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労働運動

1615とはずがたり:2017/12/25(月) 17:47:36
>>707

志村建世2012年11月05日 21:53
UIゼンセン同盟からUAゼンセンへ、日本最大の労働組合が統合
http://blogos.com/article/49678/
 
 UIゼンセン同盟は、116万名の組合員を擁する日本で最大の労働組合です。この組合が明日から新たな組織統合で、141万名のUAゼンセン(正式名称は「全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟」)となります。今日はUIゼンセン同盟としての最終日ということで、パシフィコ横浜を会場として「躍進セレモニー」が行われました。

 長い正式名称からも察せられるように、多種多様な労働組合を集めてきた歴史経過がありますが、中核となったのは戦後すぐから結成された「全繊同盟」でした。その前史は、紡績女工と呼ばれた繊維労働者を組織化した大正時代の「友愛会」、後の「労働総同盟」から始まります。戦後には、「人権スト」として知られる近江絹糸の大争議も経験しています。

 私は1968年から縁があって全繊同盟の組合員教育をお手伝いするようになり、今に至っていますから、もう44年間ものおつきあいになります。私にとっても、大きな勉強の場でした。

 全繊同盟には高度成長期に流通産業など新しい業種が加わるようになり、組織名をカタカナの「ゼンセン同盟」に変更しました。その後、10年前に「全化同盟」「一般同盟」を主軸とする「CSG連合」と組織統合して「UIゼンセン同盟」となり、明日からは百貨店の労組を中心とするJSD(サービス・流通連合)と統合して「UAゼンセン」になるのです。

 UIゼンセン同盟について特筆すべきは、この10年間に組織人員を1.5倍に増やしていることです。これは、正社員以外のパート、派遣など「非正規労働」の組合員や、クラフトユニオンなど、職能別の組合員を増やしてきた結果です。連合の中でも、時代に適応して伸びてきた、ほとんど唯一の労働組合と言ってもいいでしょう。今は正社員以外の組合員が半数を占めています。

 そして単に組織が大きいばかりでなく、企業再生法に便乗した不当解雇は無効とする最高裁の決定を得た「山田紡績事件」など、社会的にも影響力の大きい交渉力を保持しています。先代の会長で、前連合会長でもある高木剛氏は、記念講演の中でWorkers First (働く者が一番)の思想を述べていました。株主の利益が一番でないのです。
 明日から始まる新組織の動向を、私はこれからも見守りたいと思います。


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