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労働運動

2363チバQ:2021/11/10(水) 10:53:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/0405ba332f0f9d37179c8309f98278bfe3397831
「時給12円上がっただけ」無期雇用移行も…月給変わらず肩落とす53歳
11/9(火) 11:19配信

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西日本新聞
無期雇用に移行するのを、勤務先から渋られた50代男性。待遇が変わらないのに納得がいかない

 決められた雇用期間で働く有期契約労働者が、5年を超えて勤務すれば、期間の定めのない無期契約に移行できる「無期転換ルール」。労働契約法改正で2013年に導入され、雇い止めの解消につながる一方、賃金などは「非正規時代」と変わらない状況が生じている。法律は待遇の引き上げまでは求めていないためで、働き手のメリットは雇用継続だけに限られ、生活苦や老後の不安は残ったままだ。

【画像】労働契約法による無期雇用転換の流れ

 「給料は時給が何年かで12円、上がっただけ。もっと良くなると思ったのに」

 佐賀県の男性(53)は肩を落とす。仕事は倉庫で注文品を集めて箱に入れるピッキング作業。勤務先と1年ごとに雇用契約を更新し、16年間働いてきた。

 ルール導入に合わせて無期契約になったが、待遇はほぼ変わらない。月給は手取り約12万円。賞与は2万円台の支給が年2回。「ボーナスの時期は憂鬱(ゆううつ)になる。こんなはした金かって」

 仕事内容が正社員と違うのは分かっていても、経験を評価してほしい思いもある。重労働のため仕事を掛け持ちする気にはなれず、転職もかなわなかった。

 独身で70代後半の両親と3人暮らし。これから介護が必要になると思うと不安になる。「自分も親も年を取っていく。なんとかしないと、と思うけど…」

     ∞∞

 国は無期転換ルールを導入する際、円滑に進めるため企業向けのハンドブックを作成した。その中で、有期契約労働者の約3割が5年を超えて契約を更新して働いているとし、こう指摘した。「多くの会社にとって、有期社員が戦力として定着しているといえます」

 その上で、長期間雇用されている有期労働者は事実上、会社に不可欠な労働力であり、無期契約にすることは自然で実態に沿う措置、としている。

 一方、ルールが明記された労働契約法は労働条件について、直前の有期契約の内容を引き継ぐと定めている。賃金や待遇は労働協約や就業規則などで特別な定めがない限り、原則として「非正規時代」のまま据え置かれる。このため、無期になった労働者の大半が男性のような立場に陥っている。

 会社の枠を超え、1人からでも加入できる労働組合「連合福岡ユニオン」によると、雇用条件の相談は相次いでいるという。寺山早苗書記長は「フルタイムの無期雇用になれば、同一労働同一賃金を定めた『パートタイム・有期雇用労働法』の対象からも外れてしまう。待遇の悪い新たな立場の労働者が生まれたことになる」と指摘する。

 福岡県内の女性(63)も無期契約になったが、給料は変わらない。1年ごとに雇用契約を更新し、10年ほど働いてきた。月給は手取り約12万円のままという。

 改善を求めたいが、「要求すればするほど自分の立場が悪くなりそうで」

 独身で1人暮らし。遠方の母の具合が悪くなれば、介護のため転居するかもしれない。今は別の仕事もして将来に備えている。


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