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労働運動
1591
:
チバQ
:2017/11/08(水) 21:37:38
浮いた時間、どう使う?
「フラリーマンは働き方改革が生んだあだ花」と受け止めているのは、子育てに参加する父親を支援するNPO法人「ファザーリング・ジャパン」代表の安藤哲也さんだ。「今までは残業が当然だったし、残業代も付くので、本人も家にいる妻もそれで良かった。それがいきなり残業するなという話になっても、家庭は夫が帰ってこない前提で回っているので居場所がない。残業代がなくなって給料も増えていないので、家電量販店や、お金があまりかからないWi-Fi(無線LAN)が使えるカフェ、ゲームセンターで時間を潰すしかない」。かくしてフラリーマンが生まれるというわけだ。一方、働く妻たちは仕事を終えればまっしぐらに帰宅。子どもの食事の支度や家事で忙しく、フラリーマンになる余裕はない。
フラリーマンが行き着く先が気に掛かる。夫婦問題について詳しいカウンセラーの小林美智子さんに尋ねると「フラリーマンは帰宅恐怖症の予備軍だと思います」とドキリとする答えが返ってきた。
小林さんは著書「帰宅恐怖症」で、妻の機嫌をうかがううちに恐怖を感じ、帰宅がおっくうになっていく夫の事例を挙げている。「フラリーマンは、家事や育児に関わらなければいけないというのは分かっているけれど、あれやこれや言われるのが面倒くさいと逃げているのかもしれませんね」。そう指摘した上でフラリーマンに「イエローカード」を提示する。「女性は記憶力がいいので、自分が大変な時に夫が何をしてくれたか、くれなかったかを忘れません。そこから夫婦関係が左右されるところもある。とにかくふらふらしていないで、家に帰ることです。本当に帰れなくなりますよ」
家に足を向けるにはどうすればいいのだろう。渋谷さんは「家庭での居場所を作ることです」と提案する。居場所とは心理学ではテリトリーを指す。「家族という集団の中での役割をきっちりこなすことが必要です。期待される存在になればみんなから認められ、居場所ができます」
なぜ役割分担ができなかったのかという疑問がある。渋谷さんいわく、男性の家事や育児は気分次第だから。ルーティンとしている妻から見れば、ペースを乱されることこの上ないのだそうだ。「妻が何をしてほしいと思っているのか、まず聞いてみることが大切です。これは心理学で『ノッキング行動』と言います。相手のテリトリーをノックして、意向をうかがう。基本は人間関係。会社でも家庭でも同じです」。決して難しいことではないのだ。
男性の立場から安藤さんは「息抜きは必要。でもそれが単なる暇潰しになってしまうのはもったいない。せっかく働き方改革で増えた時間なんだから、もっと有効に使ったらいい」と語る。「語学を習ったり勉強会に出たり。自分のキャリアデザインを考えてみたらいいのではないでしょうか。奥さんにしても、夫の成長とか将来ビジョンとか、それが家族にどういうプラスを生み出すのかが見えれば、きっと理解してくれると思いますよ。働き方改革は生き方改革。改革で浮いた時間を何にどう使うかというのが問われているんだと思います」
ふらふらするのも悪くない。でも、せっかくなら前向きに。フラリーマンになるだけではもったいないと思いませんか。
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