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Tohazugatali Tourist Bureau

6087名無しさん:2025/07/08(火) 08:33:52

つまり理屈としては、1室のみのホテルや旅館も成立するということになる。厚労省が定める基準を満たす設備(顔認証機能のある自動チェックイン機など)があればフロントも設置する義務がなくなり、チェックイン・アウトの無人対応も可能となった。

例えば、フロントスペースを持たない4室程度の施設は、以前はどんなに立派な建物で客室が広くても「簡易宿所」扱いだった。法改正後は、比較的小規模な歴史的建造物でもホテルを堂々と看板に掲げることができるようになった。

実際、事例で挙げた函館の「HOTEL白林HAKODATE」(全6室)も改正前であれば「旅館」扱いだったが、ホテルを名乗っている。

もっとも旅館業法はあくまで可否判断の基準を定めたものに過ぎず、建築基準法と同様に施設開発の許認可判断を下すのは地元自治体(保健所など)だ。このため、自治体によって判断基準がばらつきがあることに事業者は留意する必要がある。

相次ぐ開発ストップ。不動産運用の新たな価値創出を
文化財を宿泊施設に転用することはヨーロッパなど海外ではよく見られる動きで、筆者も訪日客などから「日本ほど都市開発で自国の歴史文化を大切にしない国はない」との声を耳にすることがある。

昨今、建設コストの高騰などで、首都圏ではJR東日本と京王電鉄が取り組む新宿駅前や、中野駅前の再開発など全国各地で再開発事業がストップする事例が相次いでいる。

あらゆるコストの高騰が続く時代だからこそ、安易に歴史的な文化財を取り壊すのではなく、文化財が持つ価値を維持し、後世に伝えていくために必要な活用方法を官民一体で模索することが重要になったといえるかもしれない。

永宮和美[ホテル産業ジャーナリスト]

6088名無しさん:2025/07/09(水) 16:46:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3931fd56e3606681be73ec019b371384d5a94900
「広島飛ばし」逆手に誘致 広島県呉市に人気アーティスト続々 HYやリトグリ、高橋優… その背景は?
7/9(水) 11:31配信
 広島県呉市で人気アーティストの音楽ライブが目立っている。約1800人収容の呉信用金庫ホール(中央)では今年、HYやリトルグリーモンスターが相次ぎ公演。7月以降は財津和夫さんや田原俊彦さんのステージが控える。広島市に近く、採算を取りやすい中規模の会場が受けているようだ。運営する市文化振興財団は、会場不足で起きるライブの「広島飛ばし」を逆手に、誘致に力を入れる。


 5月にあった沖縄出身バンドHYの25周年ツアーはチケットが完売した。市内の50代女性は「メンバーが客席から登場し大盛り上がり。アリーナやドームとは違う距離感の近さがある」と満足そう。同ホールの有料興行は4〜6月の3公演はほぼ満席だった。

 背景には新型コロナウイルス禍後のライブ需要の高まりがある。加えて、コンサートなどを企画・主催する夢番地(岡山市)の大山高志執行役員は「2千人前後の公共ホールはニーズが高く、土日は争奪戦。広島市内で押さえられない場合、まず選択肢となるのが呉」と指摘する。呉信用金庫ホールはJRの駅に近いアクセスもメリットという。

 財団の原垣内清治事務局長も「興行主からの問い合わせが急増し、財団としても集客が見込める出演者のリサーチや営業に力を入れている」と話す。来年度はさらに有料興行を増やす予定。呉市文化振興課も「大和ミュージアムの休館対策になる」と歓迎する。

 街への波及効果も出ている。6月上旬にライブをした高橋優さんは、市の公式キャラ呉氏のTシャツを着て呉冷麺やフライケーキの店を訪れた様子を交流サイト(SNS)に投稿。土産店では高橋さんのファンが呉氏グッズを買い求める姿が見られた。市中心部の活性化に取り組む河崎圭一郎さんは「ライブは呉をPRする好機。市ぐるみで誘致する体制があってもいい」と期待する。

    ◇

 「広島飛ばし」とは、人気アーティストのライブが素通りされる現象。78社でつくる一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(東京)によると、2024年の広島県内のライブは691回。福岡県1704回、北海道1418回、宮城県1181回を大きく下回る。アリーナなど会場となる施設の少なさと、興行利用の難しさが原因に上がる。

中国新聞社

6089OS5:2025/07/10(木) 15:14:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/56ae893993b74417a80082ffcb796582c386acd8
広島の「ウサギの島」で餌やりは? 実は外来種で生態系に懸念、共生に苦慮
7/10(木) 7:00配信


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共同通信

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広島県竹原市の大久野島に生息する野生のウサギ=2025年5月

 人が近づくと耳を揺らしてウサギが駆け寄ってくる―。

【写真】ウサギの島とベルギーをつなぐもの 戦争の負の遺産を伝える意味

 「ウサギの島」として知られる広島県竹原市の大久野島には餌やりなどの触れ合いを求め、国内外から多くの観光客が訪れる。

 地元の重要な観光資源になっているが、実は国外から持ち込まれた外来生物で、対策の必要性が高い「重点対策外来種」に指定されている。

 餌やりも生態系に悪影響を及ぼす懸念があり、関係者は共生の在り方に苦慮している。(共同通信=安藤和也)

 「かわいいウサギがたくさん見られて幸せ」。観光で訪れた福岡市の50代女性は顔をほころばせた。

 竹原市によると、島には約600匹のウサギがおり、2023年は外国人観光客を含む約20万人が訪れた。

 ただ関係者は「手放しで喜べる状況ではない」と漏らす。

 大久野島は瀬戸内海国立公園の一部。所管する環境省によると、ウサギは欧州西部のイベリア半島などが原産のアナウサギを家畜化したカイウサギで、1970年代に島外から持ち込まれ野生化したと言われている。

 餌付けは過剰繁殖や感染症のまん延、食べ残しによりイノシシなど有害獣が増える懸念があり、本来望ましくないとの立場だ。

 野生生物への餌やりは「鹿せんべい」が許容される奈良公園(奈良市)のシカが例外で、公園のハトや野良猫を含め自治体が控えるよう呼びかける場合が多い。

 一方、島内の宿泊施設「休暇村大久野島」によると、訪問客の9割以上はウサギ目当てという。

 竹原市も重要な観光資源と位置付けており、島内で餌は売っていないものの、多くの人が望む餌やりは事実上の「黙認」状態だ。

 観光と自然保護のジレンマの中、環境省や広島県、竹原市などは勉強会を重ねた後、2021年に「大久野島未来づくり実行委員会」を立ち上げ、対策に乗り出した。

 取りまとめたルールは大きく分けて4項目ある。

 (1)触らない。手から直接餌をあげない。

 (2)道路上で餌をあげない。足元のウサギに注意。

 (3)食べ終わるまで見守る。食べ残しは持ち帰る。

 (4)ペット(生き物)を連れてこない。ウサギを持ち出さない。

 ポスターやインターネットなどを通じて周知し、環境省の担当者は「徐々に浸透してきた」と手応えを語る。

 ただ、こうした中で昨年から今年1月にかけて約100匹のウサギが骨折するなどして死んでいるのが見つかった。

 島の遊歩道で蹴っている男を写真家の男性が取り押さえ、動物愛護法違反の疑いで逮捕されたが、人に慣れ過ぎた距離感と、管理者がいない野生生物ゆえのリスクを浮き彫りにした。

