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6183：OS5：2025/11/28(金) 11:59:33: https://news.yahoo.co.jp/articles/9062b75204ed4a4c3162761ee730b472d99947ae
中国人客５０～７０％キャンセル、大阪観光局がホテル２０社聞き取り…事業者「収益に直結」と危機感も
11/28(金) 11:40配信

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読売新聞オンライン

神戸空港

　大阪観光局の溝畑宏理事長は２７日の定例記者会見で、観光局の会員ホテル２０社に聞き取り調査をした結果、年内に予約が入っている中国人客数の５０～７０％分がキャンセルになっていたと明らかにした。中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたためとみられる。大阪市・難波周辺など、中国人客の多いホテルへの影響が目立つという。

　神戸空港と中国・南京を結ぶ国際チャーター便が、今月２９日から４か月運休することが決まるなど、日本と中国を行き来する航空路線では減便・運休が広がりつつある。

　影響が長期化する可能性について、溝畑理事長は「予断を許さない」と指摘。「観光は政治問題や災害、疫病など様々なリスクと向き合う産業。中国が落ち込んでも他市場でカバーする体制をつくるべきだ」と述べた。観光局は２０２０年以降、中国など東アジアからのインバウンド（訪日外国人客）への依存度を下げるため、欧米や東南アジア、中東からの旅客呼び込みに力を入れている。

　アジア太平洋研究所の推計によると、関西では今年１～８月の訪日客に占める中国人比率は３５・５％と、全国平均（２３・１％）を１２・４ポイント上回り、中国人客の比重が大きいホテルもある。大阪市内のホテル事業者は「中国の動きは収益に直結する」と危機感を強めている。

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