知っていた。
ワーキングプアの発生につながるような非正規労働の固定化を防ぐため、派遣会社は、日雇い(正確には労働期間が30日以下)の労働者を別の企業に派遣することはできない。
労働者派遣法によって禁止されている。
日本レイバーを「派遣元」、中村荷役を「派遣先」とする派遣契約が結ばれ、私が1日限りで派遣されていたのだとすれば…。
これは違法な日雇い派遣ではないのか?
だが、大手のスキマバイトアプリで堂々と募集が掛けられている求人だ。
日雇い労働の禁止という規制には抵触しない何かがきっとあるのだろう。
専門家の見解を聞く必要があった。
◆「偽装請負って可能性もありますね」
以前から取材で助けてもらっていた千葉県内の弁護士を通じ、大阪府の事務所に勤める村田浩治弁護士の紹介を受けた。
市民団体「非正規労働者の権利実現全国会議」の事務局長を務め、スキマバイトについて聞くには適任の人物だ。
働くことになった会社名や業務内容は伝えず、「A社とB社の事例だ」として手短にメールで伝えた。
すると1時間後には早速返信があり、事務所に電話をした。
「違法な労働者派遣かもしくは、偽装請負って可能性もありますね」
村田弁護士はそう切り出した...
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