 関係者は見回りの強化などを進めているが、人とウサギの新たな関係の在り方の模索を迫られている。

6090OS5:2025/07/10(木) 17:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe35f67c8b489162668fb3b82bf4274f49fac7e7
日本人は行列好き?訪日客「我慢強さを尊敬」…同質性高い国民気質
7/10(木) 16:30配信
読売新聞オンライン
大阪・関西万博の人気パビリオン前で行列に並ぶ人たち。数時間待ちとなることも珍しくない(6月28日、大阪市此花区で)=浜井孝幸撮影

 「並ばない」とぶち上げた大阪・関西万博の目標は、たしかに果敢な挑戦だった。思えば備蓄米にパンダに人気の店に、世は何しろ行列だらけなのだから。好んで待つ人はそういないはずだが、その出現率と整然たる秩序に驚く訪日外国人は少なくない。狭いニッポン、どうしてそんなに並ぶのか。

いつの時代から
「一遍上人絵伝(遊行上人伝絵巻)」(部分、東京国立博物館蔵)。輪になって施しを待つ人々が見える 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)

 混雑と暑さで目が回りそうな万博会場で、7か国15人の外国人旅行者に話を聞いてみた。

 このうち、パビリオンに30分以上並んだと答えたのは、疲れ果てた様子のロシア人一家4人だけ。アイルランド人男性は「何時間もじっと待つ日本人の我慢強さを尊敬するよ」と言った。

 どの国でも行列ができることはあるが、日本旅行中は「割り込まれる心配がない」(米国人女性)という安心感があるらしい。

 ここは素直に喜んでおくとして、それなら日本にこうした光景が現れたのはいつ頃なのだろう。

 東京大史料 編纂(へんさん)所の藤原重雄教授(日本中世史)によれば、中世には「順番待ちの行列」に相当する 語彙ごい や表現がなく、起源はわかっていない。少なくとも「行列の成立には、並ぶ人同士で身分が等しく、時間の意識が共有されていることが前提になる」という。

  萌芽(ほうが)とも思えるのは貧困層への施しの場だ。鎌倉時代の「一遍上人絵伝」には人々が列でなく、輪を作って食事を待つ場面が描かれている。想像の産物かもしれないが、秩序と調和に対する美意識がうかがえて興味深い。

 江戸期までには、貴族や武士の間で公共空間の様々な作法が生まれていた。明治以降、軍隊や学校がこれらを土台に集団行動の規律を徹底し、国民に共有されて今に至ったと考えるのが自然という。

SNSが後押し
 現代の行列は、同質性が高い日本人の気質とも関係がありそうだ。「世間」をキーワードに時代を読み解く佐藤直樹・九州工業大名誉教授は「特有の同調圧力が働いているのではないか」とみる。

 私たちが属する「世間」は、3人寄ればどこにでもできる。同調圧力はそんな場の空気から生まれるという。行列を乱すような行為は同じ時間を共有する「世間」のウチ側で「迷惑がかかる」「世間体が悪い」というわけだ。

 しかも最近はSNSがきめ細かい口コミを瞬時に拡散させ、行列作りを後押しする。発信者は自己肯定感が高まるし、追随者は周りの評判に従うだけでその場を追体験できるから効率がいい。

 シチズン時計が2023年に行った意識調査を見ると、人気飲食店、テーマパークで覚悟する待ち時間は、いずれも「1時間」という回答が最多で、18年の調査時より長い時間を選ぶ傾向が強まっている。これは「好きなこと・モノに時間を惜しまない価値観の表れ」とも考えられるという。

デジタル駆使も
 なるほど、タイムパフォーマンス(タイパ)重視の時代。だが裏を返せば、好きじゃないことは「待てない社会」でもある。特に「なぜ」「いつまで」待つのか不明だと時間が長く感じられる心理は、誰もが経験済みだろう。

 今や混み合う公共施設や病院、店舗などでは、手軽な事前予約や残り時間表示、呼び出し機能が必需品だ。イライラ対策が高評価のカギらしく、各業界でデジタルを駆使した「順番待ちシステム」の導入が進んでいる。

 市場調査会社のグローバルインフォメーションと360iリサーチによると、関連市場は世界的に拡大中で、日本では23年の28億ドル(約4140億円)が30年には1・7倍に膨らむ見通しだ。

 長蛇の列が「残酷博」「行列博」と 揶揄(やゆ)された前の大阪万博から55年。今回はネット予約が可能になったが、リアルの行列ばかりか、接続に数万人待つ「デジタル行列」まで現れ、何とも道は険しい。

6091OS5:2025/07/10(木) 17:55:03
 <待つ身が 辛(つら)いかね、待たせる身が辛いかね>

 借金返済を迫られた太宰治は、こう言って開き直ったと伝わる。みんな辛いんですね――と捨てゼリフをかみしめれば少しは気が楽か。「待たない未来社会」を夢見つつ、日本の行列文化に思いをはせてみるのも悪くない?
 (編集委員 稲垣収一)

「優しい世間」プラスに
佐藤直樹・九州工業大名誉教授

 「世界は一つ」という万博の理念を思うとき、独特の「世間」の空気に支配されがちな日本人に大切なことは何だろう。佐藤名誉教授は、行列の秩序に見える「世間」のプラス面を広めるべきだと語る。

 根強い「世間」の意識の下では、法のルールの前に「世間」のルールを考え、「みんな同じがいい」という発想で同調圧力を生みやすい。日本では歴史的に、西欧流の強い「社会」や「個人」の意識が十分育たなかったことが背景にある。

 東日本大震災当時、暴動などは起きず、秩序だった被災者の行動は海外メディアに称賛された。行列のマナーもその一つで、同質性を求める空気が治安の良さにつながる例と言える。

 しかし、コロナ下の「マスク警察」「自粛警察」のように「世間」のルールに反したとみられれば、徹底的に排除しようとする動きも生まれる。

 考えが近いウチには優しく、ソトに攻撃的なSNSも「世間」の一つ。SNS(Social Networking Service)の最初のSは「世間(Seken)」と思えるほどだ。特に最近は「世間」が肥大化していると考えられ、SNS上での 誹謗(ひぼう)中傷など悪い面ばかりが目に付く。

