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労働運動

251とはずがたり:2008/11/25(火) 02:58:39

【ドラマ・企業攻防】USJがホームレスの自立支援 パークを支える陰の力
2008.11.24 18:52
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081124/trd0811241854009-n1.htm

ベンチの補修に取り組む自立支援センターの入所者。同センターの請け負う仕事の中でもハードな作業の一つだ=大阪市此花区 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイのホームレス自立支援活動が、注目を集めている。ホームレス自立支援センターと連携し、パーク内ベンチの補修といった職業訓練を通じてセンター入所者の自立をサポートする取り組みだ。その裏には「仕事に対する意欲を持ち、就労の喜びを知ってもらいたい」というユー・エス・ジェイOBの熱い思いがある。

 ユー・エス・ジェイが本格的なホームレスの自立支援活動に乗り出したのは平成19年4月のこと。大阪市此花区のホームレス自立支援センターに対し、職業訓練メニューの一つとしてベンチの補修作業の委託を始めたのだ。

 仕かけ人は、NPO(特定非営利活動)法人「フレンドシップ アソシエーション」(大阪市港区)代表理事の藤野洋さん(75)。藤野さんはユー・エス・ジェイのテクニカルサービス部(現・技術部)部長として、陰からパーク運営を支えてきた。

 平成16年に定年退職したが、「現役時代に培った技術で何らかの社会貢献をしたい」と3年前、現在のNPOを立ち上げた。

 当初、藤野さんが取り組んだのは、知的障害者施設の入所者を対象とする仕事の斡旋(あっせん)活動だった。

 そこで着目したのが、かつての勤め先であるユー・エス・ジェイ。

 パーク内のベンチの補修作業を請け負ったところ「入所者の評判がよかった。何時間でも仕事をしてくれた」(藤野さん)ため、タイアップする格好で社会貢献活動がスタートした。

 「知的障害者施設の入所者だけでなく、ホームレスの自立支援活動に活用できないか」

 藤野さんがこう考えたのは、ベンチの補修作業がジワジワと成果を挙げたからにほかならない。

 自立支援センター入所者への技術指導は、ユー・エス・ジェイの職員などが担当した。フレームから座板を外して磨いたあと、ベンチ全体の塗装を施す。これが一連の作業の流れだ。納品期間は原則として1週間と決められている。

 同センターの請け負う仕事の中で、このベンチ補修は給料が高い。

 「3カ月で14〜15万円を稼ぐことができる。センター退所後の自立資金として活用する入所者も少なくない」。センターの石津賢治所長(56)はこう打ち明ける。

 現在、パーク内には約270のベンチがあり、年2回の補修が行われている。ユー・エス・ジェイでは、この作業を同センターを含む4つの施設に業務発注している。

 「たくさんの人々に喜びを与えること」がテーマパーク事業者の使命と考えるユー・エス・ジェイ。華やかなパーク運営の裏で社員とOBが一体となり、社会貢献活動でもその使命をまっとうしようと試行錯誤を重ねている。


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