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Tohazugatali Tourist Bureau

1とはずがたり:2005/04/29(金) 21:06:28
観光・旅行・リゾート・レジャー・ホテル業界等

温泉スレはこちらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1075222919/l10

4024チバQ:2018/03/22(木) 10:46:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000014-kyt-bus_all
ホテル・旅館の収入二極化 京都、競争激化で増収企業減る
3/21(水) 19:00配信 京都新聞
 帝国データバンク京都支店は、京都府内に本店を置くホテルや旅館の2016年度の経営実態調査をまとめた。全体の収入高は前年度比4・2%増の1088億円だったが、増収企業の割合は14・3ポイント減の40・8%に縮小した。特に中小規模の宿泊施設で伸び悩みが目立った。
 調査対象147社のうち増収は60社。収入規模別の増収企業は、10億円以上50億円未満が12社中7社、5億円以上10億円未満が17社中10社といずれも半分を超えたが、1億円以上5億円未満は84社中32社、1億円未満も31社中10社で中小企業は30%台半ばにとどまった。同支店は「おそらく、ゲストハウスや民泊との垣根を越えた競合が激化したためだろう」と分析する。
 収入高トップは、ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)などを運営するジェイアール西日本ホテル開発(同)の320億円(前年度比0・2%減)。2位は京都ホテル(中京区)で107億円(0・5%減)、3位は京都タワーホテル(下京区)などを経営する京阪ホテルズ&リゾーツ(同)で80億円(63・3%増)だった。
 今後について、同支店は「府内では20年ごろまでホテルの開業や開発計画が相次いでおり、集客競争が一段と激しさを増す。勝ち組と負け組の二極化が進むのではないか」としている。

4025とはずがたり:2018/03/27(火) 18:11:40

旧大名小、地場3社熱視線 福岡市都心再開発 西鉄、JR九州、福岡地所
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/1959-1960

福岡の”超一等地”に「リッツ・カールトン」 積水・西鉄連合に再開発の交渉権 高級ホテル不足を重視
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010015-nishinpc-l40
3/27(火) 13:00配信 西日本新聞

 福岡市都心部にある大名小跡地(中央区、約1・2ヘクタール)の再開発を担う民間事業者を公募していた福岡市は27日、積水ハウス(大阪市)や西日本鉄道(福岡市)などでつくる企業グループを優先交渉権者に選ぶ方針を固めた。同グループは、大名小跡地の建物の高さ上限が国家戦略特区の規制緩和で約115メートル(26階建て相当)まで認められたことを踏まえ、外資系の高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」を核とした複合ビルを開業させる計画を市側に提案していた。

⇒【画像】福岡の”超一等地”の旧大名小跡地

 大名小跡地は「天神西通り」に近接する都心部の超一等地で、市は再開発事業・天神ビッグバンの中核と位置付け、昨年10月から民間事業者の公募手続きを開始。積水ハウスと西鉄などに加え、福岡地所とJR九州をそれぞれ中核とする計三つの企業グループが手を挙げていた。

 このうち、積水ハウスと西鉄などの企業グループは市に対し、ホテルやオフィス、マンションなど複合用途の高層ビルを軸とする再開発計画を提案。ホテルは、米マリオット・インターナショナルが展開する最高級ブランド「ザ・リッツ・カールトン」の誘致を盛り込んでいた。

 大名小跡地の敷地は市が引き続き所有し、50〜70年間にわたり貸し付けることになっており、選定された民間事業者は年間5億円以上の借地料を市に支払う。

 借地料の価格も含めた3グループの提案内容は、大学教授や市幹部が委員を務める市の評価委員会が審査を行ってきた。その結果、高級ホテルの不足が福岡市の課題となっていることも重視し、世界的に知名度の高いホテルの進出を前面に打ち出した積水・西鉄連合の提案を高く評価したとみられる。

 敷地内には、公募条件で必須機能とされた地域行事や災害時の避難場所として使える広場や、公民館が設置されるほか、旧校舎内に開設している市の創業支援施設「福岡グロースネクスト」も約10年間は継続される。

西日本新聞社

4026荷主研究者:2018/04/01(日) 10:47:44

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/173715?rct=n_hokkaido
2018年03/21 08:32 北海道新聞
西鉄、札幌にホテル 300室規模、21年にも開業 林業会館跡地に建設

西鉄などが計画する再開発ビルの完成イメージ図=北海道林業会館提供

 西日本鉄道(福岡)が、札幌市中心部にホテルの出店を計画していることが20日、分かった。林業会館(中央区北4西5)の改築に伴い、同館を運営する一般財団法人北海道林業会館から土地を貸借し、西鉄がホテルを含む再開発ビルを建設する。約300室規模を想定しており、早ければ2019年8月に着工し、21年1月に開業する見通し。

 西鉄系列の道内進出は初めて。年々増えている訪日外国人客の宿泊需要を取り込む狙いとみられる。

 関係者によると、再開発ビルは地上14階地下1階建て延べ1万6200平方メートル。ホテル部分は1階をロビー、2階をレストラン、5階以上を客室とし、同会館が3、4階を区分所有する計画だ。西鉄は福岡や東京、韓国・ソウルなど国内外でホテル20施設を運営している。同社のホテルは四つのグレードがあり、札幌は上から二つ目の「ソラリア」ブランドとする予定。

残り:108文字/全文:484文字

4027とはずがたり:2018/04/02(月) 12:48:12

開業140年「富士屋ホテル」耐震化で休業
01:36日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/business/www.news24.jp-articles-2018-04-02-06389415-html.html

日本で初めての本格リゾートホテルとして知られる箱根の富士屋ホテルが、耐震化工事などのため、一部施設を除き、1日から休業に入った。営業再開はおよそ2年後となる。

開業から140年、富士屋ホテルは、日本の皇族をはじめ、ヘレン・ケラー氏や「喜劇王」チャーリー・チャップリン氏など外国の著名人も多く宿泊したことで知られている。

休業前の最後の営業日となった1日、宿泊客とスタッフがしばしの別れを惜しんだ。

宿泊客「とても歴史があって、古いつくりではあるんですが、雰囲気がとてもよくて、改装前に来られて良かったです」

営業再開は、東京オリンピック・パラリンピック直前の2020年7月頃を予定している。

4028チバQ:2018/04/04(水) 21:30:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180404-00000510-san-pol
カジノ法案、自公協議決着 自治体の「誘致合戦」が過熱!?
4/4(水) 7:03配信 産経新聞
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致には、北海道の3市村や大阪府、愛知県、和歌山県、長崎県などが名乗りを上げている。

 大阪府と大阪市は、大阪開催を目指す平成37年の国際博覧会(万博)を前にIRを開業させたい考え。ギャンブル依存症対策などを含む「大阪IR基本構想」を策定中で、30年度の関連予算案は府と市の合計で29年度の倍の約8800万円を計上した。

 北海道は苫小牧、釧路の両市と留寿都村がそれぞれ誘致を展開。愛知県は常滑市の中部空港周辺でIR整備を検討するほか、長崎県も佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」への誘致を目指している。

 多くの地域が名乗りをあげている背景には、経済効果がある。日本が成功事例とするシンガポールの場合、2つのIR施設の整備で約1兆円の民間投資が実現し、国際会議場や集客施設などの整備で消費、雇用が拡大した実績がある。

 ただ、国は厳格運用を目指す。IR実施法が成立すると、国はカジノ管理委員会を設置。基本方針を策定し、希望自治体を公募する。一方、自治体はIR事業者を公募で選び、事業者と共同で区域整備計画を作るなどし、国に認定を申請する。その後、国が審査を行い首相と全閣僚で構成するIR推進本部の意見も踏まえ区域を認定。最終的にはIR事業者からの免許申請を受け、カジノ管理委員会による厳格な審査を踏んだ上で免許が付与される。

4030とはずがたり:2018/04/08(日) 19:27:12
ひでえw

2018年04月08日 19時00分00秒
クルーズ船で2週間の旅に出航した直後に「実はこの船は改修工事中です」と告げられた乗客が大激怒
https://gigazine.net/news/20180408-nightmare-norwegian-cruise/

4031チバQ:2018/04/09(月) 16:00:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180409-00010000-nishinpc-bus_all
「宿泊難」の福岡市にホテル33棟 2年で5250室、2割増へ 過去最大の開業ラッシュに
4/9(月) 9:31配信 西日本新聞
「宿泊難」の福岡市にホテル33棟 2年で5250室、2割増へ 過去最大の開業ラッシュに
福岡市のホテル・旅館の客室数
週末を中心に出張や観光、受験に支障
 福岡市は、2020年3月までの2年間にホテルが新たに33棟(約5250室)開業する見通しを明らかにした。外国人客急増の影響が大きく、現状の約2万6千室から2割増となる過去最大の開業ラッシュとなりそうだ。

 市観光産業課によると、ホテル・旅館の客室数は09年から2万4千室前後で推移し、17年は12棟、1300室以上増えた。需要も拡大し、17年の稼働率は5年前と比べ11ポイント増の平均84%。全国平均より24ポイント高く、週末を中心に予約が取りにくく、出張や観光、受験に支障が出ている。

 今後もアジアの成長や福岡空港の滑走路増設が見込まれるため、大手も地場も積極的に出店を計画。博多と天神を中心に18年度は26棟(3637室)、19年度は7棟(1614室)が新設される予定で、客室は3万室を超えるのが確実だ。

訪日客の伸び著しく
 ホテルの業態も多様化する。JR九州は博多駅近くに高級ビジネスホテル(238室)を19年秋に開業。隣に三井不動産(東京)の三井ガーデンホテル(302室)が19年夏、福岡に初進出する。JR西日本(大阪市)は19年春、手頃な価格帯のヴィアイン(約200室)を九州で初めて博多駅前に建設。長期滞在対応の東急ステイ(東京)は博多店(216室)を18年夏に、天神店(252室)を19年春に設ける。

 エイチ・アイ・エス(東京)は多言語対応のロボットが接客する「変なホテル」(約100室)を18年12月に中洲で、フリープラス(大阪市)は外国人客向け(60室)を19年初めに博多で開業する。

 訪日客の伸びが著しいため、ホテル不足が解消するかどうかは不透明だ。福岡市内の外国人宿泊客は韓国と中国が6割を占め、政治・経済情勢によっては急減し、空室を抱える可能性もある。九州経済調査協会の片山礼二郎調査研究部長は「観光都市として安定成長するには東南アジアや欧米の客を増やすことが重要」と指摘した。

西日本新聞社

4032チバQ:2018/04/11(水) 10:18:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000547-san-bus_all
東京ディズニーリゾート悩ませる混雑 開園35周年で集客期待も…緩和策は限界?
4/11(水) 7:00配信 産経新聞
東京ディズニーリゾート悩ませる混雑 開園35周年で集客期待も…緩和策は限界?
新しく披露された昼のパレード「ドリーミング・アップ!」で登場したミニーマウス=10日午後、千葉県浦安市の東京ディズニーランド(宮崎瑞穂撮影)
 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは10日、開園35周年を迎える15日から始める記念パレードなどを事前公開した。オリエンタルランドにとって節目の「周年イベント」は集客増が見込める絶好の機会だが、数年前に入場者の増加が顧客満足度の低下につながったこともあり、混雑の緩和策に頭を悩ませている。

 開園35周年の記念イベント「Happiest Celebration!」の一番の目玉は、5年ぶりに一新された東京ディズニーランド(TDL)の昼のパレード「ドリーミング・アップ!」だ。事前公開でも、浮遊感と重厚感を強調したフロートに乗ったミッキーマウスなどのキャラクターが手を振ると、パレードの沿道の入場者もさかんに手を振り返していた。

 このほか、TDLでは昭和58年の開園時からのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」をリニューアルし、「小さな世界」を合唱する人形にディズニーキャラクターを追加。東京ディズニーシー(TDS)でも新しい船上ショー「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」が人気を集めそうだ。

 これまでも「周年イベント」の際は“新規もの”目当てのリピーターが多く集まる傾向があり、30周年の平成25年度には前年度より約380万人多い約3130万人が来園。開園初年度の3倍超にあたる人出となった。今回の35周年でも入場者増が見込まれる。

 TDRは13年9月のTDS開園で集客力が上がり、25年度以降は入場者数が3千万人超で推移する一方、混雑で顧客満足度は低下。26年度から3年連続の入場料値上げなどの影響で入場者数は抑えられたが、それも限界に近づきつつある。

 オリエンタルランドは32年春、TDLに映画「美女と野獣」のエリアなどを新設する計画。混雑緩和策の一環として隣接地での「第3のテーマパーク」建設も検討中だが、それまではお土産を購入できる新たなスマートフォンアプリの導入などによる利便性向上で満足度を維持したい考えだ。

4033チバQ:2018/04/11(水) 10:59:48
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180409-OYT8T50005.html
インバウンド、聖地、秘境…でも「がっかり観光地」
企業アドバイザー 津田倫男
2018年04月10日 07時20分無断転載禁止
 外国人観光客の増加、SNSで拡散される「秘境」、アニメや映画の舞台となったスポットへの「聖地巡礼」。観光は地方活性化に期待される産業の一つだ。宿泊、交通、飲食など幅広い業種への振興につながるだけでなく、地域のブランド化による企業誘致、定住・移住促進などにも弾みがつく可能性がある。しかし、「せっかく楽しみにしていたのにがっかり」「期待はずれ」と評判を落とす懸念もある。地方の観光地化のリスクとは。企業アドバイザーの津田倫男氏に解説してもらった。
もう二度と行かない
(画像はイメージ)
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 「山深い温泉旅館に泊まったのに、マグロやイカの刺身ばかりだった」(70代男性会社役員)

 「観光ボランティアの知識が乏しかった」(40代女性会社員)

 「ツイッターで秘境と紹介されていたのに、人が多くて想像と違った」(20代男性会社員)

 周囲で旅のがっかり体験を聞くと、こんな声が次から次へ飛び出す。中には、「あそこへは、もう二度と行かない」と強い嫌悪感を抱いている人もいた。

 日本旅行業協会によると、各国の外国人観光客数(2015年)は8445万人が訪れたフランスがトップ。次いで、アメリカ(7751万人)、スペイン(6822万人)、中国(5689万人)、イタリア(5073万人)が続く。日本は前年比47.1%増の1973万人を記録。しかし、世界的に見れば、マレーシアやギリシャに次ぐ16位にとどまっている。国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の回数、宿泊数も2008年以降、ほぼ横ばいだ。

 外国人の誘客やリピーターの獲得に力を入れる地方自治体も多いが、「がっかり」と思われてしまっては、今後、観光客数は頭打ちになってしまう。

 先日、インバウンドの成功例とされる日本海側のある老舗温泉街を訪れた。この温泉の所在市によると、2011年に1118人だった外国人観光客は、16年に4万4648人に増加。5年で約40倍に伸びたと胸を張る。

 川沿いの柳並木、古い街並み、そして観光客が浴衣姿でそぞろ歩きする風景が特徴的な温泉街は、評判にたがわず、外湯巡りを楽しむ欧米人の姿が目につく。

 「インスタグラム(画像共有サービス)で『日本で一番いい!』と紹介されていたので、ここに決めたんだ」

 ドイツから来たという男性グループはそう言うと、熱心にスマートフォンで撮影を始めた。情緒ある街並み、湯けむり、浴衣……。確かに写真映えしそうだ。評判が評判を呼び、外国人観光客を増やした成功例に違いない。

 ところが、この温泉で私は不快な体験をした。

ぶっきらぼうな接客
(画像はイメージ)
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 この温泉街の売りの一つは、複数の温泉を楽しめる外湯めぐりだ。入り放題の「温泉手形」を手に温泉を回ったが、そこで、従業員の接客が気になった。

 「下駄げた箱は共用願います」

 あいさつの一言もなく、あまりにもぶっきらぼうだった。多くの観光客が押し寄せている状況に、おもてなしの気持ちや丁寧さが二の次になってしまっているのだろう。風呂場に居合わせた日本人観光客の中には、「あんな言い方しなくてもいいのに。さっさと入って、とっとと出ていけと言わんばかりだ」と漏らす人もいた。

 これでは、せっかくの評判も台無しだ。

たくさん来てもらわんでもええ
 ささいなことと気にしない人もいるかもしれないが、観光客にしてみれば一事が万事なのである。

 外国人観光客の中には、欧米人のみならず、タイやマレーシアなどアジア各国の訪日客の姿も目立つ。

 にもかかわらず、「一人当たりの消費額の多い欧米人は大歓迎。アジアの人は使う額が少ないので、それほどたくさん来てもらわんでもええ」(市の観光関係者)などと言ってしまうのである。

 この温泉街の外国人観光客の急増は、欧米の旅行ガイドブックに紹介されただけでなく、実は海外への熱心な売り込み、大手旅行会社や商社などのバックアップのおかげだ。地元観光業者とはかけ離れた力によって得た“成功”や“評判”は、ややもすれば、観光地の接客やおもてなしの質に反映されないこともある。

 それでも、温泉を訪れる観光客の期待は高まっている。

 観光関係者は「素晴らしかった」「また来たい」などの称賛ばかりに目を向けたがるが、「実際に行ってみると、そうでもなかった」という不満にこそ真摯しんしに向き合う必要があるはずだ。

4034チバQ:2018/04/11(水) 11:00:39
石見銀山の観光客減少
(画像はイメージ)
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 国内の世界遺産は、2017年7月に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県宗像市、福津市)が加わり、文化遺産17件、自然遺産4件あわせて21件になった。

 世界遺産登録もまた、観光振興の弾みとなり、世界中から観光客を集めることになる。

 このため、地方自治体や地元経済界などは、あわよくば世界遺産に登録されたいと、地域の宝のPRに躍起になる。

 ただ、「がっかり世界遺産」という風評にさらされるケースも珍しくない。その一つが石見銀山(島根県大田市)だ。石見銀山は、東西文明交流に影響を与え、自然と調和した文化的景観を形作っている、世界に類を見ない鉱山として評価され、07年に世界文化遺産に登録された。

 翌08年には、石見銀山を訪れる観光客が81万人に達した。その後、観光客数は減少傾向が続き、16年は約30万人にとどまり、世界遺産登録前の水準に戻っている。

 駐車場のある石見銀山公園から、公開されている坑道「龍源寺間歩」までは2.3キロ。観光車両は入れないため、訪問者の移動は徒歩か有料のレンタサイクル、ベロタクシーのみ。夏場や雨天時の散策は、体力的に厳しい上、長距離歩行が困難な高齢者や、障害者にとって、気軽に見学できる場所とはいえない。

 アクセスの課題だけでなく、観光客からは「石見銀山は地味だ」「文化的価値が分かりにくい」などの声もある。「がっかり世界遺産」との評価は、観光客を減らす一因となっている。こうした課題について、市は「滞在時間を増やし、周辺のホテルや旅館に泊まってもらうことで活性化につなげたい」という。観光客数を増やすのではなく、滞在型の観光に活路を見いだす。

「聖地」にあふれる巡礼と落胆
 世界遺産と対照的な例は、アニメ映画「君の名は。」で有名になった架空の「糸守町」だ。主人公の少女が住む岐阜県の山深いこの町は、それがどこかが特定されないことで逆に多くの「巡礼客」を集めた。

 JR飛騨古川駅や宮川町落合のバス停、飛騨市図書館なども登場する。その一方で、大きな湖は諏訪湖がモデルになっている可能性があると指摘され、諏訪地方も思いのままに観光宣伝できる。

 とはいえ、偶像として描かれたアニメが美しすぎるあまり、実際の風景にがっかりという落胆も聖地巡礼にはつきものだ。仮に、SNSなどで「行かないほうがいい」と拡散されれば、観光地としては痛手となる。

 最近、自治体を悩ませているのは豪華大型客船の寄港だ。

 一時は、一挙に数千人規模が来訪することから、誘致・歓迎する動きもあったが、寄港地周辺では万引きやポイ捨てなどの迷惑行為も報告されている。商店街の中には、「クルーズ船客お断り」の貼り紙を掲示する店もあるという。

作為的な施策はリスク
(画像はイメージ)
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 東京23区の東側、いわゆる「下町」やその周辺エリアは、地方の市町村と違い、特別な観光プロモーションはされていない。にもかかわらず、多くの観光客を集めるのはなぜだろう。

 例えば、上野界隈かいわいには微妙なアンバランス(不調和)がある。国立博物館に代表される高雅な文化施設とアメ横が象徴する「庶民的猥雑わいざつさ」があふれる商店街が同居している。近くの湯島もかつては受験生しか訪れないと言われていたが、最近は外国人観光客の姿をよく見かける。

 御徒町のとんかつ屋は外国人に人気だ。ここの店長は「英語メニューを作った以外は、特別なことは何もしていない」と言う。観光客向けの特別なメニューを用意する飲食店などもあるが、地域住民がいつも手軽に食べられるものを味わえるのが何よりの魅力となっている。

 「ありのまま」でいる。この簡単なことが意外に重要だ。上野界隈は特別だと思われるかも知れないが、ここも20年前は都内でもひなびた観光地だった。外国人観光客がその「面白さを発見」してくれたことが大きい。

 観光で地域振興を考えるなら、あまり作為的な施策はかえってリスクを招きかねない。

 多くの自治体が「観光立県」をうたっている。しかし、観光振興という聞こえのいい地域活性化策に、どうしても東京の旅行会社や広告会社の思惑が透けて見える。観光客を受け入れる土壌が地域に育まれているのか。観光地として求められているのは何か。

 自治体の観光担当者は観光客の気持ちを知るために、まず自らが数多くの地域へ旅に出かけてみることだ。

4035とはずがたり:2018/04/12(木) 13:50:45

赤字の阿波おどりに3億円を寄付
徳島新聞が基金創設提案、原資で
https://this.kiji.is/357019884821038177
2018/4/12 13:29
c一般社団法人共同通信社