 多様な価値観が存在するグローバルな社会でも、日本人の「世間」はなくならない。まずはその特殊性を自覚し、合理性のない息苦しさに疑問を持つこと。多様な考えを受け入れて風通しを良くすること。他人を束縛しない「優しい世間」を意識することで、「世間」が持つ良い面が広がっていくといい。

6092OS5:2025/07/12(土) 21:13:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/d847d97dfed7c70bd9ad4bc83866f763d5fb36c6
万博折り返し 伸び悩む来場者数、猛暑も影響か 黒字達成は不透明
7/12(土) 19:30配信


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毎日新聞
万博会場の上空をスモークを出して飛行するブルーインパルス=大阪市此花区で2025年7月12日午後2時58分、加古信志撮影

 大阪・関西万博は13日に開幕から3カ月となり、10月13日までの半年間の会期の折り返しを迎える。来場者数には伸び悩みの傾向がみられ、運営費の黒字達成も不透明な状況が続く。

【写真で見る】ブルーインパルスを万博会場から見てみると

 一般の来場者数は11日時点で991万6276人(6日以降は速報値)となっている。12日に1000万人の大台に乗ったとみられる。これまでの最多は6月28日の18万4990人だった。この日は夜に花火の打ち上げがあり、帰宅しようとした約100人がシャトルバスに乗れず、タクシーで帰る事態が起きた。

 客足は6月上旬ごろまでは伸びていたが、その後は1週間平均で12万〜13万人台を推移し、横ばいが続いた。近畿地方が梅雨明けして猛暑が続く7月は、10万人台を割り込む日も目立っている。

 入場券の販売枚数も4日時点で1554万1579枚となった。万博の運営費の赤字と黒字の分かれ目となる損益分岐点(約1800万枚)に届くかどうかは予断を許さない状況だ。

 過去の万博では、会期末が近づくにつれて来場者数が伸びる傾向にある。レジオネラ属菌が検出された問題を受けて6月上旬から中止されていた水上ショーが7月11日から再開され、12、13両日のブルーインパルスの展示飛行などをきっかけに、停滞感を打開できるかが鍵になる。【長沼辰哉、高瀬浩平】

6093OS5:2025/07/13(日) 21:55:21
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/feature/CO083984/20250712-OYTAT50027/観光公害対策、北海道は道半ば…美瑛の「青い池」観光客、コロナ後に急増
2025/07/13 05:00

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インバウンドらでにぎわう青い池。池の周りは外国語が飛び交う(6月26日、美瑛町で)
 6月下旬、美瑛町の観光名所「青い池」は、変わらずに青い水をたたえ、水面から伸びる木々が美しい風景をつくりだしていた。まるで、時が止まっているように見える。


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 その100メートルあまり先、青い池駐車場では大型バスが次々と出入りし、観光客が盛んに行き交う。訪日外国人客(インバウンド)もツアーで押し寄せ、池の周りは中国語などが飛び交っている。

 夫婦で訪れた東京都武蔵村山市の会社員(67)は撮影スポットで人が並んでいるのを見て、撮るのを諦めた。新婚旅行で訪れた岐阜市の会社員(31)も「早めの時間に来たが、想像以上にインバウンドが多い」と驚く。

 町への観光入り込み客数は、コロナ禍が収束してから急増している。2024年度は268万6300人で、記録が残る1975年度以降で最多だった。町内では青い池へ通じる道路が渋滞。ほかの観光スポットでは私有地に入って撮影する観光客がいるなど住民生活に影響が出ている。また、観光客の多くは町内に宿泊しない「通過型観光」で、地元経済への恩恵は少ないのが実態だ。

 町は、観光地などの混雑状況を可視化できるシステムの導入や、誘導員の配置などオーバーツーリズム(観光公害)対策に取り組んできた。しかし財政負担が課題で、町は6月、青い池で駐車場利用税を徴収する条例を制定。インフラの整備費用など、観光客に一部の負担を求めたい考えだ。町商工観光交流課の赤間昭己課長は「観光庁の補助金などを活用しているが、財政的に結構厳しい」と苦しい現状を明かす。

■死亡事故も発生
 観光客を巡る問題は道内各地でも生じ、事情は様々だ。

 小樽市でも、観光客による私有地の立ち入りや車道上での写真撮影などが問題化。1月には外国人女性が線路内で海を撮影して列車にはねられ、死亡する事故が起きた。市などでつくる市オーバーツーリズム対策連絡協議会は、観光スポットに期間限定で警備員を配置するなどの対策を取ることを決めた。

 「100万ドルの夜景」とうたわれる函館市の函館山では、撮影などで山頂の展望台に長く居座る観光客が後を絶たない。展望台を管理する市の第3セクター「函館山ロープウェイ」の担当者は「展望台の混雑が常態化し、思うように景色が見えないという声が利用者からある」と説明する。同社は3月と6月、眺望するための順路を設けて回転率を上げる実証実験を実施し、効果を検証中だ。


 道は2026年4月の導入を目指す宿泊税を、市町村が手がける観光客の受け入れ環境整備などを含む観光インフラの充実・強化に充てる考えだ。観光庁もオーバーツーリズムの未然防止などの事業に補助金を支出するなどしている。だが、いずれも対策は、まだ道半ばだ。

 国は30年にインバウンド誘客6000万人の目標を掲げている。増え続ける観光客と地元住民の間で生じる「あつれき」をどのように緩和していくのか、まだ解決策は見つかっていない。

 北海道大国際広報メディア・観光学院の石黒侑介准教授(観光学)は「混雑のような量的な問題から、マナーなどの質的な問題まで状況は様々で、まずは自治体ごとに原因を特定するべきだ。国が誘客目標を示している以上、国によるリーダーシップも必要だ」と指摘する。(高橋広大)(おわり)

6094OS5:2025/07/14(月) 09:28:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c04469dd96f6c78d7a090c364c6916eb25fda02
オーバーツーリズムで悩むのは都会だけ? 政府が進める観光立国、地方は恩恵実感できず
7/14(月) 6:22配信


南日本新聞
クルーズ船ツアー客らでにぎわう天文館=6月22日、鹿児島市東千石町

 新型コロナウイルス禍が収束し、インバウンド(訪日客)需要が好調だ。2024年は人数(3687万人)、消費額(8兆1257億円)とも過去最高を更新した。政府は「観光立国」を掲げ30年に訪日客数6000万人、消費額15兆円を目指すものの、鹿児島県では宿泊者数が伸び悩むなど温度差は否めない。県内関係者は「地域の実情に沿った施策を」と求める。

九州でも増える訪日外国人、歓迎度合いは「南高北低」 急増を実感する県ほど否定的な受け止め(九州4紙合同アンケート)

