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Tohazugatali Tourist Bureau

6168OS5:2025/11/09(日) 11:04:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a01c2df632e8937fa66f08097058f43298f0428
京都・錦市場でやっぱり進む「飲食店化」 老舗が閉店 屋台村に
11/9(日) 10:00配信


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朝日新聞

京都市民に「にしき」と呼ばれ、親しまれてきた錦市場=2025年10月29日午後3時45分、京都市中京区、日比野容子撮影

 「京の台所」はやはり様変わりしていた。京都市中京区の錦市場でインバウンド(訪日外国人)向けの飲食店が急増していることを、不動産鑑定士が独自調査で確認した。老舗が閉店し、フードコート形式の飲食店に姿を変える例が目立つという。

 調査をしたのは、不動産鑑定会社「京都不動産調査サービス」(京都府宇治市)の不動産鑑定士、木田洋二さん(64)。2023年5月まで京都府不動産鑑定士協会の会長を務めていた。

■「錦」の変容 感じてはいたが

 きっかけは今年の夏、SNSで衝撃的な画像を見たことだったという。それは、錦市場のある店舗(現在は閉店)の2階の画像だった。畳の部屋が「土足OK」とされ、汚れた畳が画面いっぱいに映し出されていた。

 錦市場近くに先祖代々の墓があり、子どもの頃から錦市場は「庭のように身近な存在だった」と言う木田さん。コロナ禍以前から錦市場の「変容」は肌で感じてはいたが、コロナ後のインバウンドの著しい回復を見て、実態を知りたくなったという。

 調査に利用したのは、ゼンリンの住宅地図だ。2022年版と25年版を使い、錦市場の店舗を1軒1軒調べ、比較した。時には現地を歩いて調べた。

■店も品ぞろえも外国人を意識

 その結果、錦市場で営業中の路面店約130店舗のうち、約4分の1の33店舗が入れ替わっていた。つくだ煮や京野菜の専門店がフードコート形式の屋台村などに入れ替わり、33店舗のうち27店舗がすしや和牛、串焼きなど、外国人を意識したとみられる飲食店だという。

 また、飲食店以外の店舗でも、販売しているのは「かんざし」や「包丁」など、みやげを意識した品が目立つという。

 現地調査の際、木田さんは、長年にわたり錦市場で生花を買ってきた住民からこんな話を聞いた。「観光客の人混みをかき分けて店にたどり着いても、店頭にあるのは外国人受けのいいミニチュアの盆栽。日常使いの生花は店の奥に追いやられ、品ぞろえも悪くなってしまった」

■無形遺産登録をめざすが…

 錦市場は全長約390メートル。幅3・3〜5メートルの錦小路通の両側に店が軒を連ねる。約400年の歴史があり、奇想の絵師・伊藤若冲の生家があったことでも知られる。京都錦市場商店街振興組合は、ユネスコの無形文化遺産への登録をめざしており、オーバーツーリズムへの対策もねらいの一つだという。

 木田さんは「地域住民が『台所』と呼んだ身近な存在から、観光混雑もあって近寄りがたい存在に変貌しつつある『錦』。これも時代の波ということなのだろうか」と惜しむ。(日比野容子)

朝日新聞社


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