 徳島市で開かれる「阿波おどり」事業が4億円以上の累積赤字となり、主催者の市観光協会の破産手続き開始が決まった問題で、事業を共催してきた徳島新聞社は12日付朝刊紙面に、事業運営のための基金創設を市に提案し、原資として3億円を寄付するとの方針を示す記事を掲載した。「主催者の一員として、赤字に一定の責任がある」としている。

 阿波おどりは、経理を担当する市観光協会と、運営担当の徳島新聞が共催してきた。市は阿波おどり事業を続けるため、4月中に新たな運営主体を設置する意向。徳島新聞社は記事で「引き続き『徳島の宝』である阿波おどりを盛り上げていく」とした。

4036とはずがたり:2018/04/12(木) 13:53:31
太陽の塔、内部公開でドタキャン続出 3割が来ない日も
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/trend/ASL4C4C9WL4CPTIL008.html
09:33朝日新聞


 芸術家の岡本太郎が手がけた太陽の塔(大阪府吹田市)で、内部公開の入館予約者のドタキャンが続出している。人気が高く、予約が取りづらい状況が続く一方で、予約者の3割が観覧に訪れない日もあった。

 1970年の大阪万博閉幕後、内部は原則非公開だったが、大阪府が展示物を再生し、3月19日から48年ぶりに公開している。閉幕後に行方不明になった第4の顔「地底の太陽」や、生命の進化の過程を表現した「生命の樹(き)」(高さ41メートル)が再生され、塔内を歩きながら見ることができる。

 入館は定員制で、太陽の塔のオフィシャルサイトなどで予約する必要があるが、公開前から申し込みが殺到。当初は1日約1千人の定員だったが、4カ月先まで予約で埋まる人気ぶりで、今月16日から入場枠を拡大して、70人が追加で入館できる措置を取った。イベント時はさらに拡大する。

 しかし、大阪府によると初日から4月9日までの22日間で、予約者約2万8500人に対し、入館したのは8割の約2万2700人にとどまる。連日予約で満員だが、いずれの日も100人以上が訪れず、300人以上が来なかった日も6日あった。

 入館料は当日に窓口で払うため、キャンセルしても費用はかからない。前日までならオフィシャルサイトでキャンセルできるが、当日のキャンセルはできない。入館予約も当日分はできないため、急に空きができても入れない。

 予約は1回に6人分までできるが、申込者は入館時に身分証明書の提示が必要。一度申し込むと1カ月間は再申し込みができない。

 大阪府の担当者は「多くの人に見てもらうためにも、来られないことがわかったら事前にキャンセルしてほしい」と呼びかけている。問い合わせは太陽の塔入館受け付け(0120・1970・89)。(坂本純也)

4037とはずがたり:2018/04/17(火) 13:27:04
>>4035

徳島新聞社3億円寄付へ 阿波踊り運営基金創設を提案
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000049-asahi-soci
4/12(木) 12:51配信 朝日新聞デジタル

 阿波踊りの運営をめぐる徳島市観光協会の累積赤字問題を巡り、共催者だった徳島新聞社は12日、阿波踊りを安定的に運営するための基金の創設を徳島市に提案し、原資として3億円を寄付すると同日付の朝刊紙面で発表した。

 同社によると、阿波踊り振興基金(仮称)は、台風などで中止になった際のチケット代の払い戻しや観覧席の改修費などの支出に対応するためにつくる。徳島地裁が破産手続き開始を決定した市観光協会の累積赤字4億円余りについては「一定の責任がある」とする一方、協会との信頼関係が崩れたとして、協会の借金返済には協力しないとの考えを示した。

 今後の阿波踊り運営を担う市の実行委員会については、「参加要請があれば、最大限の協力をしていく」としている。(佐藤常敬)

朝日新聞社

4038荷主研究者:2018/04/22(日) 11:08:55

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20180407301.htm
2018/04/07 02:11 北國新聞
金沢・南町に長期滞在型ホテル 東急ステイ、北陸初進出

 東急不動産の子会社でホテル経営の東急ステイ(東京)が、金沢市南町で中・長期滞在に対応したホテルを開発することが6日、関係者への取材で分かった。市中心部でホテルの建設ラッシュが続く中、同社は北陸初進出となる。他の宿泊施設との違いを打ち出し、滞在日数の長いインバウンド(訪日外国人旅行者)や国内の長期出張者の需要を取り込む狙いがあるとみられる。

 開発予定地は国道157号の南町交差点に近く、三つのテナントビルと時間貸し駐車場が営業していた計約800平方メートルとなる。今月中にもテナントビルの解体工事が始まる。建物の高さが45メートルに制限される地域のため、ホテルは最大で地上13階程度になる。

 東急ステイは現在、国内19ホテルを運営する。「東急ステイ」「東急ステイプレミア」のブランドで東京のみで展開していたが、昨年11月に京都へ進出し、今年は札幌と福岡に出店することが決まっている。東京の青山、四谷のホテルは長期滞在用アパートメントを併設する。

 金沢のホテルは、キッチンや洗濯機を備えた部屋も用意し、長期滞在者のニーズに対応する方向で調整を進めている。料金は一般的なビジネスホテルよりも高くなる見通しだという。東急ステイの担当者は金沢の計画について「公表できる内容はない」と話した。

4039チバQ:2018/04/22(日) 18:29:29
https://mainichi.jp/articles/20180414/k00/00e/040/210000c
埼玉・宮沢湖畔
「ムーミン」テーマパーク、来年3月開業
毎日新聞2018年4月14日 08時20分(最終更新 4月21日 12時25分)
 埼玉県飯能市の宮沢湖畔に建設されている童話ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」が来年3月に開業される見通しになった。運営会社の「ムーミン物語」が発表した。同社によると、通年営業のムーミンのテーマパークは世界初という。

 ムーミンの世界を体験できる施設「メッツァ」は、ムーミンバレーパークと、今年11月に開業予定の「メッツァビレッジ」(16・3ヘクタール)の二つのゾーンに分かれている。

 ムーミンバレーパークは約7・3ヘクタールで、ムーミンの世界観を壊さないよう、できるだけ元の山林を生かしつつ物語を感じることができるようにする。原作でムーミンと家族が住んだ「ムーミン屋敷」▽映像を用いた体験型アトラクション「海のオーケストラ号」▽天文台やアスレチックがある「おさびし山」▽キャラクターショーを行う屋外型ステージ「エンマの劇場」--などの施設がある。

 撮影スポットとして、宮沢湖に突き出した「水浴び小屋」や湖畔に「灯台」も設置。原作者のトーベ・ヤンソンの作品の紹介やワークショップを行う展示施設、レストランなども計画している。入場料金などは未定という。【清藤天】

4040チバQ:2018/04/22(日) 22:49:08
https://toyokeizai.net/articles/-/217513
カジノ、有望7地域で争う「誘致競争」の熾烈
上位3位に入らなければ負けになるレース
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小池 隆由 : キャピタル&イノベーション代表取締役 2018年04月21日

政府は、「IR実施法案」を国会に提出し、今国会での法案成立を目指すことになった(参考:「カジノは上限3カ所、『厳しめ与党合意』の波紋」「日本版カジノ、なぜこうも時間が掛かるのか」)。

各地のIR誘致関係者は、多くの場合、自治体の首長、経済界のリーダーである。それぞれ、自分たちの街の長期ビジョンを想定し、人口減・高齢化に立ち向かうため、「街づくり」の一環としてIR誘致に取り組んでいる。地域において、誘致作業、すなわち政府への申請を行う事務主体は、自治体(都道府県または政令指定市)となる。

地域事業者はエリアに根差す存在
一方、IR事業への参画を目指す事業者は、地域事業者、海外IR事業者などである。IRの開発運営主体は、地域事業者、海外IR事業者を主要株主とするコンソーシアムとなる方向。IRは「カジノを収益ドライバーとする街づくり事業」であり、その成功には、地域事業者、海外IR事業者それぞれの役割が不可欠である。

地域事業者の役割は、地域社会における信頼と調整力、地域の理解、IR計画コンセプトへの信認の付与。海外IR事業者の主たる役割は、資金調達のサポートと海外のカジノおよびIR特有のノウハウ・リソースの提供である。地域事業者はエリアに根差す存在である。一方、海外IR事業者は日本全国を見回し、誘致確度が高く、市場性が大きいエリアをターゲットとする。

4月3日の与党合意(重要論点11項目)の結果、IR実施法には、区域認定数の上限が3カ所と明記されることになった。IR実施法は「1区域に、1事業主体、1施設、1カジノ」と明確に規定する。今後、IR誘致を目指す自治体、参画を目指す事業者は、3つの席をめぐり、激しい獲得競争を繰り広げることになる。

今後、自治体は、IR実施法の中身、および、IR実施法の成立後に政府が策定する基本指針などを注視しつつ、誘致判断と戦略策定を行うことになる。以下の3点が、現時点で明らかな、自治体が考慮すべき重要ポイントである。

<1>政府への誘致申請のために、申請自治体である都道府県または政令指定市は、行政同意(首長同意)と議会での議決が必須になる。申請自治体が都道府県の場合、立地市町村における行政同意(首長同意)も要件になる。

<2>選定プロセスは、(Ⅰ)まずは自治体(都道府県または政令指定市)がIR事業者を公募・選定しIR事業者とともに区域整備計画を策定、(Ⅱ)その後、政府が自治体から区域整備計画の申請を受け付け、区域認定(ここで、自治体、IR事業者が確定)、という順序になっている。

<3>与党合意は、政府の区域認定について、2サイクルの実施を検討するとした。2サイクルの場合、IR実施法が6月に成立することを前提とすれば、第1サイクルの区域認定は2021年、IR開業は2024年と予想される。第2サイクルの認定区域は2023年、IR開業は2026年以降と予想される。区域認定数は、第1サイクルに1〜2カ所、第2サイクルに残る1〜2カ所となる見通し。

自治体は、まず、要件となる行政同意、議会議決を得られるかどうかを見極める必要がある。次に、IR事業者の公募において、十分に競争力がある海外IR事業者(地域事業者のパートナー候補)を呼び込めるかどうかを判断する必要がある。海外IR事業者は、誘致確度が高く、市場性が大きいエリアをターゲットする。最後に、政府の区域認定の第1サイクルに挑戦するか、あるいは、第2サイクルを目指すかを熟慮する必要がある。

4041チバQ:2018/04/22(日) 22:49:39
フロントランナーは4地域ある
IR誘致レースは、上位3位までに入らなければならない。地域ごとに関係者の熱意や合意形成レベルはさまざまであるが、これまでに10を超える地域が誘致活動に取り組んだ経緯がある。

現在、IR関係者の間では、大阪市、横浜市、北海道(立地市町村:苫小牧市)、長崎県(佐世保市)の4地域がフロントランナーとみられている。

そして、愛知県(常滑市)、和歌山県(和歌山市)、沖縄県(名護市などが候補)の3地域が、それらを追走する展開が予想される。むろん、今後の誘致レースにおいて、順位が入れ替わることもあろうし、新たな地域が台頭してくる可能性もあるだろう。

フロントランナー4地域の共通点は、立地市町村の首長がIR誘致スタンスを決定済み(横浜市を除く)、行政の取り組み履歴、属する広域ブロックで最有力であること。大阪市、苫小牧市、長崎県および佐世保市は、首長のIR誘致スタンスが明確であり、行政としてIR事業化の活動(IR導入にかかわる調査、構想策定、事業者からの提案募集など)を推進してきた。

横浜市は、市長が、現時点のところ取り組みスタンスを決定していないものの、過去にはIR誘致に前向きであった経緯がある。行政として調査活動を継続しており、地域事業者である京浜急行電鉄がIR参画検討を進めている。

とりわけ、大阪市は、本命とみられている。松井一郎・大阪府知事が日本維新の会、大阪維新の会の代表であり、それぞれIR実現、大阪市への誘致を選挙公約に掲げてきた。日本維新の会は、官邸と太いパイプを持つ。

松井氏、日本維新の会は、継続的に、官邸に対してIRを要望してきたうえ、大阪市では、行政、経済界が一丸となり、IRと万博(2025年国際博覧会)をセットで誘致しようとしている。また、大阪市は、日本を代表する大都市、世界最大級のIR権益であり、国内外の事業者が殺到する。大阪市のIR事業規模(年間)は、売上高3000億円、営業利益1000億円以上(シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ級)と予想される。

追走する3地域の課題とは?
一方、フロントランナーを追走する愛知県(常滑市)、和歌山県(和歌山市)、沖縄県(名護市などが候補)は、それぞれ10年以上に及ぶ長いIR活動履歴を持つ。常滑市では、経済界がIR活動をリードしてきた。2018年3月には愛知県が設置した有識者研究会が、常滑市の中部国際空港島におけるIR活用を検討すべきとの提言をまとめた。今後、愛知県知事が、正式にIR誘致に動く可能性が高まった。

和歌山県は、仁坂吉伸・知事のIR誘致の方針が明確である。ただし、同じ関西の大阪市との共存ストーリー構築が課題。沖縄県は、かつては、IR誘致の最右翼とみられてきたが、2014年12月に翁長雄志・知事の県政となって以来、IR誘致を中止した経緯がある。沖縄県では、2018年11月に知事選が予定されている。

仮に、知事選の結果、新県政がIR誘致スタンスとなるならば、沖縄県は一気に有力候補に再浮上するだろう。

4042とはずがたり:2018/04/27(金) 21:40:57

「太陽の塔」内部公開、30分の見学時間を上手に使うため知っておきたいこと
https://www.excite.co.jp/News/bit/E1524477992189.html
Excite Bit コネタ 2018年4月24日 17時30分 ライター情報:スズキナオ

4043とはずがたり:2018/04/28(土) 21:45:55
読売新聞
医療費払わない訪日客の再入国拒否…自民PT案
https://web.smartnews.com/articles/2DDiYQhaV4D

 訪日外国人観光客が医療費を支払わずに出国するケースが相次いでいることを受け、自民党のプロジェクトチーム(PT)は27日、こうした訪日客の再入国の拒否などを盛り込んだ提言案をまとめた。

 5月にも政府に提出する予定で、今夏にまとまる「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に盛り込むことを求めた。

 訪日客は2017年、約2869万人と過去最高を更新。訪日客の3割が医療費をカバーする旅行保険に未加入とされ、医療現場では、医療費の不払いや、対応するための負担増などの問題が顕在化している。

 提言案では、訪日客が入国後でも入れる旅行保険の周知や、カード決済できる医療機関の整備などを求めた。また、不払い経験のある訪日客の入国審査を厳格にし、再度の不払いの恐れがあれば入国を拒否することを打ち出した。

4045チバQ:2018/05/05(土) 07:18:15
https://www.sankei.com/west/news/180504/wst1805040044-n1.html
2018.5.4 21:49

世界遺産登録「待った」に沖縄、鹿児島両県の地元から戸惑い
 「なぜなのか」。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関から、世界自然遺産登録へ思いもよらぬ“待った”がかかった。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の地元では4日、戸惑いが広がった。有識者からは、巻き返しに向けて「的外れな対応にならないよう、問題点を具体的に把握すべきだ」といった指摘も出た。

 国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がり、絶滅危惧種のヤンバルクイナが生息する沖縄島北部。勧告は、米軍北部訓練場の返還地も推薦地域に加えるべきだと指摘した。訓練場と推薦地が隣り合う国頭村(くにがみそん)で自然体験ツアーを行う「あしむりの郷」の平良太(たいらふとし)代表(59)は「返還地は国立公園に編入することになっているはず。管理する環境は改善されつつあるのに…」と首をかしげた。

 「推薦地域の価値や保全管理を説明し、理解してもらえたと思っていた。どうして登録延期なのか」。自然保護政策が専門で、諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)が昨年10月に実施した現地調査に同行した鹿児島大の星野一昭特任教授(63)は、肩を落とす。「奄美野鳥の会」の鳥飼久裕会長(58)は「積極的に問題に対応する姿勢を示し、登録へ挑戦すればいい」と前を向いた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-712978.html
手順不備、延期勧告招く 奄美・琉球の世界遺産登録 飛び地推薦、IUCN難色
2018年5月5日 06:30
 奄美・琉球の世界自然遺産登録の可否判断に大きな影響力を持つ国際自然保護連合(IUCN)が「登録延期」を勧告した。ユネスコ世界遺産委員会による今夏の登録は厳しい情勢となった。国や県の関係者が「予想外」と口をそろえる。背景には、飛び地を推薦地としたことや、IUCNが環境の価値を重視する北部訓練場跡地を推薦段階で記述せず、国立公園に編入後に世界遺産登録に加えようとした政府の手順や見通しの甘さがある。

 IUCNは候補地が分かれていることを「資産の分断」として指摘する。候補地4島の約3万8千ヘクタールが24の地域に分けられていることが「連続性」がないとし、厳しい評価を下した。

 やんばるの森の東側に位置する米軍北部訓練場が、候補地と周辺地との緩衝地帯の役割を果たせていないことも候補地の虫食い状態を生み、「分断」をつくった要因だ。

 国は2016年12月に返還された北部訓練場跡地の9割を含む約3700ヘクタールを今年7月にもやんばる国立公園に編入し、世界自然遺産登録地に含める手順で作業を進めてきた。

 IUCNは北部訓練場跡地について「推薦地の価値と完全性を大きく追加するもの」と高く評価した。だからこそ、政府の手順に対し「必要な調整をすること」と注文を付け、手続きのやり直しを求めた。実際、京都大の研究チームが今年2月に絶滅危惧種のコウモリを捕獲し、生物多様性に富んだ場所であることを裏付けた。

 登録延期に落胆する一方、歓迎する声もある。西表島で実施されたアンケート調査では、世界自然遺産登録を好意的に捉える人の割合は3割弱にとどまった。観光客の増加が及ぼす生活への影響や環境保全策に疑問を抱く人も多い。やんばる3村でも、ガイド登録制度組織の発足が遅れている。

 登録延期の勧告を受けても、登録の可否を最終判断するユネスコ世界遺産委員会で登録が認められた事例はある。まだ可能性は残されているものの、今夏の登録ができなかった場合、国による再推薦やIUCNの審査、勧告の手順が完了するまでに少なくとも2年はかかる。

 登録を実現するためには、国や県、町村が一丸となって課題に取り組む必要がある。
(清水柚里)

4046チバQ:2018/05/05(土) 07:19:35
https://mainichi.jp/articles/20180503/k00/00m/040/154000c
福岡市
ホテル開発ラッシュ 向こう2年で33棟
毎日新聞2018年5月3日 12時00分(最終更新 5月3日 12時00分)
 福岡市でホテルが開発ラッシュを迎えている。福岡市観光産業課によると、今年4月から2年間で新たに33棟、計約5250室が開業する予定で、収容力は現在から約2割拡大する見込みだ。訪日外国人客や国際会議開催の増加を追い風に、2020年4月以降も外資系最高級ホテル開業が計画されるなど、福岡はホテル新設ブームに沸いている。【石田宗久】

 「世界から福岡を見た時に、外資系五つ星ホテルの存在は価値がある」。福岡市・天神に近い旧大名小跡地の再開発事業で、米マリオット系最高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」を積水ハウスと誘致する西日本鉄道の倉富純男社長は、22年の開業に向けてこう意気込む。

 福岡市のホテル・旅館は17年9月現在で209棟(計約2万5800室)。稼働率は84.0%と4年連続で80%を上回る好調ぶりだ。ホテル需要が高まっている背景には、アジアなど海外からの観光客の急増がある。16年の福岡市での外国人の延べ宿泊者数は271万人と14年比2.3倍に拡大。福岡市を訪れた観光客数が16年に2000万人を突破するなど、5年連続で過去最高を更新した原動力となっている。

 現在は外国人観光客の約7割を韓国と台湾、中国からの旅行客が占める。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が開催される19年には欧米や豪州からの旅行客の増加も見込まれており、ホテルの収容力アップは急務となっている。

 現在建設中のホテルは高級ホテルから宿泊特化型まで多様だ。近鉄グループホールディングス(大阪市)はJR博多駅筑紫口正面にある「博多都ホテル」(約200室)を建て替え中で、19年開業を目指す。客室面積を30平方メートル超に広げて、くつろぎの空間をアピールし、集客を図る。

 一方、訪日客が多く訪れる商業施設、キャナルシティ博多近くでは、JR九州や三井不動産によるホテル開発が進む。エイチ・アイ・エス(HIS)グループは今年12月、ロボットが接客する「変なホテル」を繁華街の中洲に開業する。ホテルラッシュに沸く福岡。業界関係者は「同じ価格帯のホテル同士で顧客争奪戦も激しくなる」と予想する。

4047チバQ:2018/05/05(土) 07:23:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050400502&g=eco
レゴランド、集客力強化へ=開業1年、ホテル・水族館新設


今春オープンした「レゴランド・ジャパン・ホテル」=4月28日、名古屋市港区

 知育玩具レゴブロックの屋外型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」(名古屋市)が開業して1年がたった。中部圏待望の世界的なテーマパークとして注目を集めたが、目標としていた初年度の入場者数200万人を達成したかどうかは「非公表」(運営会社)。苦戦をうかがわせる中、ホテルや水族館などを新設し、集客力強化に取り組んでいる。
 2017年4月にオープンしたレゴランドは、2歳から12歳までの子どもがいる家族向け。園内には40種類以上の子ども用アトラクションがあるほか、多くのレゴブロックで遊べるのが特徴だ。中部圏にはこれまで関東の東京ディズニーランドや関西のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのようなテーマパークがなく、新たな観光の起爆剤として期待されていた。
 しかし、大人6900円、子ども5300円と設定された「1日パスポート」の料金が割高との指摘を受け、開業2カ月足らずで実質的な値下げを実施。昨年9月中旬に入場者数100万人達成を発表したが、その後は公表されないなど、苦しい運営をうかがわせる初年度となった。
 挽回を期すレゴランドは今年4月28日、パーク正面に「レゴランド・ジャパン・ホテル」をオープン。1、2階部分には水族館も併設し、魅力向上に躍起になっている。
 ただ肝心のパークについては「大人に対してアピールできていない」(中部圏社会経済研究所)と、子どもと一緒に訪れた大人が楽しめるようなアトラクションなどが必要との指摘も。新たな入場者やリピーターの獲得には、なお困難が予想されている。(2018/05/04-16:55)