 6月22日、鹿児島市の天文館は外国人であふれていた。大型クルーズ船が同市のマリンポートかごしまに寄港しており、うなぎ店やラーメン店には列ができ、土産物店やドラッグストアでは外国語が飛び交った。

 県内では25年上半期(1〜6月)、クルーズ船寄港が過去最多の108回に上った。揚立屋天文館店では、来店客の約2〜3割を訪日客が占める日もあり、社員の櫻井香織さん(43)は「感覚的にはコロナ前より多い」と笑顔を見せる。

 「クルーズ事業は成長領域。地方創生の好機につながる」と語るのは、貸し切りバス事業などを手がける南薩観光(南九州市)の菊永正三社長(56)。寄港が多い鹿児島市以外の自治体とも連携し、地方を周遊するツアーを展開している。

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 一方で、県内の宿泊を伴う訪日客は回復途上だ。観光庁によると、県内の24年の外国人延べ宿泊者数は62万人。前年より71.5%増加したが、19年比では73.8%にとどまる。九州7県では5位。コロナ前を既に上回る700万人超えの福岡、約150万人の大分、熊本に大きな後れを取る。

 県ホテル旅館生活衛生同業組合の淵村文一郎理事長(66)は「観光業は裾野が広い。クルーズ船効果も大きいが、宿泊が伴えばホテルに居酒屋と、地元に落ちるお金も違う」。今年は大阪・関西万博に関心が集まり、県内ホテルの稼働率は弱い見込み。「地方への交通費補助など、国内周遊を後押ししてもらえないか」と話す。

 伸び悩む一因は、鹿児島空港(霧島市)の国際定期便の再開遅れにもある。ただ遅れの主因となった人手不足の解消は、どの業界でも難しい。菊永社長は「新幹線や国内線で地方へ分散させれば経済効果は波及できる。県境をまたぐ施策こそ国がリーダーシップをとるべきでは」と指摘する。

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 オーバーツーリズム(観光公害)で悩む観光地もある中、大隅半島は訪日客やクルーズ船効果の実感が得にくい地域だ。行政や企業が連携し、観光による地方創生を担うDMO(観光地域づくり法人)「おおすみ観光未来会議」(鹿屋市)の執行責任者の金子昭広さん(61)は「公共交通も先細る中、アクセス面が大きな課題」と明かす。

 DMOは観光庁の制度で、登録されると関係省庁から資金や情報提供など支援を受けやすくなるが、「採択のハードルは高い」と感じる。食文化に触れるガストロノミーツーリズム事業に応募したが落選。自前開催を模索するも「資金には限界がある」と嘆く。

 国は訪日客の地方への誘客や持続可能な観光地づくりを進める。金子さんは「何が足りず落選したのかも分からない。インフラを含む受け入れ側の体制づくりをはじめ、助言や助成も充実させてほしい」と訴えた。

南日本新聞 | 鹿児島

6095OS5:2025/07/14(月) 09:28:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d143450b02c76c1ae694bfff5496bf23edce08bb
「日本遺産」初取り消しの九州「西の都」 観光ダメージなく、落胆の声も再申請には温度差
7/14(月) 8:00配信
産経新聞
「古代日本の『西の都』」の構成文化財「大宰府跡」。掲示板には日本遺産のロゴマークもある=福岡県太宰府市(一居真由子撮影)

文化庁が今年2月、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)などの文化財で構成する日本遺産「古代日本の『西の都』」の認定を取り消したことに、地元からは落胆や反発の声が上がっている。取り消しは平成27年の制度創設以来初めてで、観光面への影響が懸念されるが、日本遺産そのものの認知度の低さなどから、再申請を巡り、福岡・佐賀両県の構成地域の5市2町で温度差も生じている。

【比べる】世界遺産・日本遺産・指定文化財 これらの違いは?

■知名度不足で二の足

「日本遺産であろうがなかろうが、歴史や文化に誇りを持っており、これまで通りしっかりとアピールする」。太宰府市の楠田大蔵市長は認定取り消しを意に介さない。

平成27年度に認定された「西の都」は1300年前に誕生し、東アジアの交流拠点となった古代都市がテーマで、30点の文化財で構成。国宝もある太宰府天満宮などが位置する同市が構成文化財の3分の2を占める。

市によると、認定の取り消し以降も観光客は多く訪れ、取り消しで初めて認定されていたことを知った市民も多い。取り消しに伴う影響は小さいといい、楠田市長は再申請について「本市がどうかと問われれば、しない(と答える)可能性もある。日本遺産そのものがどうなんだと投げかけるきっかけだ」と話す。

実際、日本遺産の知名度の低さは大きな課題となっている。文化庁によると、令和6年度調査で「日本遺産という言葉を耳にしたことがない」は27・2%に上り、「耳にしたことはあるが、制度や認定された文化資源は知らない」も37・4%に達しており、6割の人が十分に理解していない。知名度の低さが再申請へのモチベーションになっていない現状もある。

■自治体の連携難しく

日本遺産は地域ならではの有形無形の文化財をつなぐストーリー(物語性)を重視する。文化財の価値付けや保存を目的とする世界遺産や指定文化財とは異なり、遺産を活用・発信して地域振興を図るのが目的。「西の都」の認定が取り消される一方で選ばれた「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」を含めて現在は104件ある。

文化庁は、認定上限を100件程度とし、ブランド力や質の維持のため、継続の可否を審査する評価制度を令和3年度に導入した。認定を目指す関係団体の切磋琢磨(せっさたくま)を促すことで地域活性化につなげるのが狙いだ。

「西の都」の認定取り消しは構成団体間の連携がないことや、集客力のある施設から周辺に誘導できていないことなどが理由だった。認定が取り消されても構成文化財の価値は毀損(きそん)しない。それでも観光振興に取り組む団体からは「ショック」「点数で競い合わせるのはおかしい」といった落胆や不満の声が漏れる。

自治体間の連携が難しい側面もある。福岡県筑紫野市の平井一三市長は、それぞれの市町で構成文化財の点数や規模が異なるため、取り組みや姿勢に差が生まれると指摘。県によるとりまとめを求めるとともに「各市町が努力し、再認定につなげるべきだ」と訴える。

同市では今年度予算案に計上していた関連交付金約2900万円が認定取り消しで見込めなくなり、予算案の組み替えを余儀なくされた。それでも平井市長は「日本遺産は市のブランディングに寄与する」と期待する。

8年度以降に再申請は可能だが、福岡県文化財保護課の担当者は「追加の取り組みには各自治体の予算を伴い、課題も多い」と話している。(一居真由子)

6096OS5:2025/07/15(火) 13:12:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2ef4a0e3a15875b18f76a6d1e483d7ba45bd8e6
酷評の不人気万博が一転、評価変えた「生の声」 拡散した〝攻略法〟SNSが潮目を変えた 万博展望㊤
7/14(月) 10:00配信


