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労働運動

2338とはずがたり:2021/10/01(金) 22:58:40
野党結集の邪魔者?「連合」と共産の「リアルパワー」。迫る総選挙に向けて数字で考えてみた
https://news.yahoo.co.jp/byline/tarobando/20210712-00247504
坂東太郎日本ニュース時事能力検定協会認定講師
7/12(月) 6:00

 7月4日に投開票された東京都議会議員選挙について立憲民主党・安住淳国対委員長の発言が注目されました。同党と日本共産党が進めた候補者調整の成果を強調する一方で、共闘に反対した「連合」の東京組織の実力に疑問符をつけたのです。「リアルパワーは何なのか」とも。

 国政与党は自民・公明。「是々非々」を旨とする日本維新の会を除く立憲、共産、国民民主党、社民党らは本来一致結束して政権を獲りにいくべきです。ところが主敵の自民への陣構えの段階で相変わらずゴタゴタ。常に出てくるワードが「連合」。いったい何ものでしょうか。

 なお本稿では「連合」と共産党の間にあるイデオロギー(主義主張)対立の歴史は重要と認識しつつ最小限に止め、ここでは数字いじりを主に展開します。

組合員数700万人
 連合の正式名称は「日本労働組合総連合会」。労働組合の全国中央組織です。労働組合とは働く者を組合員として雇用を守り、環境改善のため賃上げを求めるといった目的を持ち、主として経営者と法に基づく交渉などを行う団体。連合の組合員数は約700万人です。

 大企業経営者らで作る経団連(日本経済団体連合会)などが自民を支持しているため、連合は立憲・国民両党を支援します。いわば応援団。

 終戦直後の「労働組合ブーム」の頃から共産主義革命を目指す団体と嫌悪するグループがさまざまな形で対立してきました。「連合」を構成するはおおむね反共。だから立憲が共産党へ接近すると露骨に嫌がるのです。

 ただ現有勢力で連合は共産を支持する中央組織「全労連」の9倍以上と圧していて「数の取り合い」は問題となりません。

「立・国」支持は約35%。自民支持が約21%も
 連合の大きな特長は「大企業・団体の正規雇用者組合」である点(最大勢力の「UAゼンセン」のみ異なる)。700万人といっても日本の雇用者数約5660万人の12.5%。有権者約1億660万人で比較するとたった6.5%に過ぎないのです。

 現在の連合が応援する立憲・国民の多くが民進党として1つにまとまっていた2016年参院選の比例区獲得票は約1175万。700万票が占める割合は約6割ですから、確かに得がたい支持母体ではあります。

 ただこの計算は組合員が執行部が打ち出した支持政党へ皆投票しているとの仮定に基づきます。19年に連合自身が行ったアンケート調査によると支持政党は「なし」が36.0%と最も多く、推奨される「立憲民主党+国民民主党」は34.9%に過ぎません。対して自民党が20.8%もいるのです。また棄権者は15%ほどいます。

 全有権者の「無党派層」が投票した先は16年参院比例区で自民と民進が各々約25%。連合組合員だから思い切って支持政党なしの得票先を倍の5割と推測すると18%。棄権者を除く分母は700万×(1-0.15)=595万人。ここに「立憲民主党+国民民主党」34.9%と18%を足した52.9%をかけると約315万票。このあたりが連合票の「リアルパワー」(安住氏)かと。他方、自民には約124万票がわたっています。


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