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Tohazugatali Tourist Bureau

5677OS5:2023/07/05(水) 16:12:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230705-OYTNT50018/
彦根城 世界遺産へ「一歩」
2023/07/05 05:00
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推薦見送り 文化審から複数課題
今年度の国内推薦が見送られた彦根城(彦根市で)
県議会の一般質問で「新たな一歩を踏み出す機会」と話す三日月知事(大津市で)

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 今年度の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録の国内推薦を目指していた彦根城(彦根市)について、国は4日、今年度の国内推薦を見送った。文化審議会のユネスコの事前評価制度を活用すべきとの意見を受け、登録は早くても2027年度になる見込み。審議会からいくつもの課題を与えられたが、県と市は「大きな一歩」ととらえ、前を向いた。(藤岡一樹、立花宏司)

 県文化財保護課によると、彦根城は1992年に暫定リストに入ったが、93年に姫路城が木造城郭建築の最高傑作として登録。他の城郭と差別化を図る必要があった。県や市は「江戸時代という平和な時代を象徴する建築物」に焦点を当て、登録に向けて尽力してきた。

 この日の文化審議会では▽近世の統治体制を表す城郭である説明を深める▽近世城郭が約180存在した中で、なぜ「彦根城」がその代表となるのか説明する―を課題として示した。

 同課の細川修平副主幹は「長年の課題だが、国際機関の諮問を受ける機会をようやく得られた。説明を深めたい」と話した。9月15日の事前評価の申請書提出に向け、県は担当人員を増強する。

 2024年10月1日に評価結果が通知される予定で、価値が認められれば、早くとも25年度に国内推薦を受け、最短で27年度に世界遺産に登録されるという。

 三日月知事も、この日の県議会で「新たな一歩を踏み出す機会をもらった。市とともに今後の対応を検討したい」と述べた。

 谷口典隆県議(自民党県議会議員団)の一般質問に答えた。知事は、近世城郭の代表としての彦根城の価値を高めるため、市や3月に京都市に移転した文化庁と「地の利を生かした緊密な連携を深めたい」とした。

 一方、地元、彦根市の担当者は「今年度の国内推薦を目指していたので、とても残念だ。30年間登録を熱望する市民に申し訳ない」としながらも、「登録に向け、大きく前進し、現実味を帯びてきたことは喜ばしい」と話した。

 今後、事前評価に向け、英語版の書類を作る必要があるといい、「バンザイをして、すぐに鉢巻きを締め直さないといけない」と気を引き締めた。

 和田裕行市長もこの日、「気の引き締まる思いで事前評価を受け止め、登録の実現に向けて全力で取り組みたい」とコメントした。

  <事前評価制度> 世界遺産登録を目指す国が国内推薦を受ける前に、ユネスコの諮問機関から、専門知識などの助言を受ける制度で、示された課題に対応しなければ推薦は受けられない。今年から導入された。


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