産経新聞
「並ばない万博」を掲げ、パビリオン入場の事前予約が不可欠とされる大阪・関西万博。しかし、来場前の予約がなくても問題なく楽しめる。


7月の週末に万博会場を訪れた2人の小学生の子供を持つ大阪市の30代女性は、事前予約の抽選は全て外れていたが、会場に着くなりスマートフォンで交流サイト(SNS)のインスタグラムに「万博」「予約なし」「子連れ」と入力。すぐに予約不要でも楽しめるパビリオン一覧や、真っ先に土産を買うなど混雑を避けられるルート、子供が楽しめる遊具の位置などの情報であふれた。

ビールや軽食をテイクアウトできる場所の情報も確認し、悠々と会場を回っていると「キャンセル待ちで入れるパビリオン」の投稿を基に人気パビリオンの予約を確保。帰宅途中に自分が投稿した動画にも、多くの閲覧歴がつけられていた。

SNSの万博情報は臨場感にあふれ、来場意欲をかきたてる。影響力のあるインフルエンサーの投稿も多く、情報発信は過熱状態にある。2005年の愛知万博ではなかった事象で「SNS万博」といえる状況だ。

■「#大阪関西万博」6倍に

大阪・関西万博は開幕前の期待値は低かった。会場内でのメタンガス爆発、海外パビリオンの建設遅れなども機運に水を差し、前売り券販売は低迷した。情報不足もありSNSでもこれらの否定的な情報が拡散された。

なぜ一転して評価が高まったのか。

万博関連の投稿の特色として、予約の取り方やパビリオンの効率的な巡り方など「攻略法」が多いことがある。予約システムなどの複雑さがSNSでは逆に攻略しがいのある対象となり、発信欲求を満たすことにつながっている。

インスタグラムの万博関連のハッシュタグ(検索目印)投稿数を調査したアジア太平洋研究所(APIR)によると、「#大阪万博」は昨年11月30日時点で7・6万件だったが、開幕後の今年6月30日時点では21・2万件まで増大。「#大阪関西万博」は2・8万件から16・3万件、公式キャラクターの「#ミャクミャク」も3・3万件から11・2万件に増えた。

三菱総合研究所の今村治世・万博推進室長は「日々新しいことが発信されており、みながそれぞれの方法で楽しみ方を見つけている」と分析。実際の体験に基づく「生の情報」が拡散され、否定的な意見をはるかに上回り評価が覆った。

SNSにたけた若者からの注目の高まりも見逃せない。三菱総研の5月の調査では、万博に「行った・行きたい」と答えた割合は20〜29歳が最も高く41・8%だった。

APIRの野村亮輔副主任研究員は強調する。

「実際に会場に足を運んだ人が気になる内容を投稿したり、気に入った投稿を再投稿したりする行為を積み重ねている。SNSでのこうした行動をきっかけに社会の万博を見る潮目が変わった」

6097OS5:2025/07/15(火) 13:12:22
■無料で楽しめる有名バレエ団

万博の盛り上がりの背景には、そもそも多くの優れたコンテンツがあることも見逃せない。特に海外パビリオンは、手軽に世界旅行気分が楽しめると話題だ。

6月上旬、東欧チェコのパビリオン内にある円形劇場では、息をのむような現代バレエの公演が行われていた。チェコでは有名なバレエ団だが、入場は無料。展示だけでなく、各国が多くのイベントを行い、その国の情景や空気感を味わえるための努力を続ける。

中央アジアのトルクメニスタン館は、常に来場者が長蛇の列をつくる。同国は査証(ビザ)取得が難しいとされ、容易に旅行できない国だ。それでも来場者は同館内を巡るだけでその国の一端を知ることができる。

海外館の多くは地元料理を楽しめる飲食店を併設。東欧や中東など普段はなかなか口にできない食事を楽しむことができる。それらの情報は交流サイト(SNS)で拡散され、盛り上がりのきっかけとなっている。

■否定的な情報も瞬時に拡散

ただ開幕前と同様にSNSでは否定的な情報も瞬時に拡散する。5月ごろに大量発生したユスリカの問題は、X(旧ツイッター)などでショッキングな映像が広がり、人々の強い懸念を招いた。

事実と異なる情報の拡散も危惧される。静けさの森などで発生したレジオネラ属菌の問題を巡っては、SNSで「子供たちに肺炎の症状が出て学級閉鎖が相次いでいる」との情報が広まった。調査機関は「そのような事実は確認できない」と指摘しており、偽情報だった可能性が大きい。

巨大イベントの万博はSNSによる情報発信の格好の舞台となった。残り3カ月の成否のカギもSNSが握っている。

■提言 国際イベントにふさわしい情報発信を

SNSでは、万博を運営する日本国際博覧会協会の公式インスタグラムのフォロワー数も伸びており、アジア太平洋研究所によると、昨年11月末時点の約4万9千から今年6月末には30万を超えた。イベントの動画やスケジュールなどをコンパクトに発信できており、一定の評価を得ている。

一方で協会のホームページは情報が膨大過ぎてわかりにくいと不評だ。対日ビジネス拡大を視野に万博訪問を希望する海外企業の関係者から「何を見ていいのかさっぱりわからない」と苦言を呈されたこともある。英語での発信も限定的だ。

手軽なSNSは観光客を主眼に置くならば有効だが、万博は国際的な交流やビジネス推進の舞台でもある。日本の〝内輪〟イベントで終わらないためにも、協会は多面的な情報発信を心がける必要がある。

6098OS5:2025/07/16(水) 16:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5777df7590098c4b4c6f1a60bf9127f10d526af8
インバウンド消費額が全国最低「9000円」の奈良 シカに一極集中する古都の課題と解決策
7/15(火) 19:30配信

産経新聞
訪日客やシカでごった返す奈良公園そばの歩道=奈良市

訪日外国人客(インバウンド)でにぎわう国内各地。古都・奈良では、野生のシカを間近で見られる奈良公園(奈良市)が人気を集め、訪日客であふれかえる。だが、少し離れると人通りは一挙に減り、夕方には公園は寂しくなる。訪日客の多くが大阪や京都に宿泊し、日帰りで公園周辺を集中的に訪れるためだ。奈良県の訪日客1人あたりの消費額は全国最低。県は観光戦略本部を設置し、観光の現状を「安い」「浅い」「狭い」として打開策を模索する。