4048チバQ:2018/05/05(土) 07:32:11
https://www.sankei.com/region/news/180425/rgn1804250063-n1.html
2018.4.25 12:09

愛知のジブリパーク4年後開業 作品の世界再現 メインゲートに「ハウルの動く城」風エレベーター棟
 愛知県は25日、同県長久手市の愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」について、平成34(2022)年度開業を目指すことでスタジオジブリと合意したと発表した。「青春の丘エリア」「魔女の谷エリア」など五つの区域を設け、メインゲートに映画「ハウルの動く城」に出てくるような西洋建築風のエレベーター棟を設置するなどの基本デザインも明らかにした。

 ゲート周辺には、「耳をすませば」に登場する骨董品店「地球屋」の建物を再現。9月末に営業を終える温水プールの空間を利用して、映像展示室や子どもの遊び場などを整備する。

 「となりのトトロ」の主人公が住む民家を模した「サツキとメイの家」などの既存施設も有効活用する。

 今後設計に入り、32年度に着工するという。

 同公園は平成17(2005)年の愛知万博跡地に整備され、県は昨年6月、ジブリパークの整備構想を発表した。

4049チバQ:2018/05/05(土) 08:54:08

https://mainichi.jp/articles/20180505/ddm/041/040/097000c
世界文化遺産
信仰の地、報われる 天主堂、観光客続々 長崎・天草
毎日新聞2018年5月5日 東京朝刊

 世界遺産登録を目指す国内二つの推薦地は4日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が出した勧告を巡って明暗が分かれた。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の地元では、世界文化遺産登録を適当とする勧告に喜びの声が上がった。一方で「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を願う関係者らは登録延期勧告の知らせに肩を落とし、再挑戦を誓った。【加藤小夜、神田和明、遠藤孝康】

 潜伏キリシタン関連遺産の一つ、長崎市の大浦天主堂には、連休中とあって4日朝から多くの観光客らが訪れた。広島市安芸区の歯科衛生士、岸田久美子さん(43)は「滞在先の福岡で勧告のニュースを見て予定を変更して訪れた」と喜んだ。熊本市北区の中学2年、田尻慎太朗さん(13)は「歴史教科書に出ていたことを見ることができて面白かった。天草にも行ってみたい」と話した。天主堂そばにある世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する「旧グラバー住宅」近くでザボンとビワの専門店を営む碇洋介さん(68)は「相乗効果で観光客は増えるはず」と話した。

 構成資産の中には遠藤周作が潜伏キリシタンを描いた小説「沈黙」の舞台とされる長崎市の外海地区もある。これらの地区にある教会などでは信仰を妨げずに観光客らをどう受け入れるかが課題となる。長崎県などは各教会の見学希望を一括で受け付けるインフォメーションセンターを設置したり、教会の管理と案内を担う「教会守」を配置したりと登録をにらんだ取り組みを続けてきた。多くの教会を所有するカトリック長崎大司教区の高見三明大司教は「積極的な評価を素直に喜びたい」とのコメントを出した。

奄美「宿題もらった」
 一方、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の登録延期勧告を受け、奄美大島の環境保全に取り組む鹿児島県奄美市の写真家、常田守さん(64)は「島民が自分たちの島の自然をどう守るか考える時間ができた。登録までの宿題をもらったと思っている」と前向きに受け止めた。

 常田さんは歯科技工士の仕事の傍ら、環境省自然公園指導員を務め、認定ガイドとしても活動。今も年間で100〜150回は山に入り、四季で動植物の様相が異なり、1年を通して多様な生き物がいる奄美の魅力にとりつかれてきた。「奄美の自然の価値は認められている。自然の保護管理や植物も含めた外来種対策などに取り組む時間ができたと考え、次への準備をしっかりしたい」と話した。

 また推薦地の一つ、沖縄本島北部の「やんばるの森」で観光の窓口となる沖縄県東村のNPO法人「東村観光推進協議会」の小田晃久事務局長(37)は「延期は残念だが、住民の間でも世界遺産登録に十分な理解が広がっておらず、環境保全のためのルール作りも追いついていない」と語り、「改めて地に足を着けた準備をしていきたい」と冷静に受け止めた。

4050チバQ:2018/05/05(土) 08:55:16
https://www.sankei.com/premium/news/180504/prm1805040001-n1.html
2018.5.4 14:00
【経済インサイド】
訪日客向け「観光情報サイト」差別化合戦 “上客”囲い込みのそろばん勘定

 外国人が日本旅行中に観光スポットやイベント情報を収集する情報案内サイトを運営する観光関連事業者が、独自色を出して自社サイトを差別化しようと躍起だ。人口減少で国内需要の先細りが避けられない中、サイトで訪日客の需要を喚起し、自社サービスへ誘導する狙いだ。各サイトとも自治体と連携して地元おすすめの観光スポットが分かったり、観光地までのルート検索ができたりするなど独自機能が満載。“旅のお供”の座を射止めるべく差別化を競っている。

 「ストレスフリーな観光サポートサービスとして、相当数の利用が見込めると判断した」。オリックスオープンイノベーション事業部の幹部は、同社が全国展開を始めた訪日客向けの情報案内サービスのでき映えに胸を張る。

 同サービスは観光案内所などに置かれた2次元バーコード「QRコード」をスマートフォンで読み取ると、提携自治体のホームページなどをベースにした情報サイトにアクセスできる。スマホの言語設定を読み取って自動的に適切な言語で表示するのが特徴で、困った訪日客がインターネット検索せずに地元おすすめの観光情報が手に入る。将来的には地元飲食店の多言語メニューや割引クーポンのリンクも配信する。

 QRコードは設置された場所ごとに識別され、外国人がどのQRコードを読み取ったかが追跡できる。自治体は訪日客の足取りを把握した上で、今後の観光施策に生かすことが可能で、「困った訪日客が滞留しそうな場所」(同社)を中心に、9月までに最大70自治体に最大1万枚のQRコード設置を目指す。

 インターネットの普及を背景に、近年は航空券や宿泊施設などを自分で手配する個人旅行客が急増。オリックスの調査では、個人旅行客のうち、細かくスケジュールを決めずに現地到着後に情報収集をするケースは全体の約8割にも及ぶことが分かり、同社は「“旅ナカ”の観光情報サイト需要は高い」として本格的に事業参入を決めた。

 訪日客の急増に伴う経済効果はいまや、無視できないレベルに高まっている。観光庁が政府の有識者会議で公表した試算によると、平成24〜28年で名目国内総生産(GDP)は約40兆円も増加したが、うち2兆円は観光関連の上積み分。分野別では、観光関連のGDP伸び率は23.0%に達しており、輸送機械などとともにトップクラスの水準となっている。

 特に今後も伸びしろが期待できるのは地方観光だ。日本に複数回来た訪日リピーターは29年に1700万人を突破し、地方に足を伸ばす傾向がある。だが地方の観光情報は整備途上で、訪日客が旅行前に自国で入手することが難しい。そこで観光関連事業者が、情報サービスで訪日客を自社サービスにつなげようと目をつけていった。

 “上客”の囲い込みに向け、各社は独自色ある情報サイトの開設を活発化させている。

 旅行大手JTBは日本マイクロソフトや経路案内ソフトを手がけるナビタイムジャパンと共同で2月下旬から、スマホ用アプリ「JAPAN Trip Navigator」の提供を始めた。人工知能(AI)を活用して利用状況を分析し、適切な呼びかけを行うほか、100通り以上の観光モデルプランを提示し効率的な周遊を促す。

 国内線でつばぜり合いを繰り広げる航空大手2社も整備を急ぐ。日本航空は3月、JR東海と連携して両社の観光情報を集約したウェブサイトを開設した。サイトから日航と東海道新幹線の予約もでき、地方に関心を持った訪日客を両社のサービスに誘導する。全日本空輸は行きたい観光地を選択すると、旅行プランを自動作成する「Japan Travel Planner」を開設した。

 全日空は今後、自治体や観光協会、人気ブロガーなどと連携し、イベント開催、花の見頃などのリアルタイム情報を随時掲載して訪日客の地方誘客に向けて背中を押していく。担当者は「最新情報を集めていくことで、訪日客に選ばれるサイトに成長できれば」と話している。

 訪日客のさらなる増加が見込まれる中、各社の観光情報サイトの差別化競争はより激化しそうだ。上客囲い込みのそろばん勘定の成否は-。
(経済本部 佐久間修志)

4052チバQ:2018/05/08(火) 19:24:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000014-kobenext-l28
国内初「スヌーピーホテル」8月開業 神戸三宮にホテル続々
5/8(火) 17:50配信 神戸新聞NEXT
国内初「スヌーピーホテル」8月開業 神戸三宮にホテル続々
外壁に人気のキャラクターをあしらったピーナッツホテル=神戸市中央区中山手通1
 神戸・三宮周辺でホテルの開業が相次いでいる。2017年に国内のホテルなどに宿泊した外国人の延べ人数が過去最多の7800万人を記録。20年東京五輪・パラリンピックに向け、地方にもリピーターを中心に外国人宿泊者が増えつつあるが、港町の情緒や夜景の魅力で、大阪や京都など近場からの利用を見込めるなど神戸ならではの事情もあるようだ。

【写真】三宮に“お引越し”したスヌーピーの石像

 関係者の注目を集めるのは人気キャラクター「スヌーピー」をテーマにした国内初登場のホテル「PEANUTS HOTEL(ピーナッツホテル)」。

 当初の発表では場所が明らかにされておらず、ネットや会員制交流サイト(SNS)などで注目を集めていた。異人館などが立ち並ぶ北野(神戸市中央区中山手通1)であることに加え、8日の公式サイトで、グランドオープンは8月1日、予約開始日はファンクラブ会員向けが5月30日、一般は7月9日になることが明らかになった。

 全18室は全て別々のコミックをコンセプトにイメージした部屋。1泊朝食込みで1室3万円から。1階にはカフェ、3階にはレストランが入るという。

 飲食店などを展開するポトマック(同市中央区)が権利元の米国ピーナッツワールドワイド社とホテル事業のライセンス契約を結び、運営を担う。スヌーピーが登場するマンガ「ピーナッツ」の原作者がアトリエを構えた米国カリフォルニア州と、異人館や旧居留地など異国情緒あふれる港町・神戸の街並みが似ていることから、開業が決まったという。

4053チバQ:2018/05/08(火) 19:25:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000062-mai-soci
<千葉・栄町>忍者に変身それとも「コスプレの館」新館開館
5/8(火) 19:20配信 毎日新聞
 千葉県栄町が今月、忍者などの衣装を貸し出す「コスプレの館」新館をオープンさせた。新選組や武家の娘など20種類約300着を用意し、木造2階建て250平方メートルにシャワールームも備える。

 成田空港に近く、外国人観光客の誘致に力を入れる栄町が、3年前に旧館(約40平方メートル)を開業。来場者の約3割を外国人が占め、旧館だけでは手狭になったとして6倍広い新館を9700万円で建設した。

 衣装により1000〜6000円(町民は半額)で最大3時間着用可。同県成田市の小学4年、牧野那美さん(9)は「女忍者になったような気分」と、見事な変化(へんげ)で手裏剣投げを楽しんだ。【中村宰和】

4054チバQ:2018/05/09(水) 22:53:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000115-spnannex-soci
富士急ハイランド 7月中旬から入園料無料へ フリーパスは料金変わらず アトラクション料金は値上げへ
5/9(水) 19:33配信 スポニチアネックス
 富士急行は9日今年の7月中旬から「富士急ハイランド」の入園料を無料にすると発表した。

 「富士急ハイランドと富士五湖周辺の様々なコンテンツとを自由に組み合わせて、もっとたくさんの人にエリアを回遊してもらい、これまで以上に富士山観光の楽しさ、素晴らしさを感じていただきたいという想いから実施するもの」と説明。

 「将来的には、富士急ハイランドを起点に富士五湖や富士山五合目へ出かけてまた戻ってくるような、まさに“富士山観光のハブ”になることを目指しております」としている。

 現在、基本入園料は、大人と中高生が1500円、小人が900円。また、フリーパス料金(当日券大人5700円、中高生5200円、小人4300円)は、入園料無料化後も現在と同価格で販売するとしているが、ジェットコースター「FUJIYAMA」(現行1000円)など人気のある乗り物や施設の料金は2〜2・5倍に引き上げる見通し。それ以外のアトラクションも値上げを検討している。

4055チバQ:2018/05/10(木) 20:06:00
巻き返しに期待!!!
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018051001001594.html
2018年5月10日 17時44分


観光業界「海の日」3連休続けて 7月20日固定案に反発
 7月第3月曜の祝日「海の日」を2021年以降、7月20日に固定する案を巡り、観光業界が反発している。固定化は「海の恩恵に感謝する」趣旨を明確にする目的だが、日本旅行業協会の田川博己会長(JTB会長)は10日、記者会見し「3連休は国民に定着し、地方の観光振興に役立っている」と訴えた。

 海の日は、1876年に東北を巡幸した明治天皇が船で横浜港へ戻った日付にちなむ。1996年に祝日となり、3連休をつくる「ハッピーマンデー」制度に伴い、03年から7月第3月曜日となった。

 超党派の国会議員らによる「海事振興連盟」は祝日の理念を重視し、以前から固定化を目指してきた。

(共同)

4056チバQ:2018/05/10(木) 20:12:00
https://www.asahi.com/articles/ASL585DC9L58OIPQ.html?iref=com_rnavi_arank_nr01
当て外れた? レゴランド隣、開業1年で撤退12店
2018年5月10日09時42分
 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」に隣接する商業施設「メイカーズ ピア」で、開業から1年余りでテナント12店が撤退したことが分かった。運営会社の親会社、矢作建設工業の高柳充広社長が、決算会見で明らかにした。

【特集】レゴランド・ジャパン
 「メイカーズ ピア」は昨年3月末に開業し、53の飲食店などが出店した。しかし、売り上げ不振でテナントの退店が相次いだ。レゴランドが休園日を設けたことや、レゴランドに再入場できるチケットの種類が限られていたことが響いたという。

 矢作建設によると2018年3月期の「メイカーズ ピア」からの賃料収入は約2億円で、想定の約8割だった。この間、新たな出店は2店にとどまり、現在は52区画のうち10区画が空いている。高柳氏は「レゴランドの集客が思ったほどではなく、苦しい立ち上がりになった。レゴランドに頼らずリピーターを増やさなければいけない」と話した。

4057とはずがたり:2018/05/11(金) 19:15:18
万博資金のあてが…カジノ誘致、焦る大阪「早く決めて」
https://www.asahi.com/articles/ASL4W4WJFL4WPTIL01T.html
坂本純也 辻森尚仁、石井潤一郎2018年5月8日09時09分

 大型連休前に政府が閣議決定したカジノを含む統合型リゾート(IR)の実施法案をめぐり、IR誘致をめざす大阪府や大阪市、関西財界が焦りを募らせている。法案審議の行方次第では、同じく大阪への誘致をめざす万博の資金計画が頓挫しかねないからだ。

 「法案ができたのだから、早期に成立させるのが国会の役割だ」。IR実施法案が閣議決定された4月27日、大阪府の松井一郎知事は記者団に強調した。

 大阪府と大阪市は、大阪湾の人工島の夢洲(ゆめしま)を候補地に誘致を強力に進めており、独自のギャンブル依存症対策も検討している。

 今回の法案は、昨秋の臨時国会で成立が見込まれていたが、衆院解散で先送りになった。カジノへの懸念は与党内でも強く、今国会での成立も不透明だ。

 法案をめぐる政府や与党の検討状況などから、府と市が今後の見通しを分析したところ、全国で最大3カ所とされるIRの設置区域が認定されるのは早くて2022年度以降。23〜24年度と見込んでいた開業は、27年度以降の可能性もあることがわかった。与党は誘致自治体の準備度合いに応じて設置を決める考えも示しているが、府幹部は「とにかくできるだけ早く決めてほしい。今はただそれだけだ」と不安を隠さない。

 IRの開業時期を気にするのは、同じ夢洲で25年の誘致をめざす万博のインフラ整備にかかわるからだ。

 万博の会場整備費は1250億円と見込まれ、国、府と市、経済界が3分の1ずつ分担する。府と市はさらに、夢洲まで地下鉄を延ばす工事や橋の拡幅、追加の埋め立てで730億円の関連事業費を想定する。

 そこで、府と市はIRの整備をセットで進め、IR事業者に地下鉄延伸費用の一部、約200億円を受益者として負担してもらうことを検討している。事業者側にも説明を始め、理解を得ているというが、IRの設置が決まらないと負担を求めることは難しい。

 万博の開催地が決まるのは今年…

4058チバQ:2018/05/11(金) 22:19:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000542-san-soci
IR候補地、大阪だけにあらず-各自治体が東京でアピール合戦 大阪「悪いが一歩も二歩も先行」和歌山「絶対に負けられない」
5/11(金) 16:17配信 産経新聞
IR候補地、大阪だけにあらず-各自治体が東京でアピール合戦 大阪「悪いが一歩も二歩も先行」和歌山「絶対に負けられない」
ジャパン・ゲーミング・コングレス2018でIR誘致に関してプレゼンテーションする和歌山県の仁坂吉伸知事=11日午前、東京都港区(桐山弘太撮影)
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す自治体と海外のIR事業者が意見交換するフォーラム「ジャパン・ゲーミング・コングレス」が11日、東京都内で開かれ、和歌山県や長崎県などの首長らが候補地としての魅力や誘致に向けた計画をアピールした。IR誘致をめぐっては、大阪湾の人工島・夢(ゆめ)洲(しま)(大阪市此花区)への誘致を目指す大阪府・市が有力視されており、注目が集まりがちだが、参加した自治体関係者は「自分たちも存在感を発揮していきたい」と“ライバル”に対抗心を燃やしている。(永原慎吾、地主明世)

 「海や温泉、自然があり、たくさんのスポーツレジャーを楽しめるのが和歌山のポテンシャルだ」

 この日のフォーラムで行われた各自治体の首長らによるプレゼンテーションで、和歌山県の仁坂吉伸知事は、マカオでIRを運営するギャラクシー・エンターテインメント・グループなど約10社の参加事業者らを前に熱弁をふるった。

 同県は、和歌山市の人工島・和歌山マリーナシティにIRを建設する構想を描く。訪日外国人客(インバウンド)を集客しやすい関西国際空港から車で約45分という交通アクセスの良さに加え、県内に世界遺産の高野山や熊野古道があるなど、恵まれた観光資源を強みに誘致を進めてきた。

 一方、誘致活動で先行する大阪府市はこの日、松井一郎府知事と吉村洋文大阪市長が府庁で、マカオのIR事業者の表敬訪問があったため参加を見合わせた。松井知事は、かねて和歌山に強気の姿勢を見せており、今年1月には「切磋琢磨(せっさたくま)だ。和歌山は和歌山で頑張ってほしい」とエールを送る一方、「申し訳ないが一歩も二歩も先行している」と自信をのぞかせる。

 4月に閣議決定されたIRの実施(整備)法案が今後、国会で成立した場合、IRの認定区域に選定されるのは全国で最大3カ所に限られる。誘致合戦で埋没しないためには、存在感を高めていくことが課題で、フォーラムに参加した県幹部は「和歌山の誘致計画は他地域と比べても決して遜色はない」と力を込めた。

 フォーラムには、長崎県や北海道釧路市、苫(とま)小(こ)牧(まい)市などの首長や誘致担当者らも出席。長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」への誘致を目指す同県の担当者は「アジアのマーケットに非常に近い」とアピールしていた。

 IRをめぐっては、政府が4月27日に実施(整備)法案を閣議決定した。カジノ事業は免許制とし、全国で最大3カ所を整備できると規定。カジノへの入場は、訪日外国人は無料だが、日本人客は「週3回、月10回まで」と制限を設けた上で入場料として料金6千円を徴収するとしており、カジノのほか国際会議場、ホテルなど集客施設も一体整備すると定めている。

 2025年国際博覧会(万博)誘致を目指す大阪府市は、それ以前にIRを開業してインフラを万博にも活用したい意向だが、国会の混乱などで審議の難航が予想されており、先行きは不透明だ。

 大阪市の試算ではIRを誘致した場合、年6900億円の経済効果が期待される一方、ギャンブル依存症対策が課題となっている。公明党はギャンブル依存症対策法案を先行審議するよう求めており、自民、公明両党は今月10日、ギャンブル依存症対策法案に関する与野党の会合で、依存症患者らで構成する関係者会議を設置することを盛り込んだ修正案を提示。賛同している日本維新の会と共に国会に近く共同提案する方針だ。

4059チバQ:2018/05/15(火) 19:17:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180514-00000012-pseven-soci
カジノ3か所開設 横浜、大阪、長崎、沖縄の椅子取りゲーム
5/14(月) 16:00配信
 通常国会は6月20日の会期末まで1か月余りとなった。だが、安倍政権は役所のスキャンダルで集中砲火を浴び、国会が空転したため働き方改革法案やカジノ実施法案など重要法案をほとんど成立させていない。自民党国対のベテランは「これは非常事態」と語る。

「衆参で圧倒的勢力を持っている政権が、予算以外の重要法案を1本も成立させることができなければ終わりだ。与党内でもはや法案を通す力がないとみられて一気に求心力を失い、安倍さんは総裁3選どころではなくなる。かと言ってあと1か月で与野党対決法案を上げるのは日程的に難しい」

