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労働運動

1186とはずがたり:2016/09/10(土) 23:51:44
2016年9月10日
現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究)
http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52224514.html

 ピザ大好き国家、アメリカの研究である。

 月曜の朝、職場に到着すると3通のメールが届いている。いずれもその日の成果に対する報酬を約束するものだ。1通目には現金のボーナスが。2通目は上司から滅多にもらえない褒め言葉。そして、3通目にはピザの無料クーポンが提示されている。さてこれらのうち、社員のその日一日の仕事のモチベーションが最もあがるのはどれだろうか?

 アメリカ、ニューヨーク州デューク大学の心理学と行動経済学の教授であるダン・アリエリーの実験によると、1位がピザだったそうだ。そして、2位には僅差で褒め言葉がくる。

工場勤務者に3種の報酬メールを発送しその日の成果を測定

 彼の著書『Payoff: The Hidden Logic That Shapes Our Motivations(給料日:やる気を形作る隠れた論理)』では、イスラエルにあるインテルの半導体工場で働く従業員が参加したある実験について語られている。

 その実験では、まさに先ほど説明したようなことが起きたのだ。従業員は週明けに「現金(約3000円)」、「ピザ」、「ボスからの褒め言葉」のうちの1通の報酬に関するメールを受信した(ただし、4分の1は対照群としてメールを受け取っていない。ゆえに報酬もなし)。

 この工場はこの類の実験には理想的な場所だった。なぜなら、そこで作られているものは有形のもの(無数のコンピューターチップ)であり、計測可能だったからだ。もっともやる気が引きだせていたのはピザ

 実験初日が終わったとき、従業員からもっともやる気を引き出していたのピザだった。対照群との比較で、生産性が6.7パーセント上昇していたという。

 そして次が上司からの褒め言葉(上司から「よくやったぞ!」というメールが届く)で、生産性を6.6パーセント上昇させた。

 更に会社にとってかなり驚きだったことに、現金のボーナスでは4.9パーセントと最下位の結果に終わっている。


現金報酬を受け取ったグループは2日目以降生産効率が一番落ちる

 30ドル(約3,000円)はそれほど大きな額ではないが突然の報酬となればうれしいはずだ。ところがその後数日で意外すぎる結果が生まれる。2日目、現金ボーナスが提示されたグループは、ピザ・褒め言葉などの対照群と比べて、13.2パーセントも生産性が落ちたのだ。

 それから数日はこの結果が続く。そして、1週間全体としては、会社が資金を投じたにもかかわらず、生産性が6.5パーセント低下するという結果に終わった。従業員の目には、現金のボーナスはインセンティブを提示されないよりも嫌なものに映ったのだ。

 もちろんピザも、時間が経つとその生産性は徐々に低下し始め、一週間が終わる頃にはその効果がほとんど見られなくなったものの、現金に比べれば依然として高い。


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