【都道府県別ランキング】「外国人宿泊者数 上位10位と下位」と「訪問率 上位10位」

■「シカ」のほかは…

訪日客でごった返す日中の奈良公園周辺。家族で訪れた韓国・ソウル市の男性(39)は「奈良はシカのほかはほとんどイメージがない」と打ち明けた。宿泊先は大阪という。

ソウル市の男性会社員(27)も大阪に泊まっており、奈良のイメージは「シカと公園」と話した。

米国から来た60代の女性は奈良の印象を「シカ、公園、神社」とし、宿泊先は京都だった。ほかの国の訪日客たちも奈良の印象として「シカ」を挙げた。

訪日客は盛んに鹿せんべいを買い求め、歓声を上げながらシカに与えていた。道は混雑するが、夕方には人出が減り、夜になると、静まり返る。

■訪問上位、宿泊下位

奈良県の訪日客は奈良公園に偏り、他エリアが極端に少ない。さらに近隣の大阪や京都に宿泊し、奈良には日帰りで訪れることが多いとみられている。

奈良県が携帯電話の位置情報データをもとに、令和5年の県内観光エリアの月別人出(推計)を調べたところ、訪日客は奈良公園エリアが最多の10月で約16万人。桜で知られる吉野エリアは最多の4月で1万4千人弱で、他エリアは多い月でも数百〜数千人しかいなかった。日本人観光客数では訪日客ほどの差はないが、奈良公園が群を抜いていた。

県によると、県内訪日客数は過去最多の令和元(平成31)年で349万5200人(推計)。これに対し同年の県内外国人宿泊者数は延べ人数でも53万5290人(観光庁調査)だった。5年はそれぞれ194万1800人、33万4410人だった。

奈良を訪れる訪日客自体は多いが、宿泊にあまりつながっておらず、観光消費額の低迷を招いている。

観光庁によると、奈良県は47都道府県中、訪日外国人の訪問率が令和元年5位、5、6年7位と上位を占めたが、外国人延べ宿泊者数では元年24位、5年26位、6年30位とふるわない。宿泊者が少ないことなどから、訪日客1人あたりの消費額は元、5、6各年とも47都道府県で最低。6年は唯一1万円を切る9千円で、トップの東京都(15万6千円)と大きな差があった。

■各地域を磨き上げ

奈良県は昨年5月、訪日客への訴求力や観光客の満足度を高めるため、初代観光庁長官の本保芳明氏を本部長とする県観光戦略本部を設置。奈良観光の現状について、少ない宿泊客に伴う観光消費額の低迷を「安い」、滞在時間が短く深い魅力を知ってもらえないことを「浅い」、奈良公園周辺に集中していることを「狭い」と問題提起し、打開策を模索する。

方向性としては、県内の各地域を観光地として磨き上げ、地域にフォーカスした実効性のある取り組みを推進するとしている。

本部の会議は過去に2回開催され、県内の観光消費額を令和元年の1807億円から12年度に2倍超の4200億円とする壮大な目標を立てているが、具体的な戦略はまだ描けていない。

奈良県の山下真知事は「中南和(県中南部)にも素晴らしい観光資源はたくさんある。中南和に足を延ばそうと思ったら県内で1泊せざるをえなくなる。奈良で泊まることの魅力をもっともっとPRしないといけない」と強調する。

奈良県立大の新井直樹教授(観光政策)は「自然と歴史が調和しているのが奈良のよさ」と指摘。江戸時代のまち並みが残る橿原市の今井町や五條市の五條新町、県南部の熊野古道などを挙げて「すでにある古いものを観光に活用していくべき。交通が不便でも他府県では訪日客が増えているところもあり、宿泊客数を増やす観光地として可能性がある」と提言する。(張英壽)

6099OS5:2025/07/21(月) 20:07:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/26aab2e7282de9a5b99359e0f9f477760c7320f0
万博成功へヤマ場の夏休み 猛暑、花火で巻き返し
7/21(月) 18:03配信


共同通信
開幕100日となり、入場する大勢の来場者=21日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博は7月に入り猛暑の影響で客足が伸び悩み、日本国際博覧会協会(万博協会)は花火の毎晩開催やビアテラス設置で巻き返しを図る。人気の水上ショー再開も集客向上に期待する。万博は21日で開幕100日となり、成功に向けたヤマ場となる夏休み期間を迎えた。

 1日当たりの来場者は4月の約8万3千人から6月には約12万7千人と増加し、石毛博行事務総長は今月14日の会見で「順調に進んでいる」との認識を示した。ただ、猛暑や突然の雨に見舞われている7月は19日までの平均で約11万3千人に減り、平日は10万人に届かない日も目立つ。

 会場は涼める場所や日陰が少なく、厳しい暑さで来場を敬遠する人が増えたようだ。石毛氏は会期終盤に大混雑が見込まれる中、地下鉄やバスの輸送能力には限界があると説明。集客を分散するため「夏休みシーズンが勝負だ」と強調した。

 これまでも花火を打ち上げた日の集客は良好で、6月28日は約18万5千人で最多、5月31日は約17万人で3番目だった。

6100OS5:2025/07/26(土) 17:20:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/0349e04d6bf808579344f84c3d94d82e61caad2e
多数の訪日客「当日券」求める ジャングリア沖縄は予約制、運営側が事前サイト確認呼びかけ
7/26(土) 12:01配信

琉球新報

 「ジャングリア沖縄」がオープンした25日、多くのインバウンド(訪日客)が当日チケットを求めて来場する姿があった。だが、公式チケットはウェブサイトから事前予約制となっている。7月中の入場予約は既に埋まっており、当日販売は行っていない。

 施設案内は「ぜひ公式サイトを確認してほしい」と呼びかけた。

 現在、1日チケットとスパがセットになったチケットのみ追加販売を実施しており、売り切れ次第販売は終了となる。

 チケットの価格は、1日チケットが大人6930円(12歳以上、税込み)、子ども4950円。スパチケットは大人2640円、子ども1540円。パーク&スパの1日チケットは大人9570円、子ども6490円。

 アトラクションの待ち時間短縮やショーエリアへの優先入場などができる複数種類のプレミアムパスもあり、価格は990円から。

The Ryukyu Shimpo Co., Ltd

6101OS5:2025/07/28(月) 21:00:07
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250726-OYT1T50049/
ジャングリア沖縄、国内外で二重価格も「ドイツに比べれば安い」…懸念された渋滞も初日は見られず
2025/07/26 13:00

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矢野恵祐
島田愛美
 大自然と恐竜をテーマにした沖縄初の本格的なテーマパーク「ジャングリア沖縄」が25日、誕生した。立地する本島北部は豊かな自然が広がる一方、所得の低さや過疎化が課題となってきた地域。地域活性化の期待も寄せられる中、初日から大勢の観光客でにぎわった。(矢野恵祐、島田愛美)

ジャングリア沖縄のロゴ
 「たくさんの恐竜に会えてうれしかった」。ジャングルの中で迷子になった恐竜の赤ちゃんを探す「ファインディングダイナソーズ」に家族4人で挑戦した神奈川県の公務員女性(37)の長女(6)は満面の笑みを見せた。