 そこで官邸も与党も“本気”になった。加計学園関係者との官邸会談を「記憶にない」と“健忘症”になっていた柳瀬唯夫・元首相秘書官に記憶を突然蘇らさせるという“荒治療”を施して国会で証言させ、なりふり構わず野党を審議に復帰させた。重要法案の審議を再開して駆け込みで成立させようと躍起になっている。しかし、それは安倍首相のためではない。

 政権を支えてきた実力者や首相側近たちは、安倍政権が終わる前に自分たちが推進してきた政策に実現の道筋を付けて利権の果実を手にしておきたいようだ。

 その代表格がカジノ実施法案である。「日本での賭博解禁は法制度上無理がある」(法学者)と言われながら、安倍政権は足かけ5年でカジノ推進法などの法整備を進めてきた。今回の国会空転のさなかにも、自民党は公明党と「全国にカジノ3か所開設」で合意し、安倍首相が中東外遊に出る直前(4月27日)にバタバタと閣議決定してカジノ開設の総仕上げとなる実施法案を国会に提出した。超党派のカジノ議連の幹部は「3か所」という数字に重要な意味があると読む。

「有力候補地は一番のカジノ推進派である菅義偉・官房長官の地元・横浜、総理に近い維新の松井一郎・大阪府知事が誘致の旗を振る大阪の夢洲(ゆめしま)、麻生太郎・副総理の実弟が会長を務める九州経済連合会が積極的な長崎ハウステンボスとみられていたが、ここにきて二階俊博・幹事長が沖縄でのカジノ開設に前向きとされ、争奪戦になってきた」

 沖縄ではかつて菅氏がカジノ付きリゾート構想を推進したが、反対派の翁長雄志・知事の登場で断念に追い込まれた。その後、菅氏に代わって安倍政権の沖縄対策の司令塔となった二階氏は今年2月の名護市長選の指揮を執って翁長氏の推す候補を破り、11月の知事選でも翁長氏を破って自民党知事を誕生させることに自信を持っている。自民党が沖縄県政を握って新たなカジノ構想を推進する腹づもりとみられている。

「首相の女房役」とされる菅氏、「首相の盟友」である麻生氏、「政権の大黒柱」の二階氏に加えて、自民党の外から安倍政治を支え続けてきた維新の松井氏の4人がカジノ開設の「3つの椅子」という安倍政治の果実を奪い合っているのだ。

※週刊ポスト2018年5月25日号

4060チバQ:2018/05/16(水) 20:00:56
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180409-OYT8T50005.html?from=yhd
インバウンド、聖地、秘境…でも「がっかり観光地」
企業アドバイザー 津田倫男
2018年04月10日 07時20分無断転載禁止
 外国人観光客の増加、SNSで拡散される「秘境」、アニメや映画の舞台となったスポットへの「聖地巡礼」。観光は地方活性化に期待される産業の一つだ。宿泊、交通、飲食など幅広い業種への振興につながるだけでなく、地域のブランド化による企業誘致、定住・移住促進などにも弾みがつく可能性がある。しかし、「せっかく楽しみにしていたのにがっかり」「期待はずれ」と評判を落とす懸念もある。地方の観光地化のリスクとは。企業アドバイザーの津田倫男氏に解説してもらった。
もう二度と行かない
(画像はイメージ)
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 「山深い温泉旅館に泊まったのに、マグロやイカの刺身ばかりだった」(70代男性会社役員)

 「観光ボランティアの知識が乏しかった」(40代女性会社員)

 「ツイッターで秘境と紹介されていたのに、人が多くて想像と違った」(20代男性会社員)

 周囲で旅のがっかり体験を聞くと、こんな声が次から次へ飛び出す。中には、「あそこへは、もう二度と行かない」と強い嫌悪感を抱いている人もいた。

 日本旅行業協会によると、各国の外国人観光客数(2015年)は8445万人が訪れたフランスがトップ。次いで、アメリカ(7751万人)、スペイン(6822万人)、中国(5689万人)、イタリア(5073万人)が続く。日本は前年比47.1%増の1973万人を記録。しかし、世界的に見れば、マレーシアやギリシャに次ぐ16位にとどまっている。国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の回数、宿泊数も2008年以降、ほぼ横ばいだ。

 外国人の誘客やリピーターの獲得に力を入れる地方自治体も多いが、「がっかり」と思われてしまっては、今後、観光客数は頭打ちになってしまう。

 先日、インバウンドの成功例とされる日本海側のある老舗温泉街を訪れた。この温泉の所在市によると、2011年に1118人だった外国人観光客は、16年に4万4648人に増加。5年で約40倍に伸びたと胸を張る。

 川沿いの柳並木、古い街並み、そして観光客が浴衣姿でそぞろ歩きする風景が特徴的な温泉街は、評判にたがわず、外湯巡りを楽しむ欧米人の姿が目につく。

 「インスタグラム(画像共有サービス)で『日本で一番いい!』と紹介されていたので、ここに決めたんだ」

 ドイツから来たという男性グループはそう言うと、熱心にスマートフォンで撮影を始めた。情緒ある街並み、湯けむり、浴衣……。確かに写真映えしそうだ。評判が評判を呼び、外国人観光客を増やした成功例に違いない。

 ところが、この温泉で私は不快な体験をした。

4061チバQ:2018/05/16(水) 20:01:17
ぶっきらぼうな接客
(画像はイメージ)
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 この温泉街の売りの一つは、複数の温泉を楽しめる外湯めぐりだ。入り放題の「温泉手形」を手に温泉を回ったが、そこで、従業員の接客が気になった。

 「下駄げた箱は共用願います」

 あいさつの一言もなく、あまりにもぶっきらぼうだった。多くの観光客が押し寄せている状況に、おもてなしの気持ちや丁寧さが二の次になってしまっているのだろう。風呂場に居合わせた日本人観光客の中には、「あんな言い方しなくてもいいのに。さっさと入って、とっとと出ていけと言わんばかりだ」と漏らす人もいた。

 これでは、せっかくの評判も台無しだ。

たくさん来てもらわんでもええ
 ささいなことと気にしない人もいるかもしれないが、観光客にしてみれば一事が万事なのである。

 外国人観光客の中には、欧米人のみならず、タイやマレーシアなどアジア各国の訪日客の姿も目立つ。

 にもかかわらず、「一人当たりの消費額の多い欧米人は大歓迎。アジアの人は使う額が少ないので、それほどたくさん来てもらわんでもええ」(市の観光関係者)などと言ってしまうのである。

 この温泉街の外国人観光客の急増は、欧米の旅行ガイドブックに紹介されただけでなく、実は海外への熱心な売り込み、大手旅行会社や商社などのバックアップのおかげだ。地元観光業者とはかけ離れた力によって得た“成功”や“評判”は、ややもすれば、観光地の接客やおもてなしの質に反映されないこともある。

 それでも、温泉を訪れる観光客の期待は高まっている。

 観光関係者は「素晴らしかった」「また来たい」などの称賛ばかりに目を向けたがるが、「実際に行ってみると、そうでもなかった」という不満にこそ真摯しんしに向き合う必要があるはずだ。

石見銀山の観光客減少
(画像はイメージ)
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 国内の世界遺産は、2017年7月に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県宗像市、福津市)が加わり、文化遺産17件、自然遺産4件あわせて21件になった。

 世界遺産登録もまた、観光振興の弾みとなり、世界中から観光客を集めることになる。

 このため、地方自治体や地元経済界などは、あわよくば世界遺産に登録されたいと、地域の宝のPRに躍起になる。

 ただ、「がっかり世界遺産」という風評にさらされるケースも珍しくない。その一つが石見銀山(島根県大田市)だ。石見銀山は、東西文明交流に影響を与え、自然と調和した文化的景観を形作っている、世界に類を見ない鉱山として評価され、07年に世界文化遺産に登録された。

 翌08年には、石見銀山を訪れる観光客が81万人に達した。その後、観光客数は減少傾向が続き、16年は約30万人にとどまり、世界遺産登録前の水準に戻っている。

 駐車場のある石見銀山公園から、公開されている坑道「龍源寺間歩」までは2.3キロ。観光車両は入れないため、訪問者の移動は徒歩か有料のレンタサイクル、ベロタクシーのみ。夏場や雨天時の散策は、体力的に厳しい上、長距離歩行が困難な高齢者や、障害者にとって、気軽に見学できる場所とはいえない。

 アクセスの課題だけでなく、観光客からは「石見銀山は地味だ」「文化的価値が分かりにくい」などの声もある。「がっかり世界遺産」との評価は、観光客を減らす一因となっている。こうした課題について、市は「滞在時間を増やし、周辺のホテルや旅館に泊まってもらうことで活性化につなげたい」という。観光客数を増やすのではなく、滞在型の観光に活路を見いだす。

4062チバQ:2018/05/16(水) 20:01:38
「聖地」にあふれる巡礼と落胆
 世界遺産と対照的な例は、アニメ映画「君の名は。」で有名になった架空の「糸守町」だ。主人公の少女が住む岐阜県の山深いこの町は、それがどこかが特定されないことで逆に多くの「巡礼客」を集めた。

 JR飛騨古川駅や宮川町落合のバス停、飛騨市図書館なども登場する。その一方で、大きな湖は諏訪湖がモデルになっている可能性があると指摘され、諏訪地方も思いのままに観光宣伝できる。

 とはいえ、偶像として描かれたアニメが美しすぎるあまり、実際の風景にがっかりという落胆も聖地巡礼にはつきものだ。仮に、SNSなどで「行かないほうがいい」と拡散されれば、観光地としては痛手となる。

 最近、自治体を悩ませているのは豪華大型客船の寄港だ。

 一時は、一挙に数千人規模が来訪することから、誘致・歓迎する動きもあったが、寄港地周辺では万引きやポイ捨てなどの迷惑行為も報告されている。商店街の中には、「クルーズ船客お断り」の貼り紙を掲示する店もあるという。

作為的な施策はリスク
(画像はイメージ)
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 東京23区の東側、いわゆる「下町」やその周辺エリアは、地方の市町村と違い、特別な観光プロモーションはされていない。にもかかわらず、多くの観光客を集めるのはなぜだろう。

 例えば、上野界隈かいわいには微妙なアンバランス(不調和)がある。国立博物館に代表される高雅な文化施設とアメ横が象徴する「庶民的猥雑わいざつさ」があふれる商店街が同居している。近くの湯島もかつては受験生しか訪れないと言われていたが、最近は外国人観光客の姿をよく見かける。

 御徒町のとんかつ屋は外国人に人気だ。ここの店長は「英語メニューを作った以外は、特別なことは何もしていない」と言う。観光客向けの特別なメニューを用意する飲食店などもあるが、地域住民がいつも手軽に食べられるものを味わえるのが何よりの魅力となっている。

 「ありのまま」でいる。この簡単なことが意外に重要だ。上野界隈は特別だと思われるかも知れないが、ここも20年前は都内でもひなびた観光地だった。外国人観光客がその「面白さを発見」してくれたことが大きい。

 観光で地域振興を考えるなら、あまり作為的な施策はかえってリスクを招きかねない。

 多くの自治体が「観光立県」をうたっている。しかし、観光振興という聞こえのいい地域活性化策に、どうしても東京の旅行会社や広告会社の思惑が透けて見える。観光客を受け入れる土壌が地域に育まれているのか。観光地として求められているのは何か。

 自治体の観光担当者は観光客の気持ちを知るために、まず自らが数多くの地域へ旅に出かけてみることだ。

4063チバQ:2018/05/19(土) 14:05:33
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180514-00000012-pseven-soci
カジノ3か所開設 横浜、大阪、長崎、沖縄の椅子取りゲーム
5/14(月) 16:00配信 NEWS ポストセブン
カジノ3か所開設 横浜、大阪、長崎、沖縄の椅子取りゲーム
カジノ構想で醜い争いが…(時事通信フォト)
 通常国会は6月20日の会期末まで1か月余りとなった。だが、安倍政権は役所のスキャンダルで集中砲火を浴び、国会が空転したため働き方改革法案やカジノ実施法案など重要法案をほとんど成立させていない。自民党国対のベテランは「これは非常事態」と語る。

「衆参で圧倒的勢力を持っている政権が、予算以外の重要法案を1本も成立させることができなければ終わりだ。与党内でもはや法案を通す力がないとみられて一気に求心力を失い、安倍さんは総裁3選どころではなくなる。かと言ってあと1か月で与野党対決法案を上げるのは日程的に難しい」

 そこで官邸も与党も“本気”になった。加計学園関係者との官邸会談を「記憶にない」と“健忘症”になっていた柳瀬唯夫・元首相秘書官に記憶を突然蘇らさせるという“荒治療”を施して国会で証言させ、なりふり構わず野党を審議に復帰させた。重要法案の審議を再開して駆け込みで成立させようと躍起になっている。しかし、それは安倍首相のためではない。

 政権を支えてきた実力者や首相側近たちは、安倍政権が終わる前に自分たちが推進してきた政策に実現の道筋を付けて利権の果実を手にしておきたいようだ。

 その代表格がカジノ実施法案である。「日本での賭博解禁は法制度上無理がある」(法学者)と言われながら、安倍政権は足かけ5年でカジノ推進法などの法整備を進めてきた。今回の国会空転のさなかにも、自民党は公明党と「全国にカジノ3か所開設」で合意し、安倍首相が中東外遊に出る直前(4月27日)にバタバタと閣議決定してカジノ開設の総仕上げとなる実施法案を国会に提出した。超党派のカジノ議連の幹部は「3か所」という数字に重要な意味があると読む。

「有力候補地は一番のカジノ推進派である菅義偉・官房長官の地元・横浜、総理に近い維新の松井一郎・大阪府知事が誘致の旗を振る大阪の夢洲(ゆめしま)、麻生太郎・副総理の実弟が会長を務める九州経済連合会が積極的な長崎ハウステンボスとみられていたが、ここにきて二階俊博・幹事長が沖縄でのカジノ開設に前向きとされ、争奪戦になってきた」

 沖縄ではかつて菅氏がカジノ付きリゾート構想を推進したが、反対派の翁長雄志・知事の登場で断念に追い込まれた。その後、菅氏に代わって安倍政権の沖縄対策の司令塔となった二階氏は今年2月の名護市長選の指揮を執って翁長氏の推す候補を破り、11月の知事選でも翁長氏を破って自民党知事を誕生させることに自信を持っている。自民党が沖縄県政を握って新たなカジノ構想を推進する腹づもりとみられている。

「首相の女房役」とされる菅氏、「首相の盟友」である麻生氏、「政権の大黒柱」の二階氏に加えて、自民党の外から安倍政治を支え続けてきた維新の松井氏の4人がカジノ開設の「3つの椅子」という安倍政治の果実を奪い合っているのだ。

※週刊ポスト2018年5月25日号

4064チバQ:2018/05/19(土) 20:40:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000055-asahi-soci
プーシキン美術館展10万人 「VRみたいな絵」が話題
5/18(金) 19:32配信 朝日新聞デジタル
プーシキン美術館展10万人 「VRみたいな絵」が話題
プーシキン美術館展の入場者が10万人を超え、記念のセレモニーで図録などを贈られた三上真優さん(左)=2018年5月18日午後、東京都美術館
 東京都美術館(上野公園)で開催中の「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」(朝日新聞社など主催)の入場者が10万人を超え、18日、記念のセレモニーがあった。近代フランスの巨匠らの作品が並ぶ展覧会だが、一見地味ながら、SNSや口コミで人気がじわりと広がっている作品もある。

【写真】「パリ環状鉄道の煙(パリ郊外)」を右から見てみる=東京都美術館

 セレモニーでは、東京都小平市の大学生三上真優(まゆ)さん(21)に図録などが贈られた。美術館巡りが好きで学芸員志望という三上さんは「モネの作品がぜひ見たくて来ました。大学では旅行サークルに入っていて、風景画を見るのも好きです」と話した。

■「絵の中に入ってしまう」

 ロシア屈指の美術館のコレクションから、ルソー、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンらの風景画65点を展示している。特に初来日のクロード・モネ「草上の昼食」は「主役」に指名され、パンフレットやポスターに使われている。

 一方、モネらに知名度では劣るが、ルイジ・ロワール(1845〜1916)の「パリ環状鉄道の煙(パリ郊外)」(1885年)が来場者のSNS投稿などで評判となっている。

 厚い雲に覆われた空と大通りを、汽車の吐き出す煙が横切る。グレーが基調の画面からは地味な印象を受ける。広報用の提供写真もなく、メディアではほとんど紹介されていない。

 しかし、ツイッターでは、「見ているだけで自分がパリの街にいる」「あの道に向かって走って行きたくなりました」「背景のもくもくとした煙が、まるで日本画の銀泥で描いたみたいに鈍く輝いて見えてすばらしかった」と感動を伝えるコメントが相次いでいる。なかには、「少し離れて右側から見ると、突然絵の中に入ってしまったようなリアリティーに襲われる。VRみたいだった」と語る人も。確かに、絵の右側に立つと、道路を真っすぐ見通す視点を得る。そのせいか、画面への没入度が格段に増すようだ。

■当初は来日候補に入らず

 「人気の理由は、1885年のパリ郊外にタイムスリップしたような臨場感でしょうか」と話すのは、都美術館の学芸員大橋菜都子さん。モスクワのプーシキン美術館で初めて見たとき、大橋さんもそう感じたという。当初の来日候補には入っていなかったが、ぜひにとリスト入りさせた。

 「汽車の走る音、煙のにおい、雨上がりのにおいなどをリアルに想像させてくれます。幅296センチ、高さ172センチと本展最大級の作品で、前に立つと、自分が絵の中に入っていくような感覚に。このサイズで描いたのも、そうした効果を狙ったのでしょう。鑑賞者が道に立つように、人の視点から描かれていること、遠くへ続く道路と視界をさえぎる煙によって生み出される奥行き、水たまりや雲の雨上がりの描写、日常の暮らしを営む人々の何げない動作(もしくは何もせずたたずむ様)が臨場感を強めている」と解説する。

 大橋さんによると、ロワールは、日本では出会う機会がほとんどない画家。近代都市として生まれ変わったパリの街そのものに関心を寄せ、風景を淡々と描き、若い画家に大きな影響を与えたという。

■ロシアグッズも人気

 展覧会関連グッズの販売コーナーでは、図録やポストカードなどの定番に加え、ロシアの雑貨や、「草上の昼食」にちなんだアウトドア用品や食品も人気になっている。特にマトリョーシカや、ロシア語のアルファベットをあしらった缶バッジやマスキングテープが売れ筋という。

■講演会も

 展示作品を解説する無料の講演会も同館で開かれる。

 6月2日午後2〜3時30分、三浦篤・東京大教授「クロード・モネの《草上の昼食》――その謎と魅力について」。展覧会入場券(半券可)が必要。午後1時から同館講堂前で整理券を配布。

 5月25日午後6時30分〜7時、大橋学芸員による見どころ解説。入場券か半券が必要。

 展覧会は7月8日まで(月曜休館)。午前9時30分〜午後5時30分(金曜は午後8時まで)。一般1600円、大学・専門学校生1300円、高校生800円、65歳以上1千円。公式サイトはhttp://pushkin2018.jp/。(曺喜郁)

朝日新聞社

4067荷主研究者:2018/05/20(日) 18:24:59

http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180510000024
2018年05月10日 08時34分 京都新聞
京阪、ホテル開発加速  京都重点に1千億円投資へ

 京阪ホールディングス(HD)は9日、2018度から3年間の中期経営計画と26年度を目標とする長期経営戦略を発表した。京都では観光・インバウンド(訪日外国人)事業をさらに強化。大阪や沿線外地域も含めたホテルや商業施設の開発を中心に今後3年間で1千億円を投じ、収益拡大に結びつける。

 中期計画では、京都を観光の重点投資先に位置付けた。旗艦ホテルとして、JR京都駅(下京区)のそばで建設中の「ザ・サウザンドホテルキョウト」など、同駅周辺で3ホテルを新規開業する。四条河原町では生活提案型の複合商業施設も19年春に開業させる計画で、「1千億円の半分ほどはこれら大型事業が占める」(加藤好文社長)という。グループで運営するホテルの客室は3100室から3年後に5200室まで増える見通しだ。

 市中心部に集中する観光客を分散させるため、洛北-東山-伏見・宇治の南北ラインを「ゴールデンルート」に設定。三条駅前の再開発に加え、中核となる出町柳、中書島両駅の再整備も進める。また、市内を走るバスの混雑緩和に向け、主要観光地を巡回するバスの運行も検討する。

 鉄道は、昨年8月に運行を始めた座席指定の特急車両「プレミアムカー」の平均乗車率が7割と好調なことから、導入拡大を進める。沿線の伏見稲荷などを多く訪れる訪日客の旅客収入も、3年間で約2倍の年20億円に引き上げる。

 同日発表した18年3月期の連結純利益は227億円と6年連続で最高益を更新した。訪日客の増加で旅客輸送が伸び、不動産事業も拡大しており、財務基盤の安定化で投資をさらに積極化する。

 大阪市内で会見した加藤社長は「沿線の大型開発プロジェクトが完了する26年度までは投資がまだまだ必要。財務基盤を多少犠牲にしてでも、将来に向けて資金を投じたい」と述べた。

4068チバQ:2018/05/22(火) 21:11:54
「東京は宿泊税とるから五輪観に行かない/泊まらない」なんて人は
極めて稀だろうし。
五輪で公共事業ばかみたいにやってるのに、免除ってなぜ!?
取れるところからふんだくれよ

https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180517/ddm/012/010/090000c
関連ニュースはこちら 東京都方針
五輪期間、宿泊税とらず 公約から対象拡大
毎日新聞2018年5月17日 東京朝刊
 東京都は16日、2020年東京五輪・パラリンピック期間を含む前後の3カ月間、ホテルや旅館に泊まった客から徴収する「宿泊税」を免除する方針を明らかにした。五輪招致段階で、大会関係者の宿泊税を免除すると公約していたが、宿泊施設で関係者かどうかを確認するのが難しいことなどから、対象を全宿泊者に拡大する。

