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労働運動
1796
:
チバQ
:2018/08/08(水) 18:15:21
待望の妊娠も、報告に緊張
また、妊娠を報告するときは、特別な緊張感があったと言います。
園長へはずっと妊娠の希望を伝えてはいたものの、自身の出産予定日のタイミングが同僚とわずか2カ月しか変わらなくなったからです。「うれしいのはもちろんだけれど、『私も産休に入ってしまえば、そのあいだ、子どもたちは大丈夫かな』という不安もありました」
【平成家族】「妊娠の順番」、察し合う職場の空気の正体 上司「おめでたの報告、うれしいけれど……」
電卓をたたき、求人票を記入する園長。「人がなかなか来てくれない」と打ち明ける
園長「おめでたの報告はうれしいけれど」
女性から報告を受けた園長は、「おめでとう!」と祝福の言葉をかけました。しかしその一方で、頭の中では「職場の調整がうまくいくか」と気をもんでしまうのも事実だといいます。
園長によると、保育士が産休を取る場合、「産休代替」の職員を置くことになるものの、なり手が見つからなかったり、その費用の工面が必要だったり。認可園でも、私立の場合は人繰りも園長の裁量で行わなくてはならず、負担は大きいといいます。
「おめでたの報告は本当にうれしい。なのに、保育士も園も心のどこかで心配な気持ちを残してしまう。なんだかちぐはぐですよね」
一部では、「保育園では、保育士の妊娠の順番が決められている」とするニュースが話題となっています。このことについて、女性と園長は口をそろえて「そうなってしまうのも、人手不足が深刻な保育現場を見ている自分たちからすれば、一概に責めることができない」と言います。
「安心して妊娠・出産ができるようにするには、保育士の働き方の現状を変えるしかない」。受け入れる子どもの人数によって定められている配置基準を見直すことや、産後の保育士も安心して戻れるような環境整備も必要だと訴えます。
柔軟な働き方できる余地を
妊娠・出産をした従業員の働き方に悩みを抱えているのは、保育現場に限ったことではありません。
社会保険労務士として企業の労務管理相談を受けるほか、企業主導型保育施設の運営・コンサルティングも手がける「ワーク・イノベーション」代表の菊地加奈子さんは、「拘束時間が長いシフト制の職場や、年齢層や性別が偏っている職場から相談を持ちかけられるケースが多い」と言います。
たとえば百貨店やアパレル業界。店頭に立っているのが女性中心で、週末も休まずに働いており、シフト制で休みを交代で取っているところがほとんどという職種です。
そこで一部の社員に「休み」や「業務軽減」などの配慮をすると、そのしわ寄せは他の社員にいってしまい、不満がたまりがちになります。
「なんであの人ばっかり」「自分は損をしている」。そんな不満をためないためにも、賃金制度で差を付けるなども一手だとアドバイスするという菊地さん。もともと妊娠・出産した女性は退職してしまうことが多かった職場ほど、育休復帰後の女性社員の働き方を構築することに慣れておらず、対応に苦慮しているのが実態のようです。
一方、菊地さんが運営している園では、法定基準を上回る数の保育士を採用、配置しており、妊娠・出産などのフォローを手厚くできるような体制を整える工夫をしています。
実際、運営する園では、常に誰かが産休・育休を取っているそうです。菊地さんの園では、閉園時間を比較的早い午後6時半にしています。長時間開所の保育園が増えるなか、小さな子どもを育てる保育士も、無理なく働けるよう意識しています。
また、給与を手厚くするなどの福利厚生も重視し、「働きたい」「ここでなら働ける」という人が増えるような仕組み作りを心がけていると言います。
「妊娠・出産に限らず、病気などさまざまな事情を抱えた社員が安心して働くために、それぞれが柔軟な働き方ができる余地を残しておく。これはマネジメント側が意識しなければなりません。そして、働く側も、権利を主張するだけではなく、『自分のキャリア形成』の面からも、いまどういう働き方をしたいか、しっかり考えましょう」と話します。
【平成家族】「妊娠の順番」、察し合う職場の空気の正体 上司「おめでたの報告、うれしいけれど……」
家族のあり方が多様に広がる中、新しい価値観とこれまでの価値観の狭間にある現実を描く「平成家族」
連載「平成家族」
この記事は朝日新聞社とYahoo!ニュースの共同企画による連載記事です。家族のあり方が多様に広がる中、新しい価値観とこれまでの価値観の狭間にある現実を描く「平成家族」。今回は「妊娠・出産」をテーマに、6月29日から7月8日まで計10本公開します。
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