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 ディズニーランドより広い敷地面積約60ヘクタールのパーク。アトラクションは、巨大恐竜からオフロード車で逃げる「ダイナソーサファリ」や、空に向かってスイングする4人乗りの巨大ブランコ「タイタンズスウィング」など計22(ショーなど含む)に上る。

アトラクションを楽しむ来園者(25日、沖縄県今帰仁村で)=若杉和希撮影
 12歳以上の入場チケットは国内客6930円、海外客は8800円に設定されている。こうした「二重価格」は、フランスのルーブル美術館やカンボジアのアンコールワットなど海外の名所にはあるが、国内のテーマパークでは珍しい。

 ドイツから友人らと訪れた高校教師(44)は「ドイツに比べれば安いし、地元を優遇して安くするのは理解できる」と話した。

 一方、運営会社によると、開場後間もなくして、入場ゲートや専用アプリを管理するシステムに不具合が起き、スタッフがチケットを確認して手動でゲートを開けるなどの対応に追われた。

 また、「ダイナソーサファリ」では一時、4時間近くの待ち時間が案内された。小学生の長女ら家族3人で訪れた東京都の公務員女性(51)は、別のアトラクションで数時間待ったが、諦めてパークを後にした。「システム障害は仕方ないにしても、その後の対応についての説明が不十分だったので、改善してほしい」と注文した。

6102OS5:2025/07/29(火) 23:11:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2172bc78ad7ba9492f42d94edf418a6e1039a156
ジャングリア沖縄 消えた口コミはグーグル側が削除 「保護措置を適用」 
7/29(火) 20:30配信

琉球新報

直径約23メートルの巨大気球「ホライゾン・バルーン」=23日、今帰仁村のジャングリア沖縄(喜瀬守昭撮影)

 沖縄県今帰仁村のテーマパーク「ジャングリア沖縄」に関し、インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」に寄せられた口コミが閲覧できなくなったことについて、サービスを運営するグーグルは29日の琉球新報の取材に対し、ポリシーに反する不適切な投稿が増加したため削除したと明らかにした。


 ジャングリアに関する口コミは開業した25日から増え、26日までに400件以上の評価が寄せられた。だが、27日午前にこれらは一桁まで激減し、ほとんどが閲覧できなくなった。

 グーグルによると、同社の探知システムがポリシー違反の口コミの大量流入を検知したという。そのため「現時点でのさらなる悪用を防ぐため、ここ数日の口コミを削除し、保護措置を適用した」と説明した。

The Ryukyu Shimpo Co., Ltd

6103名無しさん:2025/08/03(日) 23:52:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c94b9a9d670d5f1de3b694a638b2ec46a7ccdd4
【速報】打ち上げ中の花火が空へ上がらず爆発 開始10分で中止の緊急措置 ケガ人なしも騒然 淡路島
8/3(日) 21:00配信

関西テレビ

花火が空へ上がらず爆発 中止の緊急措置

兵庫県淡路市で開催されていた花火大会で、今夜、打ち上げ中の花火が空に上がらず陸上で爆発する事故が発生ました。主催の淡路市は急きょ花火大会を中止しました。

事故が発生したのは、淡路市の淡路島国営明石海峡公園で行われていた「淡路市夏まつり花火大会」です。

花火大会は午後7時半頃から始まりましたが、開始から約10分後、打ち上げ中の花火が空に舞い上がらず爆発する事故が発生しました。

主催者である淡路市は、安全を考慮し急きょ花火大会を中止しました。

消防などによりますと、今のところこの事故によるけが人の情報は入っていないということです。

淡路市夏まつり花火大会は約3,000発の花火が打ち上げられる、ことしで18回目を迎える花火大会で、毎年およそ2万人から3万人の観客が訪れる人気のイベントです。

関西テレビ

6104OS5:2025/08/04(月) 13:01:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ba9874423c33448655c06cbdab700653443e03
殺到する訪日外国人がいない場所はどこなのか…夏休みのオーバーツーリズムを回避する「山口」「秋田」の穴場観光地
8/4(月) 11:10配信


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デイリー新潮

湯田温泉の足湯 提供:(一財)山口観光コンベンション協会

 全国の観光名所がインバウンド(訪日外国人旅行者)であふれ返り、混雑、騒音、ごみ問題が深刻化している。これら“インバウンド公害”を理由に今夏の旅行を控えてしまうのは早計だ。外国人にまだ知られていない、今のうち訪れておくべき穴場観光地を紹介したい。

【写真を見る】この夏行くべき外国人のいない観光地とは

 観光庁の「宿泊旅行統計調査」によれば、2024年の外国人延べ宿泊者数は1億6447万人泊で、コロナ禍前の4割増、全国的に増加傾向にある。多くの都道府県が19年比プラスとなっているが、まだまだコロナ禍前の水準に達していない地域もある。

 この調査結果を最下位から並べてみると、島根県(47位/8万3710人)、福井県(46位/9万2190人)、鳥取県(45位/11万8390人)、秋田県(44位/11万9610人)、山口県(43位/12万5530人)。

 裏を返せばこれらがインバウンドの少ないベスト5となる。

 これらの県では果たして本当にインバウンドが少ないのか。各県内でも特にインバウンドのいない、かつ魅力あふれる穴場観光地はどこなのか。それらを以下に紹介してみたい。

【山口県】
 まずは43位の山口県から。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、毎年1月に発表している「2024年に行くべき52カ所」で、日本から唯一選ばれたのが、県庁所在地の山口市だった。

 だが、前述した観光庁の「インバウンド宿泊者数」調査で、山口県は全国下位に留まったままだ。

「23年に岩手県盛岡市が『行くべき52カ所』で取り上げられた時は、官民一体の観光プロモーションでインバウンドの大幅増につなげていたのに……」

 と嘆くのは、JTB山陰支店観光開発シニアプロデューサーの上本宏さん。

「盛岡の場合、そもそも世界的ブランドとして、中国や欧米でも人気の南部鉄器の存在が大きかった。石川県の金箔や九谷焼もそうだが、独自の伝統工芸の世界ブランド化に成功しているエリアは強い。山口には誰もがすぐ思い浮かべられる伝統工芸品として萩焼があるが、南部鉄器と比較すると世界ブランドとしてまだ弱い。そのあたりがインバウンド数の伸びの差に表れているのかもしれない」

 ではその山口、本当に行くべき価値があるのか。

 山口観光コンベンション協会の担当者に聞くと、

「山口市は約650年前、周防・長門両国を勢力下に収めた戦国武将の大内弘世(大内氏第9代)が京を手本につくった町。国宝瑠璃光寺五重塔をはじめとした神社仏閣の他、中原中也記念館などの文化施設も多い。また、5月下旬から6月上旬になると多くのゲンジボタルが乱舞する一の坂川など、街中でありながら豊かな自然が共存しているのも特徴です」