 免除期間は20年7月1日〜9月30日。宿泊料が1泊1万〜1万4999円で100円、1万5000円以上で200円徴収している宿泊税を免除する。約5・5億円の税収減となる見通しだ。

 都主税局は対象者を拡大した理由について「ボランティアや観客らさまざまな方の負担軽減や、宿泊施設側が大会関係者とそれ以外を判別する作業が煩雑なため」と説明。関連条例の改正案を6月の都議会定例会に提案する。【芳賀竜也】

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051600943&g=spo
宿泊税、五輪中なし=東京都、6月に条例改正へ

 東京都は16日、観光振興などを目的にホテルや旅館の宿泊客に課税している「宿泊税」について、2020年東京五輪・パラリンピックの開催期間中は徴収しない方針を決めた。6月の都議会に条例改正案を提出する。課税を停止する期間は7月1日から9月30日までの3カ月間。
 都は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、各国の代表選手やコーチなどの大会関係者には宿泊税を課さないと約束している。ただ、対象を限定すると、税を徴収する宿泊施設側の事務負担が増大するため、観戦者やボランティア、観光客を含め、一律で課税を見送ることにした。
 宿泊税は地方自治体が独自に課税する法定外税で、都は02年10月、全国で初めて導入した。1人当たり1泊1万円以上で100円、1万5000円以上で200円を徴収しており、18年度の税収は25億円の見通し。都は税収を、観光案内所の整備や外国人向け観光パンフレットの作製などに充てている。 (2018/05/16-15:50)

4069チバQ:2018/05/22(火) 21:13:11
>>4012
https://www.sankei.com/region/news/180519/rgn1805190002-n1.html
2018.5.19 07:00

福岡県、安定財源確保へ「宿泊税」検討
 福岡県の小川洋知事は記者会見で、ホテルや旅館などの利用客から徴収する「宿泊税」の創設を検討する考えを表明した。観光振興のための安定財源を確保する目的で、7月までに有識者会議を設置し、詳細を詰める。平成31年度以降の導入を目指す。

 福岡市議会でも、市税として宿泊税を導入する動きがある。小川氏は「複数の自治体が重ねて課税すると、利用者の負担を考えないといけない」と指摘した上で、市側から意見を聞く考えを示した。

 総務省によると、宿泊税は条例で設ける法定外の地方税で、新設には総務相の同意が必要となる。宿泊税は、東京都と大阪府で導入され、京都市が今年10月、金沢市が来年4月にそれぞれ創設を予定している。

4070 チバQ:2018/05/22(火) 22:06:51
>>4068
軽減税率を導入しようと思っている方とは真逆の見解ですなあ

4071とはずがたり:2018/05/30(水) 19:58:29
>>4056

レゴランド
隣接の商業施設苦戦 開業1年余で12店撤退
毎日新聞2018年5月10日 12時12分(最終更新 5月10日 12時23分)
https://mainichi.jp/articles/20180510/k00/00e/020/252000c

 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」に隣接する複合商業施設「メイカーズ・ピア」で、昨年3月末の開業時に入居していたテナント53店のうち12店が今月7日までに撤退したことが、運営会社の矢作建設工業への取材で分かった。ほとんどが飲食店だという。

 同施設は昨年3月30日に開業し、52区画にテナントの飲食店や雑貨店など計53店が入居していた。しかし、客足が伸びず同5月下旬から撤退が始まったという。

 同社は、レゴランドの集客が予想より振るわなかったことが一因と分析。レゴランドが繁忙期を除き週2回休園日を設けたことやチケットによって入園者の再入場を制限したことも影響した。

 同社の2018年3月期の同施設からの賃貸収入は約2億円で、想定の8割程度。アクセサリー作りなどの体験型店舗は好調だが飲食店などは苦戦。約1年で12店が撤退し、新たに2店が入居したが、52区画のうち10区画が空いているという。同社は「レゴランドに頼るだけでなく、体験型店舗を拡充させるなど独自の努力でリピーターを増やしていきたい」としている。【斎川瞳】

4072 チバQ:2018/06/02(土) 16:28:14
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018060200402&g=pol
25年万博誘致で3都市激戦=支持拡大へ「戸別訪問」-大阪

2018年06月02日15時13分

 2025年の国際博覧会(万博)の開催地が11月に決まるのを前に、今月12、13両日、博覧会国際事務局(BIE)総会がパリで開かれる。総会では開催地に名乗りを上げた大阪、エカテリンブルク(ロシア)、バクー(アゼルバイジャン)が開催計画を訴え、支持を求める。開催地はBIEに加盟する170カ国の投票で決まるため、激しい票の奪い合いとなっている。<下へ続く>

 6月総会で大阪サイドは、健康・医療など地球規模の課題解決につながる万博構想を説明する。各国代表にも個別会談などを通して大阪を売り込む予定だ。これに関し、松井一郎大阪府知事は1日、記者団に「万博開催の熱意を各国代表に伝えたい」と意気込みを示している。11月の総会では投票先を事前に決めて臨む加盟国が大半とみられ、「6月が事実上最後のプレゼンテーション」(吉村洋文大阪市長)と重要視している。
 ただ、対抗馬のエカテリンブルク、バクーも攻勢を強めている。3月から順次行われたBIE調査団の現地調査では「3都市の評価に差は付かなかったとみられる」(日本政府関係者)という。訪ロしたBIE調査団とプーチン大統領が会談するなど「相手も誘致に総力を挙げている」(自民党衆院議員)。


 支持拡大に向け松井氏は「われわれの選挙と同じ。足で稼ぐしかない」と加盟国に直接接触する「戸別訪問」に力点を置く。松井氏に近い府議会幹部らは、7月末にも大票田のアフリカと関係が深い中国を訪れ、松井氏の親書を届け、政府関係者に大阪誘致を訴える。国と自治体、経済界が連携し、加盟国へのアプローチを強める。

4073とはずがたり:2018/06/05(火) 14:28:49
国宝・犬山城望む名鉄ホテル、外資系ブランドに
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL645PYJL64OIPE021.html
09:21朝日新聞

 名古屋鉄道は、名鉄犬山ホテル(愛知県犬山市)の営業を来年8月で終えると発表した。老朽化しているためで、建物は解体する。英インターコンチネンタルホテルズグループと提携し、2021年度後半をメドに「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑(うらくえん)」を開業する。

 国宝犬山城を望む名鉄犬山ホテルは、1965(昭和40)年に開業した。計123室。格式が高く、敷地内には織田信長の実弟、有楽斎がつくった国宝の茶室「如庵(じょあん)」がある。中部の有力企業幹部が一堂に会するセミナーが毎年開かれ、地元の財界御用達のホテルとしても知られる。

 ただ、建築から50年余りが過ぎた建物は老朽化が進み、建て替えが課題だった。昨年3月には、愛知県が公表した耐震診断で「震度6強以上で倒壊の危険性が高い」と診断された。

 そのため、名鉄は建て替えを決定。訪日外国人需要を取り込むねらいもあって、外資系ホテル運営会社と提携することになった。再開発の事業費は未定。

 新たに開業するホテルは150室程度で、レストランや宴会場、スパを備える。客室単価は今より高くなる見通し。名鉄が建物を所有し、運営は日本国内でインターコンチネンタルなどを手がける「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン」(東京)に委託する。

 インディゴブランドのホテルは、19年開業予定の箱根に続き、日本で2件目となる。地域の文化や歴史をホテル経営に反映させる方針。名鉄の安藤隆司社長は4日、名古屋市内で記者会見し、「国宝に囲まれる魅力を最大限に引き出すのが目標だ。犬山の持つ可能性は国際的にも通じる。(外資系との)提携で海外の人にも喜んでもらえる」と話した。(友田雄大)

4076荷主研究者:2018/06/06(水) 22:36:16

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/189837?rct=n_hokkaido
2018年05/16 05:00 北海道新聞
三井不動産が新ホテル 札幌駅近くで20年春開業

 三井不動産(東京)は2020年春、JR札幌駅南口に近い札幌市中央区北5西6に、道内2軒目となる「三井ガーデンホテル」(名称未定)を開業する。道内を訪れる観光客が増える中、国内外からの宿泊需要の取り込みを狙う。

 地上13階建て延べ7247平方メートル。ダブルやツインを中心に約170室を予定している。建設地は既存の「三井ガーデンホテル札幌」(247室)の西側に隣接。外国人観光客の増加などで同ホテルの稼働が好調なことから、さらなる需要が見込めると判断した。

 グループ企業の三井不動産レジデンシャルの所有地を三井不動産が賃借して建設。三井不動産ホテルマネジメントが運営する。三井ガーデンホテルは現在、全国で20軒展開している。(土屋航)

4077チバQ:2018/06/10(日) 22:05:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-00000514-san-soci
1回目でトップ狙う 2025大阪万博開催地選挙で政府が戦術変更 200億円用意、大票田のアフリカ・中南米に照準
6/10(日) 9:45配信 産経新聞
1回目でトップ狙う 2025大阪万博開催地選挙で政府が戦術変更 200億円用意、大票田のアフリカ・中南米に照準
万博開催地選挙の仕組み
 政府が大阪誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の開催地選挙で、1回目の投票で決着する3分の2以上の票数を狙って各国に働きかけていることが9日、分かった。1回目は過半数を獲得し決選投票での勝利を目指す当初の戦術を転換、支持国を上積みして一発勝負に出る。

■相互支持が国際的な常識

 開催地は、博覧会国際事務局(BIE、本部パリ)が11月に開く総会で加盟国が投票して決定する。

 政府は、25年万博の誘致合戦で最大のライバルだったフランスの立候補辞退を受け、フランスを支持していた国の動向などの情報収集を進めていた。加盟各国の支持傾向を分析した結果、1回目の投票で勝利できる票数を獲得できる可能性が出てきた。

 今回の選挙では、1回目に3分の2以上の得票がない場合は、上位2カ国による決選投票で過半数を獲得した国が選ばれる。政府は戦術転換で、1回目で日本を支持した国が決選投票になると相手国に流れるケースがあることも考慮した。

 一般的な国際組織の選挙では、投票を要請する相手国が他の国際的な選挙で立候補している場合に、双方がそれぞれの選挙で1票を得る相互支持を約束して、票の積み上げを図ることが常套(じょうとう)手段となっている。

■アゼルバイジャンを警戒?

 政府関係者によると、首都バクーでの開催を目指すアゼルバイジャンが、多くの選挙や採決ですでに支持を要請している日本に比べて相互支持を組める可能性のある国が多いという。

 政府は外交攻勢で支持を広げるアゼルバイジャンへの対応策を検討。中部エカテリンブルクへの誘致を掲げるロシアに目立った動きはないが警戒している。

 BIE加盟170カ国の中で分担金を納めていない国は投票権がないため、こうした国の情報収集も進める。

■アフリカと中南米に照準、200億円用意

 開催地決定に向け、立候補国にとって実質最後のアピールの場となるBIEの総会は13日、パリで開かれる。日本を含む3カ国が、11月の投票に向けて加盟各国を前に開催概要などのプレゼンテーションを行う。日本は、加盟170カ国の半数近くを占めるアフリカや中南米に照準を合わせ、200億円規模の途上国支援策などを打ち出す予定。誘致レースも残り半年を切り、正念場となる。

 BIE総会でのプレゼンは昨年6月、同11月に続き今回で3回目。今年11月には開催地決定の投票が行われ、その際にもプレゼンの機会はあるが、加盟国はそれまでには投票先を決めているとされる。

■ノーベル賞・山中伸弥氏も登場

 プレゼンは13日午前11時15分(日本時間午後6時15分)ごろから3カ国が30分ずつ行い、日本は3番目に登壇する。万博誘致委員会の榊原定征(さだゆき)会長(経団連名誉会長)をはじめ、会長代行の松井一郎・大阪府知事らが参加し、プレゼンにはノーベル医学・生理学賞受賞者の山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長らの起用が検討されている。

 誘致委関係者によると、3月にBIEの調査団が訪日して実施した視察では、調査団から途上国への参加支援に関する質問が多かったといい、プレゼンではそうした指摘を踏まえ、途上国支援などをさらに具体化する方針。

 パビリオンの設立・運営費、関係者の滞在費支援として200億円規模の資金援助などを盛り込み、昨年11月よりもバージョンアップした計画案を提示するとみられる。

 誘致に名乗りを上げているのは日本のほか、ロシア(エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(バクー)。当初立候補を表明していたフランス(パリ郊外)が撤退し、同国支持に回るとみられていた欧州やアフリカ票のほか、加盟国の多い中南米の票の行方が勝敗を左右するとみられる。

■万博開催にふさわしい地アピール

 9日には、自民党の万博誘致推進本部の会合が大阪市内で開かれ、本部長の二階俊博幹事長が「力を合わせて頑張ろう」と呼びかけ、松井知事は「一つでも多くの国の支持を獲得するため、万博の理念や開催にふさわしい地であることを訴える」と語った。

4078チバQ:2018/06/13(水) 18:40:24
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180613X855.html
東京五輪前後に祝日移動=改正特措法が成立
12:46時事通信

 2020年に限り、海の日や山の日を東京五輪の開・閉会式の前後に移すことなどを定めた改正五輪・パラリンピック特別措置法は13日午前の参院本会議で、与党と立憲民主党などの賛成多数で可決、成立した。

 五輪の開・閉会式前後などは要人や選手団の移動が増え、交通規制が必要となる。祝日にすることで、通勤、通学者数を抑制し、警備しやすい環境を整備する。

 改正により、体育の日(10月第2月曜日)を開会式の7月24日に、海の日(7月第3月曜日)をその前日の23日に動かす。8月11日の山の日も、同月9日の閉会式翌日の10日とする。21年以降は通常の祝日に戻す。

4079チバQ:2018/06/13(水) 18:59:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1806130027.html
万博誘致、各国へPRのレセプション 1回目投票での勝利狙いつつ「決選投票」見据え個別交渉も
11:34産経新聞

万博誘致、各国へPRのレセプション 1回目投票での勝利狙いつつ「決選投票」見据え個別交渉も

BIE総会での万博開催地決定の投票の流れ

(産経新聞)

 【パリ=杉侑里香】2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、実質最後のプレゼンテーションを翌日に控えた12日夜(日本時間13日未明)、パリ市内で博覧会国際事務局(BIE)加盟国の代表らを招待した日本政府主催のレセプションが開催。日本の文化や魅力のアピールに加え、開催計画の細かな情報も丁寧に発信し、支持を広げる考えだ。一方、誘致委は「1国1票」の確実な取り込みを図るため、個別アプローチを重視。1回目の投票での勝利を狙いつつ、「決選投票」も見据えた、したたかな戦略も展開している。

 レセプションの舞台となったのは、在仏日本大使公邸。フランス大統領官邸「エリゼ宮」や各国の大使館が近くにあり、有名ブランドショップも多く立ち並ぶパリ中心部の華やかな一等地だ。レセプションは立候補国が1回ずつ開催する公式行事で、ライバルのうちアゼルバイジャンは昨年すでに開催。加盟国の要人が多く集まる今回の総会に合わせて開くのは日本とロシアだ。

 レセプションには在仏大使や外務省関係者、誘致委の榊原定(さだ)征(ゆき)会長や松井一郎大阪府知事らがホストとして出席。非公開だが夕食を交えて2時間程度、詳しい万博計画や誘致への熱意などを伝え、加盟各国に支持を訴えた。

■   ■

 今回の総会後、開催地決定の投票が行われる11月の総会までBIEの公式行事はないため、残り半年はより、各国への個別の働きかけが重要視される。

 これまで日本は政財界による各国への重層的な売り込みに力を入れてきた。

 政府は200を超える在外公館や、大使OBを起用した誘致特使による海外ネットワークを中心に活動を展開。経済界は海外の駐在員らを動員し、大阪府・市は各国の駐日大使や在阪領事との面会を通じて支持を呼びかけている。今後はさらに複数のルートで繰り返し支持を訴え、日本への投票国を確実に増やしていきたい考えだ。

■   ■ 

 また、個別の誘致活動では開催地決定の選挙で「決選投票」となることを想定した交渉も展開している。

 BIE総会での選挙は最初の投票で立候補3カ国のうち、3分の2以上の票を得る国があれば開催地に決まるが、届く国がなければ最下位を除外。上位2カ国で決選投票を行い、過半数の票を得た国に決定する仕組みだ。

 4カ国が立候補していた誘致レース当初、日本は1回目は過半数を獲得し決選投票での勝利を目指す戦術を描いていたが、2月にフランスが撤退し三つどもえとなったことなどから、1回目の投票で勝利できる票数を獲得できる可能性が出てきたと分析。ただ、情勢は流動的で、約50カ国の要人と個別会談を行ってきた吉村洋文大阪市長は、「票読みで明らかに1回目に日本へ投票しない国もある。そういう国には『決選投票では日本にお願いします』と言っている」と明かす。

 他の立候補国との関係もあり、「支持先を明らかにする国は多くはない」(誘致委関係者)のが実情だが、今月4日に府庁を訪問した南米・パラグアイの駐日大使は、松井知事との面会で大阪支持を表明。中南米は重点地域の一つで、「周辺国の支持獲得につなげたい」(関係者)と意気込んでいる。

4081とはずがたり:2018/06/14(木) 16:36:14
ディズニーシー、3割拡張し新エリア アナ雪の世界再現
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL6G435LL6GULFA00D.html
15:32朝日新聞

ディズニーシー、3割拡張し新エリア アナ雪の世界再現

開園35周年を記念した東京ディズニーリゾートのパレード。パークの拡張で、混雑解消や新たなファンを呼び込む=4月、千葉県浦安市

(朝日新聞)

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは14日、東京ディズニーシー(TDS)を約3割拡張し、映画「アナと雪の女王」など三つの映画の世界を再現した新たなエリアをつくると発表した。2022年度の開業をめざす。投資額は約2500億円で、追加投資としては過去最高という。訪日外国人ら新たなファンを呼び込むと同時に、混雑を和らげる狙いだ。

 現在、TDSは49ヘクタール。隣接する平面駐車場の敷地14ヘクタールを新エリアにする。

 新エリアのテーマは「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」。「アナ雪」のほか、「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界を再現する。それぞれに新アトラクションをつくり、475室のホテルも建てる。

 東京ディズニーリゾートの年間入園者数は、14年度に過去最高の3137万人に達した後、3千万人超を維持している。人気のアトラクションの待ち時間は2時間を超えることもあり、混雑解消が課題になっていた。

 記者会見した加賀見俊夫会長は「インパクトのある投資で、パークの魅力を高めていく」と話した。(筒井竜平)

4082とはずがたり:2018/06/15(金) 13:14:00
阿波踊りフィナーレ「総踊り」、徳島市が今夏中止の方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00000008-asahi-pol
6/15(金) 5:00配信 朝日新聞デジタル
阿波踊りフィナーレ「総踊り」、徳島市が今夏中止の方針
昨年の総踊り=徳島市
 今夏の阿波踊りを運営する徳島市は14日、一日の祭りのフィナーレを飾ってきた有名連(踊り手のグループ)の「総踊り」を中止する方針を明らかにした。代わりに、4カ所の有料演舞場に複数の有名連を配置して盛り上げるという。演舞場のチケットの販売率を上げるのが狙い。だが、阿波踊りを象徴する「総踊り」の中止には、批判の声も出ている。

 「総踊り」は阿波踊り期間中、連日午後10時から南内町演舞場で開かれてきた。有名連のうち、阿波おどり振興協会に所属する連の約2千人が一堂に会する華やかな踊りで、観光客の人気も高い。一方、総踊りに合わせて有名連が南内町に集まるため、「他の演舞場で見られる有名連が少ない」という声もあった。

 市観光課のまとめでは、昨年の阿波踊り最終日(8月15日)の第2部(午後8時半〜10時半)の演舞場ごとのチケット販売率は、南内町が100%だったのに対し、藍場浜と紺屋町は約50%、市役所前は約30%と低迷したという。

 総踊り中止の方針は、14日の市議会産業交通委員会で市側が表明。フィナーレとして、4演舞場に有名連を5、6連ずつ配置する演出をする計画を示した。これに対し、委員からは「総踊りをなくすなんてとんでもない」などの批判が相次いだ。

 豊井泰雄第二副市長は議会後「今年はすべての演舞場で(最後に)有名連の踊りが楽しめる形にする。チケットの売り上げの向上につなげたい」と説明した。

 15日には南内町演舞場の特別席のチケットがインターネットで発売される。市は「阿波おどりチケットセンター」のホームページ(http://fan.pia.jp/awaodori-kanko/)などで、総踊りがないことを注意喚起している。ただ、販売価格は昨年と同じ5千円(前売り)で、7月1日発売の他の演舞場のチケット(S席2千円など)よりも高額だ。ある委員は「総踊りを楽しみにチケットを買うファンもいる。しっかりと周知して、混乱が起きないようにしてほしい」と話した。(佐藤常敬)

4083チバQ:2018/06/15(金) 18:05:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00010005-chibatopi-l12
<東京ディズニーシー大規模拡張>パークNo.1保てるか 巨額投資で集客強化 効果などに注目
6/15(金) 11:00配信 千葉日報オンライン
<東京ディズニーシー大規模拡張>パークNo.1保てるか 巨額投資で集客強化 効果などに注目
東京ディズニーシーの大規模拡張を発表したオリエンタルランドの加賀見会長(中央)。右隣は上西社長ら=14日、浦安市のホテル
 投資額約2500億円に上る東京ディズニーシー(TDS)の大規模拡張計画を14日発表したオリエンタルランド(OLC、浦安市)。世界初となる四つの新アトラクションやTDS内ホテルの新設でパークの価値を高め、今後数十年にわたる持続的成長でテーマパークナンバーワンの座を堅持する勝負に出た。国内の少子化で来園者の先細りが予想される中、訪日外国人客を含めた集客力を強化するとともに顧客満足度の向上につなげる考えだが、巨額投資に見合った効果が得られるのか。投資家の反応や株価の動きも注目される。

