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労働運動
1791
:
チバQ
:2018/08/08(水) 03:16:27
「価値を生まない仕事は減らす」
企業社会で正社員一般事務の仕事がじわじわ消えつつあるのとは裏腹に、早慶上智クラスのいわゆる有名大学の学生でも昨今、一般職の希望者は少なくない。その理由は、むしろ切実でもある。
「結婚や妊娠、出産のことを考えると、国内外問わず転勤の可能性がある総合職は選択肢にはありませんでした」(20代、慶應大卒、総合商社女性)
「正社員として一生、働き続けたいからこそ、一般職を受けています」(金融業界を中心に、2017年に就職活動をした上智大の女性)
しかし一般事務職の消滅は、これからのキャリアの長い新卒採用領域ではもっと顕著だ。
2017年秋、三菱UFJ銀行、みずほFG、三井住友FGと3メガ合算で、数年かけて約3万2000人分の「業務量削減」方針が報じられた。
新卒採用も当然抑制され、最も大幅に減らすみずほFGでは、2017年卒では1100人程度採用していた一般職を、2019卒では200人にまで絞る。
「価値を生まない仕事は減らしたい。自動化したいという狙いです」
そう話すのは、損害保険ジャパン日本興亜の業務改革推進部の責任者。同社は2017年秋から、それまで人の手を介してきた社内手続きや入力などの単純作業に、RPA(ロボットによる業務自動化)を導入。同年度末までに、労働時間で9万7000時間を削減した。
金融業界で、一般職に代わる「転勤なし職種」としてつくられた「エリア職」をなくしてしまおうと決めたのは、グループ傘下の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険だ。7月から職種を転勤ありの「基幹職」に一本化し、採用も同様にした。
「時代はロボット化やAI化が進む変化のフェーズに入った。区分があるとどうしても、(女性の多いエリア職は)事務職の意識を引きずってしまいますが、それは本人にとっても組織にとってもデメリットになりかねません」
そう話すのは、人財開発部課長代理の坪井正登さんだ。
「一旦ここで、全員がマインドチェンジを図りたいという考えです」
産業革命で工業化が進み、大量生産が可能になる一方、手工業が消えていったように、単純な事務作業がテクノロジーに置き換わっていくのは時間の問題でもある。
捨てる神あれば拾う神?
ただし、消える仕事が出てくる一方で、新しく生まれる仕事が出てくるのも事実だ。
象徴的なのが、まさに消える一般職の主要因ともいえるRPA(ロボットによる事務職の自動化)の、職場への導入を進める「RPA人材」だ。
女性の就業支援のWarisはRPAテクノロジーズら複数社と共同で、RPA開発のスキルを身につけたい女性向けにオンライン講座を6月に開講。2度にわたる開催にはそれぞれ、定員50人を大きく上回る応募があったという。
「受講者は、もともとバックオフィスで事務をやってきた離職中の女性が多いです。ベースの知識があるので、ITスキルを身につけることで、より時給の高い仕事ができる」
RPAのオンライン講座の受講者支援を担当する黒須優貴さん(26)は言う。
自身も、不動産業界で飛び込み営業を続ける働き方に限界を感じ、転職。RPA講座の受講者でもある。「単純な事務作業の自動化で、より知的な仕事が増える機会に携われて、やりがいを感じている」と話す。
「(事務職のような)バックオフィス業務には、調整力やコミュニケーション能力など、新たな職種でも活かせる能力をもつ人はたくさんいます。テクノロジーを使ったスキルを身につけるなど、柔軟なマインドを持って学び続けることで、変化に対応することは十分にできる」
Warisの田中美和代表は、そう投げかける。
長年、転職市場の変化を追う、リクナビNEXT編集長の藤井薫さんは言う。
「AIやロボットがタスクを奪う議論は常にありますが、人間だけができる仕事は実は多い。(一般事務職が)消えると言うより、タスク(作業)が消えて、新たな仕事は増える。つまり、トランスフォーム(変わる)が実態ではないでしょうか」
(文・滝川麻衣子、写真・今村拓馬)
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