 そう聞けば、まさに“インバウンドのいない京都”ではないか! そんな小京都には温泉まで湧いているという。

 山口市の中心市街地に湧出する湯田(ゆだ)温泉は、いわゆる“街場の温泉”だ。名湯・湯布院や伊香保のような温泉街の情緒は薄めだが、コンパクトなエリアに地魚や地酒を堪能できる飲食店が集う。ビジネスホテルでも天然温泉を楽しめると聞けば出張族にも嬉しい。

 この湯田温泉を拠点として、レンタカーで県南部の秋穂(あいお)地区に足を延ばしてみよう。

 クルマエビ養殖発祥の地で毎年「あいおえび狩り世界選手権大会」が開催されている(今年は9月7日開催)。泊まるなら、眼下に周防灘を一望できるロケーションの「海眺の宿あいお荘」へ。絶景と露天風呂、クルマエビ料理を心ゆくまで味わおう。

6105OS5:2025/08/04(月) 13:02:04

【秋田県】
 44位は東北に飛んで秋田県である。

 県観光文化スポーツ部の三浦亜聖さんによれば、

「県を訪れるインバウンドの多くが、仙北市角館町の武家屋敷や秋田犬関連のスポットを訪れています。それらの陰に隠れて、まだ知られていないSNS映え度バツグンの絶景スポットが、いくつもあります」

 その代表格が田沢湖だ。日本一の深さを誇り、四季折々に表情豊かで、とくにグリーンシーズンは新緑と瑠璃色の湖面のコントラストが美しい。しかも絶景を眺めるだけでなく、サイクリングや遊覧船などに加え、SUP(Stand Up Paddle Board)やテントサウナなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができる。

「SUPの魅力は、小学4年生から60〜70代まで幅広い世代が気軽に楽しめることです」

 とは、約3年前に田沢湖畔でアクティビティショップ「STAND UP TAZAWAKO」を立ち上げた角田大さん。田沢湖でSUPができるようになったのはここ数年のこと。「田沢湖ブルー」と呼ばれる透明度の高い湖から、四季折々の山をノンビリ眺めるひとときは格別。SUPの上から、防水カメラなどでSNS映えする写真を撮る人も多く好評だそうだ。

 気になるインバウンド勢の様子を角田さんに尋ねたところ、

「時折、団体客は来るものの、湖畔をしばらく眺めてサッと移動するケースがほとんど。その他は旅慣れた欧米人のバックパッカーらがポツポツ来る程度です」

 団体客を受け入れる大きな宿が近くにないのも、オーバーツーリズムにならない一因だろう。

 もう一つ、秋田の絶景といえば男鹿半島南部の鵜ノ崎海岸(男鹿市)。「秋田のウユニ塩湖」としてSNSで話題となっているが、「インバウンドは多くない」と前出の三浦さんは太鼓判を押す。

「干潮時には海岸線から200メートルにわたって浅瀬の岩場が広がり、沖の方まで歩いていけるんです。風のない穏やかな日の水面は鏡のように反射し、気持ちが晴れるような美しい景色。何時間でもボーッと見ていられます」

 ちなみに、この海岸のすぐ近くには、漁師が運営する直売所を改修したスポット「鵜ノ崎テラス」があり、絶景を眺めながら海の幸をふんだんに使ったランチを楽しむことができる。

 ***

 有料版「【考察・インバウンド】夏休みはどこもかしこも旅行者だらけ……だからこそ『宿泊旅行統計調査』で探る外国人が知らない『穴場観光地』ベスト5の実名とは」では外国人であふれかえる日本の観光地の中でも、インバウンド旅行客が少ない穴場の観光地を紹介している。

(取材・構成=ライター・松本トリ)

2025年7月31日号 掲載

新潮社

6106とはずがたり:2025/08/07(木) 22:42:44

休業7年スキー場・チャオ御岳、進む荒廃 住民「再興なんて…早く撤去を」
2025年8月4日 09:18
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/578690

 岐阜県と長野県にまたがる御嶽山(3067メートル)の国定公園指定を求める申出書が今年3月、環境相に提出された。両県が作成した公園計画では、山麓の指定エリア内にあり2018年から休業している高山市高根町日和田のスキー場「チャオ御岳マウントリゾート」が今後の活用が不明瞭として公園事業に含まれていない。再開の見通しが立たないまま放置状態が続くスキー場に、地域住民からは「御嶽山は高根のシンボル。とにかく早く(施設を撤去し)元の自然の状態に戻してほしい」との声が上がる。

 放置されたリフト、建物の割れた窓ガラス、?がれた壁-。かつて多くのスキー客でにぎわった真っ白なゲレンデの面影はない。「もはや地元住民はチャオが再興するなんて思っていないが、廃虚になった施設を見るのはつらいものがある」。地元の飛騨高根観光協会の小坂守会長(69)は胸の内を語る。

チャオ御岳スノーリゾート
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AA%E5%BE%A1%E5%B2%B3%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

チャオ御岳マウントリゾート(チャオおんたけマウントリゾート)は、岐阜県高山市(旧高根村)の御嶽山北側国有林内に位置するスキー場である。 運営母体の変更により、2018年に「チャオ御岳スノーリゾート」より改称。2018-2019冬シーズン以降、営業していない。

沿革
1998年(平成10年) - 11月27日、JR東海と地元自治体の出資により設立された第三セクター飛騨森林都市企画株式会社(ひだしんりんとしきかく)によりチャオ御岳スノーリゾートが開業した。
2013年(平成25年) - 9月、JR東海がスキー場運営から撤退、飛騨森林都市企画の保有株式の大半を株式会社マックアースに売却した
2014年(平成26年) - 9月27日に御嶽山が噴火。チャオ御岳は入山規制範囲外であり被害もなく2014-2015シーズンの営業を行ったが、年末年始の入場者数が半減するなど営業的には打撃を受ける[8]。入込数は前シーズンの60%ほどとなった。
2017年(平成29年) - 7月4日、株式会社マックアースは、御嶽山噴火による風評被害やツアーバスの規制強化等により入場者数が伸び悩んでいるとして、2017-2018シーズンの営業を見合わせることを発表した[10][11]が、9月、一転して2017-2018シーズンも営業する旨が告知された[12]。ただし2018年1月9日〜3月16日の間は土日祝日のみの営業となる。

2023年12月(令和5年)、飛騨森林都市企画は国有地の使用許可が更新できず、国から原状回復や返地を求められていることが市議会定例会で明らかとなった[21]。

マックアース
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9
ホテル、スキー場、ゴルフ場等リゾート施設の経営・経営受託を業務とする会社で、スキー場運営会社としては国内最大手である。


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