 この日の記者会見でOLCの上西京一郎社長は大規模拡張後、年間500億円の増収を予想し、連結売上高は5千億円台半ばから後半まで伸びる見通しを示した。2018年3月期は4792億円で過去最高を記録。今年は35周年イベントの効果で5千億円の大台突破を見込んでいる。

 両パークの来園者数は5年連続3千万人台で推移しているが、中期経営計画で掲げる20年には、過去最多だった15年3月期の3137万人を上回り、過去最多となる目標。大規模拡張後は、さらに来園者を増やす計画だ。

 大規模拡張計画に伴い、OLCがウォルト・ディズニー社と締結しているライセンス契約は30年間延長し、最長2076年までとすることで合意したことも明らかにした。

 少子高齢化で国内人口が頭打ちの中、急増する訪日客の取り込みも狙う。今回の計画で、ミラコスタに次いでTDS内にホテルを新設するのもその取り込みの一環で、加賀見俊夫会長は「世界中のお客さまを相手にするには、より高級なホテルも必要。シーは世界で唯一、海をテーマにしたパークで海外からの評価も高い」と語った。

 来園者の増加に伴い課題となっている混雑対策について、上西社長は「混雑を全く感じないというのは難しいが、その中でも来園者の体験価値を高めることで、満足度を上げることが大切だ」と大規模拡張の意義を説明。

 上西社長は「投資によって高い顧客満足度を獲得できると確信している」とした上で、入園料についても「上げていく機会があると捉えている」と値上げを検討していく考えを示した。

 計画発表前の14日の東京株式市場の終値で、OLCの株価は前日比180円安の1万1670円となった。15日以降の投資家と株価の反応も気になる。

4084とはずがたり:2018/06/16(土) 21:48:09
カラオケは明らかに旅行ではないけどまあなんとなく遊びに行く訳だしここかな・・

シダックスがカラオケ事業撤退、カラオケ利用者は増加しているのになぜ?
https://news.goo.ne.jp/article/thepage/business/thepage-20180614-00000018-wordleaf.html
06月15日 08:00THE PAGE

 シダックスがカラオケボックスからの撤退を発表しました。もともとシダックスは、社員食堂の請負からスタートした企業で、現在でも給食事業がメインですが、世間的にはカラオケのイメージが強いかもしれません。カラオケ事業からの撤退によって、同社は元の姿に戻ることになります。

 シダックスは5月30日、カラオケ事業の運営子会社の株式を「カラオケ館」を運営するB&Vに売却すると発表しました。店舗の看板名は変わらない予定となっているほか、食材の提供は継続しますから、利用者にとってはそれほど大きな影響はなさそうです。ただ、今後、合理化による店舗の閉鎖も考えられるため、近くのシダックスの店舗がなくなってしまうという可能性はゼロではありません。

 シダックスはもともと給食事業者ですから、同社のカラオケボックスも食事がウリとなっていました。店舗にもコストをかけており、食事のメニューと組み合わせて利益を得るビジネスモデルでした。

 かつてカラオケは、サラリーマンや学生などがグループで行くケースが多く、食事をメインにしたシダックスの形態は利用者のニーズにマッチしていました。しかも、カラオケの市場そのものは絶好調とまでは行かないまでも、利用者数の増加が続いており、普通に考えればシダックスは順調に業務を継続できるはずでした。ところが、同じカラオケといっても、その利用形態はここ10年ですっかり様変わりしてしまいました。もっとも大きな違いは「1人カラオケ」の台頭です。

 1人カラオケは文字通り、1人でカラオケを楽しむことですが、こうした利用形態の場合、大量の食事や飲み物をオーダーすることはありません。このため食事で利益を得ることはできず、店舗のコストを徹底的に絞ることで利益を確保しなければ採算割れしてしまいます。

 業界最大手でシダックスのライバルでもあった「ビッグエコー」(第一興商)や「まねきねこ」(コシダカホールディングス)は、こうした流れにすぐに対応できましたが、食事で稼ぐ構図だったシダックスは対応が遅れてしまいました。2016年には同社の象徴だった渋谷の旗艦店を含む約80店舗の閉店を決断。その後、業績回復を試みましたが、自社での再建は断念するという状況に追い込まれました。

 現在、同社は創業2代目である志太勤一氏が社長を務めていますが、創業者である志太勤氏は、ベンチャービジネス界では非常に有名な人物です。給食事業という祖業に戻ることで再起を図ることになりそうです。

(The Capital Tribune Japan)

4085チバQ:2018/06/17(日) 22:28:38
https://mainichi.jp/articles/20180530/ddm/008/020/149000c
大幸薬品
ラッパのマークの入浴剤 全国のスーパー銭湯に提供 正露丸の「木酢液」から、森林浴の香り
会員限定有料記事 毎日新聞2018年5月30日 東京朝刊
大幸薬品が、胃腸薬「正露丸」の製造過程で生じる「木酢液」を入浴剤として全国のスーパー銭湯などに提供する事業を今月から始めた。正露丸特有のにおいはなく、これまでの試験展開では森林浴のような香りが好評という。東京都や埼玉県、愛知県、京都市などでの展開が決まっており、入浴施設にはラッパのマークののぼりを掲げるなどしてアピールする。

 木酢液はブナなどの樹木から正露丸の主成分「木クレオソート」を精製する際に生じる副産物。酢酸などの成

4086チバQ:2018/06/20(水) 15:23:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00000007-kobenext-l28
大阪北部地震、観光業も影響大 神戸でも予約キャンセル相次ぐ、風評被害懸念
6/20(水) 10:02配信 神戸新聞NEXT
大阪北部地震、観光業も影響大 神戸でも予約キャンセル相次ぐ、風評被害懸念
開店直後に入店する買い物客ら=19日午前、神戸市中央区明石町、大丸神戸店(撮影・斎藤雅志)
 大阪府北部で発生した地震は、兵庫県内の観光業にも大きな影響を与えた。神戸市内のホテルでは地震当日の18日から宿泊や宴会予約のキャンセルが出て、業界関係者からは風評被害を懸念する声も聞かれた。一方、営業を見合わせていた百貨店など小売り各社は19日、順次営業を再開。操業停止していた工場も多くが通常操業に戻ったが、一部は稼働に向けた復旧作業を続けるなど影響が残る。(まとめ・三島大一郎)

【写真】外国人観光客のスマートフォンに観光情報を提供する神戸市のプレート

 神戸ポートピアホテル(同市中央区)では、18〜20日に企業の団体予約などが入っていたが、日程変更を含め計100室の取り消しがあった。「大阪の地震というイメージが強いから」(担当者)か、外国人観光客からの問い合わせはないという。

 有馬グランドホテル(同市北区)は18日以降に約200人、ホテルオークラ神戸(同市中央区)は約40人のキャンセルがあった。

 さらにオークラでは今週から来週にかけて予定されていた企業関連の宿泊を伴う宴会2件も取り消しに。担当者は「2件合わせると千人規模だった。経営面では痛いが、神戸は大丈夫だということを丁寧に説明していくしかない」とした。

 神戸メリケンパークオリエンタルホテル(同)は18〜19日の宿泊やレストランの予約にキャンセルが出たものの、20日以降のキャンセルは現段階でないという。同ホテルの松岡正副総支配人(47)は「風評被害などが出てくるのはこれから。神戸での宿泊にマイナスとならないように対応したい」と話した。

 一方、大丸神戸店(神戸市中央区)は19日、全フロアでの営業を2日ぶりに再開した。前日は、交通網の乱れで多くの従業員が出勤できず、地下1階の食品フロアのみで営業。休業情報などを張り紙やホームページ上で伝えるなど対応に追われた。

 この日は、同店の「元町玄関」前に開店前から約40人の客が列をなした。午前10時、扉が開けられると買い物客らは笑顔でお目当ての売り場へ。店内に日常風景が戻り、出迎えた従業員らは一様に安堵の表情を浮かべていた。

 よく買い物に訪れるという神戸市垂水区の主婦(70)は「地震当日は阪神・淡路大震災を思い出して震えていた」と涙を浮かべた。「いつも立ち寄る百貨店が営業していて少しほっとした」

 同市西区の女性会社員(23)は友人と一緒にそごう神戸店(同市中央区)を訪れた。「地震の影響で職場もバタバタしていた。(そごうに)買い物に来て日常に戻ったと実感できた」と話していた。

 製造業でも操業を再開する工場が相次いだ。水漏れや壁のはがれなどの被害を受けた三菱電機の尼崎、伊丹両市の工場と、住友電気工業伊丹製作所(伊丹市)は補修や安全確認を終え、全面稼働した。

 一方、水道管を製造するクボタ阪神工場(尼崎市)は鉄をつくる溶解炉が停止。別の1基を稼働させるまでに数日を要するため、操業再開は早くても22日になる見通しという。

4087チバQ:2018/06/20(水) 17:09:25
https://toyokeizai.net/articles/-/225301
「宮古島バブル」が地元住民にもたらす光と影
観光業が成長する中で問題が起こっている
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桝本 誠二 : クリエイターズアイ代表取締役 2018年06月19日
通称、宮古島(正確には宮古諸島、沖縄本島から南西に約300kmに位置)は、宮古島、来間島、伊良部島、下地島、池間島、大神島の6島からなっている。

主な産業は、農業と観光業だ。十数年前までは、移住者も今ほど多くなく、島の歴史をそのまま受け継いだ文化に包まれていた。

今、その島はバブルを迎えている。

その要因はいくつかあるが、まずは、「下地島空港が国際空港に生まれ変わる」という点だ。

下地島空港が国際空港化する光
下地島は、6つの島からなる宮古島の中でも、西端に位置するのどかな場所だ。

2015年1月31日に開通した、伊良部大橋(無料で通れる橋では日本一長い)が開通するまでは、宮古島から船で渡るしかなかった。

その島に2019年、国際空港が誕生する。

私が行った日は、平日だったが、敷地外から見ると、工事が行われているようには見えない。ちょうど潮干狩りの時期で、空港の周りの海では、多くの家族やカップルが貝掘りをしていた。

下地島空港とは、もともとパイロットを養成する訓練用の空港だった。以前は民間航空機が発着したこともあったが、近年では、訓練飛行場として活用されている。

この空港が、国際空港に生まれ変わるのだ。これからの活用方法としては、既存の訓練飛行場事業に加え、国際線、国内線、プライベートジェットの離着陸を行うとのこと。その狙いは、宮古諸島を国際的なリゾート地にすることだ。

沖縄県は、2021年までに入域観光客数1200万人を目標にしている。2017年度(2017年4月〜2018年3月)の宮古諸島の観光客数は98.8万人。さらに多くの観光客確保のため拡大の一翼を担う国際空港になる予定だ。その旅客ターミナル施設の建設工事を大手企業の三菱地所が行っている。2017年10月に着工しており、2019年3月の開業を目指す。

今年の春時点ではこれから国際空港になる雰囲気は見られなかったが、来年の夏には海外発の飛行機からたくさんの観光客が降りてくるだろう。

下地島空港に続く道を車で走るとサトウキビ畑の間から、あちらこちらで大規模な工事が行われている。

全国でホテルやリゾート開発を手がける森トラストは2016年1月、伊良部島の土地を取得した。2019年には高級ホテルを開業させる見通しだ。

また、フィリピンの新興住宅企業レボリューション・プレクラフテッドは、宮古島にヴィラタイプのブティックホテルを建設する事業を受注したと発表。この事業が同社にとって日本進出の足ががりとなる。

さらに、宮城県仙台市の不動産業は、伊良部島に低価格ホテルと賃貸マンションの建設を予定。その他、埼玉県の不動産コンサルティング企業もホテル建設に参入するなど、まさに宮古島、特に伊良部島はホテルの建設ラッシュで沸いている。

宮古島市の下地敏彦市長は、「今、宮古島の景気がいい。都内も東京オリンピック開催で建設業の景気がいいだろう。それと連動しているのではないだろうか。さらに、下地の空港が国際空港として生まれ変わる準備をしている。空港が開設されると、グレードの高いホテルが必要となるので、今、大手企業が参入し建設を始めているところだ。これからも建設ラッシュは、進んでいくので平良(宮古島の中心街)だけではなく、伊良部もどんどん栄えるだろう」と語る。

下地島空港に続く道路の開発は、まだまだ手付かずだが、今後数年の間には、さらなる大手企業の進出も考えられる。

だが、このリゾート開発に地元民は手放しに喜んでいるわけではない。

4088チバQ:2018/06/20(水) 17:28:26
海岸が買われる恐怖が現実に
大手企業が、リゾートホテルを運営することにより、観光客が増え、雇用も増える。その中で、50代の宮古島在住の男性は、リゾートホテル建設に対して次のように語った。

「宮古島は、どんどん変わっていっています。伊良部島の海岸線は本土企業に買い占められ、リゾートホテルの建設ラッシュで、僕たちが見てきた昔の風景とはどんどん変わってきているんです。それは伊良部島民の方がいちばん感じていることでしょう。

はじめに東急ホテル(1984年開業)が来て、ユニマットプレシャス(シギラリゾート、1993年開業)が来て、今度は森トラストが来ました。大手企業がどんどん宮古島に入ってきているんです。

東急さんが来たとき、あの一帯は何もない雑木林とさとうきび畑でした。そこに突然リゾートホテルができたんです。その後、ユニマットさんが上野村(2005年に合併)一帯を買っていきました。


海岸は本土企業が多く取得していった(筆者撮影)
そのとき、仲間内から『ちょっと待てよ、これ大変なことじゃない?』という声が上がったんです。なぜなら今まで簡単に出入りできていた海岸に行くことが難しくなってきたから。

これまで雑木林を駆け抜け、遊んでいた浜辺も企業のものになり、ホテルの敷地になってしまいました。当時、もしかして宮古島の海岸線は、全て本土企業に買い占められるんじゃないかという大きな衝撃があったんです。そう思っていたのが、まさに現実になったんです」

このように考えている島民は決して少なくない。

別の50代男性は、「島の土地は限られているので、自分たちが代々大切にしてきたいた土地が内地の企業や外国人の手に渡るのは、いい気がしない。城辺(ぐすくべ)、来間島などの海岸を買われているのは嫌だな」と島民感情を語った。

さらに40代の女性は、「基幹産業は、サトウキビでもそれだけでは成り立たないので、観光産業も大きな柱になっています。観光で多くの人が来て、おカネも落ちるし、ホテルで雇用も生まれているのはいいことだけど、見慣れた風景がどんどんなくなっていくというのに関しては、すごく寂しいことだなと思います」と続けた。

島の発展とともになくなっていく自由と自然。この問題をどう解決すべきなのか。

利便性を求める声も確かにある。続々と内地企業が進出する中、40代の男性は、「宮古島に昔から何度も来る観光客は、どんどん変わっていく島を嘆くけど、それならもっと田舎の島に行けばいい。生活している俺たちは、便利になった方がいいんだから」という。

観光客が求めるものと、現地に住む人の間には、少なからず乖離がある。観光するのと住みよい島にするのとでは異なるので、当然と言えば当然かもしれない。

内地企業が潤い、現地の企業はバブルではない
景気がいいからといって、手放しで喜んでもいられない。別の40代男性は、「外から入って来た大手企業が儲けているだけで、宮古の企業は潤っていない」という。

タクシー業界は人手不足という反面、「観光客はレンタカーを使うので、そんなに儲からない」(60代のタクシーの運転手)

沖縄本島でも見られるが、大手レンタカー会社は無料バスで空港から営業所まで送迎するサービスを行っている。やはり内地企業におカネを吸い上げられているという肌感覚があるのだ。

さらに、横浜から移住して来たゲストハウスの30代オーナーは、「大手企業が入り、個人経営で頑張っている現地商店のお店が減るのは嫌だなと思うので、ぼくはなるべく現地のお店に行くんです」と話してくれた。

ほとんどの大手企業は、島外から来ている。また建設業界や観光業界だけではなく、飲食業界においても、マクドナルドや吉野家、大戸屋などの大手チェーン店の進出により、個人商店が危機を迎えているようだ。

この現状を下地市長にぶつけてみた。

4089チバQ:2018/06/20(水) 17:28:46
島外の大手企業の売り上げに対して、地元民の企業のそれは、多くないどころか、減っているという現状を下地市長は認識しており、以下のように語った。

「観光業にも力を入れているが、いちばんは、やはり農業だ。観光業は、いついかなるときにどうなるかわからないので、農業を基幹産業にしている。この分野を活性化させることで島民の生活は守られるだろう。

だからさらなる農業の成長を促すために農産物の新しい商品開発の資金や技術の支援をしている。こうしながら生産量を増やすという地道な活動をしているのだ。さらに農業と観光をリンクできれば、地元の小さな企業も景気が良くなると思う」

宮古島には地下ダムがある。地下にはサンゴ層と粘土層があるため雨が降ると、粘土層で止まる。この水を組み上げて農業用水として活用しているのだ。昔の水無農業から水あり農業へと変換。結果、生産量は伸びている。


サトウキビの生産量は県内トップ(筆者撮影)
たとえば、サトウキビ、ゴーヤー、かぼちゃの生産高は、県内トップ。サトウキビに関しては沖縄県の生産量の半分を占める。

また、宮古島市の農業生産額は、県内の市町村別で3年連続県内トップの182億4000万円(2016年)と県内の農業界を牽引しているという。

大型観光クルーズ船入港によるバブル
宮古島のバブルは、新たにできる下地島の国際空港だけではない。これまで宮古島空港とともに観光客を入島させてきた平良港がある。この港にクルーズ船が就航し、アジアの観光客が続々と入島するようになった。

現在は改修工事が進められ、さらなるバブルを引き起こすトリガーとなりそうだ。

下地市長は、「現在15万トンのクルーズ船が埠頭に接岸するための工事をしている。3年間で完成させようと工事を進めている最中だ。世界では25万トンクラスのクルーズ船が主流の時代になってきている。この工事が終わると、それに対応するために港湾のルールを改定し工事を始める計画も考えている」という。

宮古島におけるクルーズ船での入島は、昨年だけで約36万人。直近の5月には約6万3000人で、前年度比約170パーセントを記録した。工事が進めばさらに多くのクルーズ船観光客を受け入れることができる。

彼らが飲食し、お土産を買えば、わずか人口5万5000人の島に、大きな経済効果をもたらしていくことは間違いない。宮古島の農産品を訪日観光客にうまく紹介できれば、地元経済も活発化できるだろう。

宮古島はダイビングスポットとして有名だが、魅力はそれだけではない。観光客の集客のために、鉄人レースのトライアスロンをはじめとするさまざまなイベントを企画してきたのだ。

1月は、100キロワイドーマラソン。日本最南端のウルトラマラソンとして県内外から参加者が集まる。

2月はロマン海道。伊良部島マラソン、4月はトライアスロン、6月は、全国から観客が集まるロックフェスティバルや、2日間にわたって行われる自転車レースのツール・ド・宮古島。11月にはエコアイランド宮古島マラソンなど1年を通して観光客が集まるイベントを組んでいる。

りゅうぎん総合研究所は、2016年6月開催の宮古アイランドロックフェスティバルの経済効果は4億3800万円と試算。観客総動員数は7400人で県外からの観客は約3200人という。

また10月に行われる「カギマナフラ in 宮古島」はインターナショナルフラコンペティションで全国から2000人近い参加者や観光客が集まるという。2015年には、伊良部大橋全体を使って1509人がフラダンスをし、ギネスに認定された。このような試みが観光客を引き寄せている。つまり行政も参加したイベントが観光客を集める大きな役割を果たしているのだ。

イベントをさらにもり立てるのは、美しい風景が映えるインスタグラムやツイッターという情報発信ツール。夕日をバックに開催されるロックフェスタや、どの瞬間を切り取っても感動できるトライアスロンなど、多くのイベントを全国へとPRしてくれるのだ。

4090チバQ:2018/06/20(水) 17:29:08
移住者が住むためのアパートがない
こういった取り組みも奏功し、近年は観光客だけではなく、内地からの移住者も増えている。

島民も移住者も口を揃えて言うのが、「家賃が急騰している」という言葉。これまで家賃3万円前後のワンルームマンションが、高いものだと5万円を超えるほどになっている。

地元の不動産に話を聞くと、「4、5年前からすると2倍近く家賃が上がっている。しかも高騰するだけではなく、物件自体がない。入居したいというご連絡は連日いただくのですが、紹介できる物件がないというのが実情です」と話す。

また、ゲストハウスで出会った移住希望の20代女性は、「マンション入居の契約はもう済んでるんですけど、そのマンションがまだ建設中なので、できるまで、ここにいるんですよ」と語る。

このような移住希望者は山ほどいるという。移住や長期出張などで島内に住もうと思っても住む場所がないのだ。

移住者が増える一方で、増えるのが荷物だ。日本全国から集まる船の荷物の運送を行う海運業に勤める40代男性は、「伊良部大橋ができてから、荷物が1.5倍に増えたんです。宮古島はもちろん、伊良部島への荷物が大変多くなりました」と汗を拭く。近年、アマゾンや楽天などのネット通販が多く、離島には欠かせないものとなっている。この流れは当分続くだろう。

アパートやホテル建設、空港や港など公共の大型工事が増える中、1つ興味深い話がある。島内の仮設トイレが、足りていないのだ。

4月のトライアスロン取材のルール説明のため、各メディアの取材者たちが集められた。そこで発せられた言葉は、「他の工事で島内の仮設トイレが足りないため、なるべく用を済ませてから、来てください」とのこと。

仮設トイレが足りなくなるという珍事。逆にいえば、想定を上回る工事量だともいえる。

今の宮古島が直面する問題
建築資材を扱う40代男性は、「建築資材は高くなっているが、入ってくれば、まだいい。資材が入ってこない」と嘆く。資材や人材の不足が建設を遅らせ、アパート不足につながる。それがまた移住者を困らせるという、景気が良いからこその悪循環が起きている。

今の宮古島は、観光業が大きく成長する中で生じた問題に直面している。

経済的豊かさを重視するのか、また生まれ育った自然を守るのか。島民の間でも意見は分かれている。これからも、インバウンドを中心とした観光客増加、移住希望者増加の波は変えることができないだろう。その中で、大切なものを失わない努力をしなければならない。

4091チバQ:2018/06/20(水) 18:50:04
いってみたいひ・・・
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00000030-mai-soci

<北朝鮮>旅行者倍増、報道で関心? 政府、自粛呼びかけ


6/20(水) 11:23配信

毎日新聞







<北朝鮮>旅行者倍増、報道で関心? 政府、自粛呼びかけ


平壌と板門店をつなぐ高速のサービスエリアで観光客向けに販売されていた北朝鮮製たばこなどの土産=北朝鮮で2015年8月17日、岸達也撮影


 北朝鮮に観光旅行する人が増えつつある。日本とは国交もなく、拉致問題も解決していない。経済制裁を行う政府は渡航自粛を呼びかけているが、旅行会社の担当者は「北朝鮮に関するニュースが連日取り上げられ、関心が高まっているのではないか」と話している。

【写真特集】北朝鮮の見学ツアー 板門店近くの土産物店には酒も

 北朝鮮専門の旅行会社「ジェイエス・エンタープライズ」(東京都中央区)によると、同社が仲介した2016、17年の旅行者はそれぞれ年50人程度だったが、今年は5月時点で94人の申し込みがあった。今月12日に米朝首脳会談が開催された後は団体客の申し込みもあり、6月15日現在で120人を超えた。その7割が20〜40代という。

 北朝鮮専門の旅行会社は数社しかないが、同社はその一つで、現地の旅行会社と調整して、申込者の関心に沿った旅行の計画を組んだり、ビザ取得を手伝ったりしている。担当者は「(金正恩=キム・ジョンウン=朝鮮労働党委員長が南北首脳会談などで)ミサイルを飛ばさないと発言したことで、『危険』というイメージが薄らぎ、もともと関心があった人が希望している」とみる。

 東京都の大学1年の男性(18)は「NKポップ」と呼ばれる北朝鮮の歌謡曲に興味を持ったことがきっかけで、昨年12月、同社を通じて3泊4日で旅行した。

 「自由に質問はできなかったが、現地の中高生に学校生活を聞けた。素朴な子たちだと感じたし、政治観を抜きにすれば魅力的な観光資源も多かった」と振り返る。平壌冷麺などの食に関心がある人や、今も利用されている旧型の鉄道や飛行機に乗りたい人が訪れているという。

 北朝鮮は162カ国と国交があり、外国人観光客も少なくない。だが、観光客は事前に北朝鮮側と調整した場所しか訪れることができず、滞在中は常に現地ガイドがついて回るなど行動は制限される。同社の小島健康社長は「行ける場所は限られるが、少しでも北朝鮮を知る機会にしてほしい」と話す。外務省は「北朝鮮に対する経済措置の一環で渡航自粛を呼びかけている。旅行の是非についてコメントする立場ではない」としている。【竹内麻子】

4092チバQ:2018/06/21(木) 17:43:03
http://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210009-n1.html
2018.6.21 11:57

カジノ熱帯びる「誘致合戦」 千葉市は依存症懸念で慎重姿勢
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 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案が衆院を通過した。自民、公明両党は今国会での成立を目指す方針で、「カジノで観光振興を」と意気込む自治体の誘致合戦は一段と熱を帯びることになる。ただ、ギャンブル依存症に対する千葉市民の懸念から市が慎重姿勢に転じるなど、法案に盛り込まれた3カ所の整備先がどこになるかはまだ見えてこない。

 ■切り札

 北陸新幹線の金沢-敦賀の開業を平成35年春ごろに控える福井県。現状では、訪日外国人旅行者が伸び悩んでおり、IRを訪日客誘致の切り札と期待する声がある。

 候補地は、新幹線の新駅が予定される越前市。今年3月、福井銀行の林正博頭取ら福井経済同友会の幹部が、同市の奈良俊幸市長にIR整備の提言書を手渡した。内容は、駅周辺にある約100ヘクタールの広大な農地を活用し、カジノだけでなく伝統工芸の体験ができる施設も設けるというもの。林頭取は「地元消費の増加がかなり期待できる」と強調する。

 ほかにも北海道、大阪、和歌山、長崎の4道府県が活発な誘致に取り組んでいるほか、横浜市や愛知県なども誘致を検討している。

 ■落胆

 IRの整備箇所は、誘致を希望する都道府県や政令指定都市が申請し、国が審査して選ぶ仕組み。国は、地域の経済効果を重視する方針だ。それだけに、自治体関係者からは「大都市が有利になるのではないか。箇所数が少ない場合、地方都市は厳しい」と、3カ所という数に落胆の声も漏れる。

 今後「地方創生の観点から地方都市への導入に配慮してほしい」(長崎県の中村法道知事)といった声が強まる可能性がありそうだ。

 法案の行方を見守っているのは自治体だけではない。複数の海外の民間カジノ事業者は、東京都のほか山梨、福岡、沖縄各県などへ進出する可能性を意欲的に探る。ある幹部は「空港、港、観光地が採算性の高い候補地のキーワードだ」と早くもアクセルを踏み込む勢いだ。

 ■負の面

 千葉市も幕張新都心への誘致を検討。27年には、年間で約3100億円に上る経済波及効果、約2万6千人に及ぶ雇用効果があるとの試算をまとめ、熊谷俊人市長がシンガポールのカジノを視察するなど誘致への機運が高まった。

 しかし今年3月、20歳以上の市民約1千人を対象にギャンブル依存症の実態をアンケートしたところ、依存症の疑いがある割合は男性が7・8%、女性が1・2%に上った。市は「想定よりも高い数字だった。国の議論の中で、依存症など負の面への対応をどうするのか注視する」として現在は誘致活動を休止している。

4096チバQ:2018/06/25(月) 17:17:40
 単価は17年度に約5万2千円と旧施設時代の2.2倍になった。稼働率も上がった。「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で、日系ホテル初の「5つ星」の格付けを16年に獲得、3年連続で維持している。

 客室を389室から290室に減らして1室の面積を45平方メートル以上に広げ、サービスの質も高めて単価上昇につなげた。

 オークラはご三家の中でも海外施設が多く、荻田氏は「現地トップクラスのブランド力の施設が多く、認知度は高まっている」と海外からの集客に自信を示す。

 オークラの旧本館は1964年の東京五輪の際も海外客を迎えた。今回も日本のホテルのもてなしを知ってもらう絶好の機会だ。オークラは「日本の季節感を感じられる料理や装飾で外資にない特徴を出せる」(池田氏)とはじく。

 一流ホテルが設備やサービスを磨くことは東京の都市としての競争力を高めることにもつながりそうだ。(大林広樹)

4097チバQ:2018/06/25(月) 17:40:33
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20180622-OYTNT50063.html
外宮近くにホテル開業…伊勢
2018年06月22日
壁紙に伊勢型紙使用
伊勢市駅南口側にオープンしたコンフォートホテル伊勢
伊勢市駅南口側にオープンしたコンフォートホテル伊勢
 伊勢市の伊勢神宮外宮近くに21日、「グリーンズ」(四日市市)が運営するビジネスホテル「コンフォートホテル伊勢」がオープンした。同社が全国で運営するホテルは、これで91となった。

 JR伊勢市駅南口から徒歩約3分で、外宮へは徒歩約5分。鉄骨造り12階建てで、ダブルベッドを設置したシングル88室、ツイン64室、車いすで利用できるユニバーサルルーム1室となっている。全室禁煙。各室の入り口脇には、神宮参拝者の和装をイメージした伊勢型紙の壁紙が張られている。

 同社が伊勢市内で運営するホテルは、伊勢シティホテル、伊勢シティホテルアネックスに続いて3店舗目で、同駅南口側への出店は初めて。外宮に近い南口側には、第62回式年遷宮が行われた2013年に天然温泉などを備えたホテル「伊勢外宮参道 伊勢神泉しんせん」、16年にはビジネスホテル「三交イン伊勢市駅前」がオープンしている。

2018年06月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4098チバQ:2018/06/27(水) 20:04:12
>>4084
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000076-asahi-bus_all
シダックスのカラオケ撤退 「遠くて高い」、過剰投資も
6/27(水) 15:46配信 朝日新聞デジタル
シダックスのカラオケ撤退 「遠くて高い」、過剰投資も
新宿・歌舞伎町のシダックスのカラオケ店。売却先のB&Vの「カラオケ館」と隣り合う=東京都新宿区
 かつてカラオケ業界をリードしたシダックスが今月、「カラオケ館」を展開するライバルのB&Vにカラオケ事業を売却し、店舗運営から事実上撤退した。競合他社が業績を伸ばすなか、「ひとり負け」が続いていた。凋落(ちょうらく)ぶりは覆うべくもないが、業績不振の理由はカラオケ市場の変化に乗り遅れたことだけではないようだ。

 シダックスは7日、債務超過に陥っていたカラオケ運営会社2社をB&Vに売却。その際に38億円の損失が発生したため、取引銀行などがつくるファンドに優先株を発行し、25億円を調達して資本増強することを決めた。そこまでしてもカラオケ事業を切り離す必要がシダックスにはあった。

 カラオケ人口は1990年代のブームを経て、2000年以降は年間4千万人台後半で横ばいが続く(全国カラオケ事業者協会推計)。「ビッグエコー」を展開する第一興商など競合する大手が好業績を続ける一方、シダックスの18年3月期のカラオケ事業の売上高は10年前の3割に落ち込んだ。グループ全体の売上高はピーク時の6割の1428億円まで減少。店舗の減損も響いて純損益は3年連続の赤字に沈む。管理職らへの昨年末の賞与の支払いが今年3月に遅れた。

 シダックスの祖業は社員食堂の受託運営だ。創業者の志太(しだ)勤(つとむ)氏(83)は日本ニュービジネス協議会連合会会長や、政府の規制改革・民間開放推進会議の委員を歴任したベンチャー界の論客として知られる。93年にカラオケ事業に参入し、グループ内で一括購入した食材を使う「レストランカラオケ」が好評を博した。親子連れも入りやすい「地域の公民館を目指す」としてパーティールームも備えた店舗を展開。09年には300店を超えたが、その直後から売り上げが落ち始めた。理由は「遠くて高い」だった。

 店舗は郊外の幹線道路沿いが中心で、飲酒運転の厳罰化が客足に響いた。部屋の使用料に加えて飲食代がかかるため、繁華街や駅前に「飲食持ち込みOK」などの格安店が次々に現れると、客が流出。過剰投資が重荷になった。通常は1店舗当たり2億円前後の出店費用が、00年代には最大で2倍近くになっていた。

 時代の変化にも乗り遅れた。「ひとりカラオケ」など少人数の利用が増えるなか、グループ利用を想定した大型店が多く、新たな需要をつかみきれなかった。


 経営の迷走はカラオケ事業にとどまらない。

 3月に臨時株主総会を開き、再建に向けてファンドから出資を仰ぐための定款変更をする予定だったが、延期の末に出資受け入れを断念し、総会は中止に。「自主再建は厳しく、同業者のもとで再建する方が望ましいと最終的に判断した」と遠山秀徳副会長は説明する。

 赤字続きで自己資本が減っているなか、1株当たり15円の配当を04年3月期から維持。5月下旬には、資本準備金46億円のうち40億円を取り崩して配当原資に充てる方針を発表した。株式の4割を創業家一族が保有するため、「財務基盤を弱めてまで創業家が潤うのはおかしい」(元幹部)と疑問の声もあがる。

 上場企業のシダックスと創業家一族の「ビジネスの境界」があいまいだと指摘する声もある。勤氏は97年に社長の座を長男の勤一(きんいち)氏(60)に譲り、現在は取締役最高顧問に就く。15年には、勤氏が故郷の伊豆半島で個人で始めたワイナリーをシダックスが約26億円で購入し子会社化した。シダックスグループに属さない、勤一氏が社長を務める会社が所有する東京・渋谷のビルに、シダックスのレストランやエステが入居。シダックスは勤一氏側に年間約9千万円の家賃を支払っている。

 カラオケ事業を売却し、「これから会社はよくなる」と勤氏。今後は学童保育や学校給食の受託事業を強化し、「本来の姿に戻り利益の出る会社になる」と胸を張るが、元幹部はそれを残念がる。「優れた経営者だったが、商売が甘くなった。社員が気の毒だ」。シダックスが輝きを取り戻すのに必要なのは、規律かもしれない。(高橋末菜、大鹿靖明)

朝日新聞社

4099荷主研究者:2018/07/01(日) 23:53:20

https://this.kiji.is/382002131689784417?c=92619697908483575
2018年6月20日付 熊本日日新聞朝刊
西部ガスがホテル事業参入 2019年夏、熊本市中心部に開業

 西部ガスは19日、子会社を通じてホテル事業に参入すると発表した。第1号のホテルを熊本市中央区城東町に2019年夏に開業する。都市ガスの小売り全面自由化による競争激化を受けた事業の多角化の一つ。福岡と長崎を含む3県を中心にビジネス、観光客向けのホテルを展開する。

 熊本市に開業するホテルの建設地は県酒造会館の跡地約600平方メートル。上通アーケードと熊本城のほぼ中間に位置しており、地上8階建て(延べ床面積約2500平方メートル)の建物に客室98室を予定している。

 子会社の西部ガスリビングが新たに建設される建物を賃借し、ホテルを運営する。西部ガスは「今後もインバウンド(訪日外国人客)需要が見込まれ、ホテル事業は長期的な発展が期待できる」と参入の意図を説明した。

 同社は17年4月の都市ガスの小売り全面自由化後、18年5月末までに約5万9千件の顧客が流出した。ガス事業以外の比率を26年度に売上高全体の5割まで引き上げる目標を掲げ、マンション販売や介護付き有料老人ホーム運営などの多角化を進めている。(小林義人)

4100チバQ:2018/07/02(月) 18:15:20
https://www.sankei.com/life/news/180630/lif1806300054-n1.html
2018.6.30 21:37
【潜伏キリシタン世界遺産】
離島振興ふくらむ期待 地元「Uターンにつなげたい」
離島振興の切り札に-。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産への登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、人口減少に歯止めをかける活性化策の一つだ。空き家の観光資源化や老朽化した教会堂の修理が進められてきた。

 時速80キロの高速船ジェットフォイルで、長崎港から福江港(長崎県五島市)まで1時間25分。140余りの島が連なる有人国境離島の五島列島で、定期航路の増便が相次いでいる。

 九州商船は長崎-有川(新上五島町)航路に7月末から定員140人の新造船を就航させ、現行の1日2往復を3往復に増やす予定だ。「有川港は世界遺産に近い」と営業担当者。市町なども民泊や体験プログラムを推進。島の良さを伝え、「Iターン、Uターンにつなげたい」(県観光振興課)との願いがある。

 高度成長期以降に人口流出が続き、交通拠点の五島市でも昭和35年の約9万人から平成27年の約4万人に激減。朽ちかけた古民家も目立ち、景観維持を兼ねた空き家対策が課題だ。文化庁は重要な古民家の修理などに補助してきた。小値賀町は空き家となった古民家を宿泊施設などに再生。昨年度は外国人188人が訪れ、宿泊などを手配する窓口の英語対応も始まった。

 キリスト教解禁後、信徒が資金を出し合って教会堂を建て、今も50もの教会堂がある。教区の過疎化が進む中、修復費用確保も課題となっている。長崎県は教区の負担軽減を図るため、企業から寄付を募る基金を27年に設立。ユネスコ諮問機関による5月の登録勧告後に弾みがつき、累計額は約8千万円。活性化の恩恵を受ける企業も多く、長崎空港ビルディングなどが継続支援を表明している。

 3250万円をかけた「江上天主堂」(五島市)の修復にも、国などの補助に基金から約160万円を上乗せ。教区負担は約280万円だった。市の担当者は「来訪者は年7千から9千人。今年は1万人を超えそう」と勢いづく。県は4月から県庁などに募金箱を設置。「みんなで守るという思いを共有したい」と協力を呼びかけている。

4101チバQ:2018/07/02(月) 18:17:08
https://www.sankei.com/life/news/180630/lif1806300053-n1.html
2018.6.30 21:34
【潜伏キリシタン世界遺産】
信仰と観光の調和が不可欠 人口減…保護の担い手確保も課題
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産への登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)は、構成資産が離島や半島の不便な場所に点在し、人口減少が急速に進む中、遺産保護の担い手確保が課題となっている。

 辺(へん)鄙(ぴ)な場所に遺産があるのは、禁教期の潜伏キリシタンが、監視の目の届きにくい山間や陸路で近づくのが困難な海辺の狭い土地に集落を形成したためだ。

 長崎港沖約100キロの五島列島は、本土から直接渡る交通手段のない二次離島が多く、高度成長期以降に人口流出が進んだ。構成資産「野崎島の集落跡」(長崎県小値賀町)の島は無人化し、繁殖したイノシシが集落跡の石積みを崩すなど遺産に影響が生じている。

 構成資産の半数は、これまで来訪者が月平均100〜800人程度だった集落。登録により観光客が増えれば、地域の雇用創出と移住促進が期待できる一方、生活と祈りの場である集落の静かな環境が損なわれる恐れもある。

 新上五島町は4月、構成資産「頭ケ島の集落」のある人口15人の小島で、駐車場と集落を7分で結ぶ無料シャトルバスの運行を開始した。狭い集落に年間1万台超の車両が乗り入れていたため、騒音や排ガス対策の台数制限を図った。

 町内に29ある教会を守るため、協力金千円の「お願い」も始めた。「教会は入場料を徴収しておらず、来訪者のトイレ利用に伴う光熱水費など教区信徒の負担が大きい」(町の担当者)

 長崎県世界遺産登録推進課は「教会堂は生きた信仰の場。公開を断られないよう、信仰と観光の調和が大切だ」とする。構成資産に含まれる教会堂見学を事前連絡制として、人数を調整。教区信徒らが現場でマナー順守などを呼びかける教会守の仕組みも設けた。

 文化庁は各集落を国の重要文化的景観に選定し、保護対象とした。重要文化財の教会堂の修理にも補助するが、教区の負担も大きく、長崎県が企業から寄付を募っている。遺産の保護と観光を両立させる活性化が軌道に乗るか、地域の挑戦が注目される。

4102チバQ:2018/07/03(火) 15:37:30
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-20180702110303.html
観光客続々 潜伏キリシタン関連遺産 ガイド奮闘
00:19長崎新聞

観光客続々 潜伏キリシタン関連遺産 ガイド奮闘

長崎新聞

(長崎新聞)

 歓喜の世界文化遺産登録決定から一夜。1日の長崎県内は登録を祝うような青空が広がり、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本の12資産)を多くの人が訪れた。観光ガイドは「豊かな歴史を知ってほしい」と奮闘。一方で信徒からは「祈りの生活のペースを乱されないか」と心配する声も上がった。
 長崎市南山手町の大浦天主堂には、朝から多くの観光客が押し寄せた。4月に開館した博物館で初めてガイドをした長崎純心大3年の中村仁美さん(20)は「二十六聖人の殉教や信徒発見の歴史を知らない県外の人も多い。世界遺産登録をきっかけに長崎のことをもっと知ってほしい」と張り切っていた。
 長崎県南島原市の「原城跡」には約300人が訪れ、「南島原ガイドの会・有馬の郷」会員が炎天下、案内に当たった。大阪府の会社員、佐々木賢一さん(59)は「ガイドさんが丁寧にかみ砕いて説明してくれた」と満足げ。有馬の郷は登録決定を記念し、通常500円の「ワンコインガイド」を7日まで無料で実施する。
 廃村の「野崎島の集落跡」(長崎県小値賀町)には、午後2時までに約10人が訪れた。おぢかアイランドツーリズム協会の前田敏幸理事長は「ガイド養成を急ぎたい。現在の6人を少なくとも10人に増やしたい」と今後の観光客増加を見据えた。
 長崎県平戸市の「春日集落」の案内所には午前中に約50人が訪れ、売店で地元産の米や酒を購入した。住民の寺田賢一郎さん(60)は来訪者に集落の信仰の歴史を説明。「たくさんの人が来て、買い物もしてくれてうれしい」と笑顔だった。
 長崎県五島市の「奈留島の江上集落」は台風接近の影響もあってか、フェリーや高速船で来島する個人客は少なかった。午前10時、海上タクシーで来た団体客40人が江上天主堂を観光。「きれいね」「すごい」と歓声を上げた。ただ、横浜市の50代女性は「説明してくれる人がいなかった。もう少し島の歴史や文化に触れたかった」と残念がった。
 長崎県佐世保市の「黒島の集落」では、黒島天主堂を21人が訪問。黒島観光協会は登録決定に合わせ、島内を巡回する無料バスを運行した。佐世保市の公務員、米田剛さん(48)は、「これまでなかなか訪れる機会がなかった。素晴らしい天主堂。思い出深い日になった」と感動。一方、大村市の男性(67)は「食事する場所が見つからず苦労した。移動も無料バスがないと大変。受け入れ対策を充実させてほしい」と注文した。
 カトリック信徒が多い長崎市の「外海の出津集落」。いつもの日曜の朝と変わらず、出津教会堂からオルガンの音と聖歌が流れた。教会守の尾下シゲノさん(69)は「いつもと変わらない静かで平穏なミサ。(世界遺産登録は)みんな内に秘めた喜びは持っていると思うが、騒ぎはしない」と穏やかに話した。
 午後になると個人の観光客が急増し、約160人に達した。里帰り中にミサに参列した平戸市の女性(36)は「(世界遺産登録は)歓迎とそうでない気持ちが半々。みんな生活や祈りのペースが乱れないか心配な面もあると思う」と複雑な心境を口にした。

4104とはずがたり:2018/07/07(土) 09:03:55
プラザ合意のあったホテルか?

NYの老舗ホテル「プラザホテル」、カタールの国有企業が6億ドルで買収
https://bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-05/PBEHWB6JIJUQ01
Gillian Tan、Patrick Clark
2018年7月6日 1:44 JST

カタールの国有企業がニューヨークの老舗ホテル、プラザホテルを買収した。同ホテルを運営するフランスのアコーが明らかにした。

  アコーの担当者によれば、カタール投資庁のホテル部門カタラ・ホスピタリティーが7月2日に買収を完了した。


ニューヨークのプラザホテルPhotographer: Michael Nagle/Bloomberg
  事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語ったところによると、カタラはプラザの過半数株式を保有するインドのサハラ・インディア・パリワールならびに、少数株主であるアシュケナージ・アクイジション、キングダム・ホールディング、ドリーム・ホテル・グループ会長のサント・シン・チャットワル氏から全所有権を取得した。関係者のうち1人によれば、買収総額は6億ドル(約664億円)。

  カタラとサハラの担当者にはコメントを求めて連絡を取ったが、これまで返答はない。チャットワル氏と、アシュケナージの担当者はコメントを控えた。アコーによれば、プラザホテルの運営は同社傘下のフェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツが引き続き行う。

原題:NYC’s Historic Plaza Hotel Is Sold to Qatari State-Owned Company(抜粋)

4105荷主研究者:2018/07/07(土) 23:22:02

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20180623301.htm
2018/06/23 01:57 北國新聞
金沢駅西にホテル開発 森トラスト「国際基準目指す」

 金沢市広岡3丁目の通称「駅西10ブロック」で、不動産開発大手の森トラスト(東京)がホテルを開発する。同社が金沢でホテルを開発するのは初めて。ホテルのブランド名や開業時期などは未定だが、同社は、金沢が歴史性と先進性を併せ持つ都市であり、日本を代表する観光地の一つとし「国際基準のサービスを提供するホテルの開業を目指す」(広報部)としている。

 駅西10ブロックは金沢駅から北西約500メートルに位置し、通称50メートル道路沿いにある。同ブロックの一部に市有地(2筆で計約845平方メートル)があり、22日に開かれた市議会総務常任委員会で森トラストによるホテルの開発計画が明らかにされた。市と同社の間で今月20日に売買契約が成立しており、金額は2億6千万円だった。

 森トラストグループは東京、仙台、沖縄、軽井沢などで「マリオット」や「コンラッド」「シェラトン」「ウェスティン」などの外資系高級ホテルを運営する。駅西10ブロックでの開発概要は明らかになっていないが、他都市と同様、外資系高級ホテルが開発される可能性がある。

4106チバQ:2018/07/08(日) 19:00:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000006-nagasaki-l42
潜伏キリシタン遺産の課題 祈りの場 信仰生活 乱される不安
7/8(日) 16:17配信 長崎新聞
潜伏キリシタン遺産の課題 祈りの場 信仰生活 乱される不安
日曜朝の出津教会堂。信者らがミサに向かう=長崎市西出津町
 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本の12資産)が世界文化遺産になった。これからは「人類の宝」として、来訪者を受け入れながら価値を伝え、後世に引き継いでいかねばならない。一方で「信仰の場」を守ったり、地元の発展につなげたりすることも忘れてはいけない。遺産が抱える課題をリポートする。
 カトリック信者が住民の6割を占める「外海の出津(しつ)集落」(長崎市)。世界遺産登録決定から一夜明けた1日、集落内の出津教会堂には、日曜朝のミサが終わった頃から徐々に観光客がやって来た。
 帽子をかぶったまま聖堂内に入ろうとする女性がいた。「恐れ入ります。脱帽でお願いします」。教会守の尾下シゲノさん(69)が優しく声を掛ける。女性は気付いて帽子を取った。
 今後、夏休みや秋の観光シーズンには観光客が押し寄せるかもしれない。尾下さんは「教会に来てもらうのはうれしい。だけど、どっと来られると余裕がなくなり、笑顔で迎えられなくなるのでは」と不安を口にする。
 出津教会堂は明治時代の1882年、フランス人宣教師のド・ロ神父の指導で建てられた。130年以上、信者が毎朝のように祈りをささげる生きた祈りの場だ。
 同教会堂の山口竜太郎神父(41)は「神様が一緒にいてくださることを意識するのが祈りのとき」と話す。朝晩、食事の前後など日常的に祈りがある。信者にとって祈りは生きることと直結している。その中心が日曜日のミサで、教会を自分の家以上に大切と思う信者もいる。
 長崎市の70代の男性信徒は「教会は信者にとって、いつでも開かれている祈りの場。そこに大勢の人がわいわい言いながら入ってくると集中できない」と心配する。
 特定NPO法人世界遺産長崎チャーチトラストが運営する「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」(長崎市出島町)は2014年から、教会見学を希望する人がインターネットなどで事前連絡する制度を始めた。教会でミサや冠婚葬祭がある時と見学が重ならないようにするためだ。
 同センターは「教会は観光施設ではない。秩序を持って見学してほしい」と呼び掛ける。だが、事前連絡に強制力はない。団体客はツアー会社がほぼ連絡してくるが、個人客は3割程度にとどまる。「事前連絡率をもっと上げたい」とするが、決め手はないのが現状だ。
 離島に住む60代の男性信徒は「世界遺産になれば信徒には大変なことばかり。何のメリットがあるのか。でも、地元の活性化のために協力したい」と複雑な心境をのぞかせる。遺産を訪れる来訪者一人一人に、信者の生活に配慮する意識が求められている。

4107チバQ:2018/07/08(日) 19:01:38
https://this.kiji.is/387785500688073825?c=174761113988793844
②費用負担 保存修理 信徒の重荷に
 佐世保市の構成資産「黒島の集落」。島中央部の丘には、青空に映えるれんが造りの黒島天主堂(国指定重要文化財)がたたずむ。1902年にフランス人のマルマン神父の指導で信徒が建てたロマネスク様式の建築は、国内で最も完成度が高い大規模教会の一つに数えられる。
 しかし、細部をよく見れば老朽化による傷みが目立つ。祭壇裏の壁や柱の土台の表面がはがれ落ちているほか、天主堂の外門には亀裂が入り、立ち入りを禁じるロープが張られている。大山繁主任司祭(72)は「地震が起これば崩れ落ちる可能性がある。ぎりぎりの状態で保たれている」と不安そうに話す。
 各構成資産の教会は、いずれも老朽化が進み、保存修理が喫緊の課題となっている。世界遺産登録後、最初に工事を始めるのが黒島天主堂。11月に着手し、2020年10月末に完了する。県や市によると、総事業費は約5億3千万円。特に費用がかかるのが建物全体の耐震補強で、「れんが造りの特殊な構造に加え、補強部分が見えないよう隠す高い技術が求められる」(市教委文化財課)。
 黒島天主堂の場合、国が保存修理費の6割を負担。県、市のほか、構成資産保全を目的に県が積み立てている基金からも補助する。残りは5千万円弱となる見通しで、天主堂を所有する長崎大司教区と主に地元の信徒が負担する。
 黒島天主堂は1975年ごろに大規模な改修をした。当時を知る信徒によると改修費は約5千万円で、一世帯当たり20万円ほど出し合った。だが、当時とは島の状況が大きく異なる。75年には約1500人が暮らしていたが、過疎化で現在は約430人に減った。人口の8割が信徒とされるが、島内では「前回の改修よりも各世帯の負担がもっと重くなるのではないか」と不安の声が強い。
 県が資産保全のために積み立てている基金は2015年に創設。主に企業・団体の寄付で8400万円が集まっている。これまでに改修工事の補助金として江上天主堂(五島市)に160万円、大浦天主堂(長崎市)に350万円を支出した。
 今後、基金は約1億5千万円まで確保するめどが立っているが、目標額の3億円には遠い。県は登録を機に寄付の呼び掛けを強化する意向だ。4月からは県庁や関係市町の庁舎などに募金箱を置き、少額の寄付も募っている。県は「県民全体で遺産を支えてほしい」と呼び掛けている。

4108とはずがたり:2018/07/09(月) 10:43:57
混乱続く阿波踊り…半数近い有名連、前夜祭から締め出し
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000117-asahi-soci
7/4(水) 22:47配信 朝日新聞デジタル

 徳島市の阿波踊り(8月12〜15日)を主催する「阿波おどり実行委員会」(委員長=遠藤彰良・徳島市長)は、同市内で8月11日に開かれる「前夜祭」に、一部の有名連(踊り手のグループ)を出演させないことを決め、4日発表した。これに対し、有名連の団体は「すべて主催者の考えに従えということか」と反発している。

 徳島市が昨年までの主催団体の市観光協会の破産手続き開始を申し立てたことを発端にした、市と有名連の団体とのあつれきが、演出方法の見直しをめぐってさらに広がり、阿波踊り自体に影響を与える形になっている。

 前夜祭は、市内のホール「アスティとくしま」で開かれるイベント。例年は30を超える有名連の踊りがステージ上で披露される。チケットは7月1日から販売されている。

 実行委は、14連が所属する阿波おどり振興協会に出演依頼をしないと決めた。半数近い有名連が参加できないことになる。遠藤市長は会合後の会見で、「踊り手の皆さんのことを考えると苦しい決断だった。ただ運営する側として、(振興協会を)根本的に信頼できない」と話した。

 こんな事情が背景にある。

 観光協会に代わる主催団体として発足した実行委は、収支改善に向けた演出の見直しを決定。振興協会所属の有名連が長年、一日のフィナーレとして1カ所の演舞場に集まって披露してきた「総踊り」を中止し、4カ所の演舞場に有名連を均等に配置することを決めた。

 この方針に基づく各演舞場の出演プログラムを、実行委が6月22日に各有名連にファクスで通知。27日に電話で意向を確認したところ、振興協会所属の有名連が、新たなフィナーレには参加しない意向を示した。

 振興協会の出演辞退で、プログラムの見直しを迫られた実行委は、振興協会の対応を「(7月1日のチケット発売を前にした)ドタキャン」と批判。前夜祭でも突然の出演辞退の恐れがあるとして、振興協会を出演させないことを決めたのだという。

 一方の振興協会は「40年近く続いてきた総踊りの中止について、何の相談もなかった」と憤る。

 出演プログラムについても6月22日の時点ではファクスで送られてきただけで、返答を求める内容ではなかったという。チケット発売4日前の6月27日に改めて、市の担当者からファクスと電話で意思を尋ねられたという。

 振興協会は、市観光協会が市から破産手続き開始を申し立てられた際に、全国の企業や個人に観光協会への支援を呼びかけた団体だ。朝日榮作会長は取材に「どんな理由があってこのような決断をしたのか、説明を求めたい。すべて主催者の考えに従えということか。祭りを支えている踊り手や楽しみにしている観客のことを考えてほしい」と話した。

 実行委は今後、演舞場に出演する有名連との間で個別に覚書を締結し、直前に出演を辞退した場合には損害賠償を求める方針だという。(佐藤常敬)

朝日新聞社

4109チバQ:2018/07/11(水) 22:40:36
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180711-00000001-pseven-soci
素泊まり1泊100万円 仁和寺の新ビジネス、最初の利用者は?
7/11(水) 7:00配信 NEWS ポストセブン
素泊まり1泊100万円 仁和寺の新ビジネス、最初の利用者は?
仁和寺を視察する世界遺産委員会(時事通信フォト)
 世界遺産の仁和寺(京都市)が、斬新すぎるビジネスを始めた。なんと「1泊100万円」の高級宿坊を開設したというのである。

 日経新聞電子版(7月4日付)の報道によれば、仁和寺が境内にあった「松林庵」という木造2階建ての古い家屋を1億5700万円かけて全面改修し、宿泊事業を始めたという。

 宇多天皇が888年に創建した後、明治期まで皇子や皇族が代々住職(門跡)を務めた由緒ある名刹がなぜ“ナマグサ”に思える商売を始めたのか。仏教界に詳しいジャーナリストで現職の浄土宗僧侶でもある鵜飼秀徳氏はいう。

「皇族や公家が住職を務めた門跡寺院は格式が高い反面、財政の柱になる檀家がいません。頼みの綱は拝観料ですが、少子化による修学旅行客減で拝観者数が低迷し、財源は先細っている。仁和寺の場合、文化財の修繕費用を確保するために、国内外で注目されている体験型の宿坊事業に目をつけ、さらに付加価値を加えたのでしょう」

 ただ、インターネットで検索しても、1万1000円(1泊2食付き)という従来型の宿坊の情報のみで「1泊100万円」は見当たらない。「松林庵」が境内のどこにあるのかも、公式サイトに記載がないのだ。

 仁和寺に問い合わせると、「あえてウェブサイトなどに案内は出していません」(管財課)と断わった上でこう説明した。

「宿泊施設というよりは寝室を含めた『体験の場所』を提供しているものです。文化体験としてお坊さんの法話を聞くのも、御殿で宮廷ゆかりの雅楽やバイオリン演奏に耳を傾けていただいてもいい。

 ただ100万円といっても、奏者を呼ぶのに必要な費用などは利用者に別途ご負担していただきます。食事や車は希望があれば、委託している会社を通じて手配できますが、最高級のベッドといったサービスはありません。超高級ホテルのスイートルームとは比較されても困ります」

 驚いたことに“素泊まり100万円”だというのだ。

「表には出さず、外国からいらっしゃる富裕層向けの通訳さんなど、口コミを通じて告知しています。といっても、年間100件、200件となると建物の傷みにもつながるので、正直なところ受け入れ人数はコントロールしたい」(同前)

 ターゲットは企業の創業者など、「資産に余裕のある方」だというが、すでに利用した人物がいるという。

「5月にいらした“第1号”は、ヨーロッパの有名な経済人でした。名前は明かせませんが、聞けば誰でもご存じの方です」(同前)

 値段に見合う価値のある1泊となったのか、ぜひ聞いてみたい。

※週刊ポスト2018年7月20・27日号

4110ちばQ:2018/07/15(日) 06:51:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000014-mai-soci
<京都>桂離宮の参観有料化へ 宮内庁管理施設では初
7/14(土) 5:00配信 毎日新聞
<京都>桂離宮の参観有料化へ 宮内庁管理施設では初
天橋立に見立てた風景(中央)などで人気を集める桂離宮=京都市西京区で、中津川甫撮影
 宮内庁が、無料で参観者を受け入れている桂離宮(京都市西京区)について、11月初旬にも定員を拡充した上で有料化する方針を決めた。7月21日までパブリックコメントを実施し、強い反対がなければ7月下旬には有料化を正式決定する。有料化は宮内庁管理施設では初めて。

 1日の定員を2倍強の480人に増やし、対象も現在の18歳以上から12歳以上(小学生除く)に拡大。参観料は18歳以上(高校生除く)1回1000円とする。高校生以下と障害者・付添人は無料とする。外国人向けに英語によるガイドを雇うことも検討中。

 関係者によると、桂離宮は皇室の伝統や文化、庭園に興味のある国内外の観光客から人気を集める一方、施設や景観の維持管理の費用負担のあり方が議論されていた。【中津川甫】

4111とはずがたり:2018/07/15(日) 18:23:16
ひらがな化!?

其れは兎も角無料で人気出すぎだったんで有料化は良い事かと

4112とはずがたり:2018/07/15(日) 18:28:10
民泊新法1か月 届け出は5000件余り 手続き迅速化が課題
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10011533771_20180715.html
04:47NHKニュース&スポーツ

民泊の営業に自治体への届け出が必要となる、いわゆる「民泊新法」が施行されてから15日で1か月です。自治体によっては届け出の手続きが迅速に進んでいないことから、国は改善を促す通知を出すなど対策を進めています。

先月15日に施行された新たな法律では、民泊を営業する際、自治体への届け出が必要ですが、施行から3週間がたった今月6日時点での届け出件数は全国で5300件余りにとどまっています。

手続きが煩雑なことや自治体によっては届け出が完了するまでに時間がかかりすぎていることも課題となっています。

このため観光庁などは、全国の自治体に対し手続きを迅速に進めるよう改善を促す通知を出しました。

具体的には、届け出の際に必要な書類を減らせないか検討することや、届け出を希望する人から事前の相談を受ける場合は、手続きが円滑に進むように対応すること、それにインターネット上で届け出るシステムを積極的に活用することなどを求めています。

また観光庁は、自治体がどのように手続きを進めているのか実態の調査を始めていて、その結果も踏まえて必要な対策を講じていくことにしています。

4114チバQ:2018/07/17(火) 20:58:38
https://www.sankei.com/economy/news/180717/ecn1807170001-n1.html
2018.7.17 12:00
【経済インサイド】
2500億円も投じる東京ディズニーシー拡張の「隠れた狙い」とは…
 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランド(OLC)は6月、2500億円を投じる「大規模拡張プロジェクト」を発表した。世界的に見ても人気が高いTDRでは、その人気ゆえに起きる混雑が、顧客満足度の低下を引き起こし、最大の経営課題となっている。今回のプロジェクトは、拡張によって、物理的な混雑緩和を進めるのが大きな狙いだが、さらに「隠れた狙い」があることも浮かび上がってきた。

 プロジェクト発表から1週間後の6月22日朝、羽田空港内の格納庫にOLCの上西京一郎社長の姿があった。提携関係にある日本航空と協力したTDR開園35周年記念の特別塗装機「JALセレブレーションエクスプレス」のお披露目イベントに登場するためだ。上西氏は「特別機に乗って、全国からTDRに来ていただきたい」とアピールした。

 そして、イベント終了後、産経新聞の取材に応じた。

 「ゲスト(来場者)の皆さんが、今回のプロジェクトを歓迎してくれていることが最もうれしい」と強調。プロジェクト公表以降、来場者からプロジェクトのことで声をかけられることもあるという。ネガティブな意見はほとんどなかったことからプロジェクトへの自信を強め、「確信あり」と笑顔を見せた。

 今回の拡張プロジェクトをめぐっては、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)に続く第3テーマパークの可能性もささやかれていたが、開けてみれば、実際にはTDSの拡張に落ち着いた。

 それでも、平成13年のシー開業時に投じた3350億円に次ぐ巨額投資の計画だ。

 具体的には、TDLとTDSに隣接する駐車場10万平方メートルを転用し、新たなアトラクションなどを新設する。これによってTDSは約2割広がることになる。

 現在、TDLとTDSの敷地面積はほぼ同じだが、TDSには中央部に大きな“海”があるため、実質的な敷地は狭い。このため、今回の拡張がTDSの顧客満足度の向上につながると決断した。

 そして、隠れた狙いというのが、TDSの特性の“軌道修正”だ。

 上西氏はこう解説する。

 「TDSは海や冒険をテーマに作ったパークだ。その結果、スリルのあるアトラクションも多い」という。つまり、来場者もTDLに比べ、大人が中心になっている。

 今回、TDSの拡張によって新設されるのは、ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」をテーマにした4つのアトラクション。これらのアトラクションでは絶叫マシンは想定しない。

 これにより、TDSの来場者ターゲットを、子供を含めたファミリー層、特に祖父母、親、子供の3世代が楽しめるように軌道修正したのだ。

4115チバQ:2018/07/17(火) 20:59:10
 同時にTDSにファミリー層を取り込むことで、TDLの混雑解消にもつなげる。

 OLCは、TDR全体の来場者数は公表しているものの、TDLとTDSの来場者内訳は公表していない。ただ、TDLの来場者がTDSを大きく上回っているのは明白。TDLが全世代を対象にしているのに対し、TDSは「大人のテーマパーク」の特性が強いからだ。

 今回の拡張と新アトラクション新設で、TDSを全世代向けのテーマパークとし、結果的にTDLの来場者比率が下がり、混雑問題の緩和にもつながるというのだ。

 それだけに、今回のプロジェクトは単なる拡張ではなく、「事実上、第3のテーマパークを作るのと変わらないビックプロジェクト」(上西氏)という。

 OLCの加賀見俊夫会長はプロジェクト発表の記者会見で、「これまで見たことのないテーマパークをつくる新しいステージに入った」と強調していた。そのとき、記者はその意味を理解できなかったが、隠れた狙いが浮き彫りになったことで、TDRが大きく変わろうとしていることを実感し始めている。
(経済本部 平尾孝)

 オリエンタルランド 昭和35年に京成電鉄や三井不動産などが出資して設立。54年に米ウォルト・ディズニーと業務提携して58年4月、千葉県浦安市に東京ディズニーランド(TDL)を開業、日本最大のレジャー施設に成長させた。平成13年9月には東京ディズニーシー(TDS)を隣接地に開業した。両施設を合わせた東京ディズニーリゾート(TDR)の29年度の入園者数は約3000万人。

4116とはずがたり:2018/07/17(火) 22:27:14

規制緩和どころか利権による新興産業潰しをした訳か。

夜明け前に終わった「日本の民泊産業」の末路
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180717-00228963-toyo-bus_all
7/17(火) 13:00配信 東洋経済オンライン

 日本の民泊産業は夜が明ける前に、終わってしまったと言っても過言ではない。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた『恐竜大行進』は、恐竜とUFOの出会いが描かれたアニメーション映画作品だが、日本の観光業界と米Airbnb(エアビーアンドビー)との出会いを語るのに、なんともぴったりくる作品ではないだろうか。

 「住宅宿泊事業法(民泊新法)」が施行されてから約1カ月。日本でも民泊の雄になると期待されていたエアビーだが、実際は微妙だ。それどころか、新法施行2週間前、観光庁はエアビーに対し、新法に基づく届出のない部屋の予約をキャンセルするよう要請。これにより「違法民泊」がエアビーのサイトから大量削除され、多くの観光客が混乱する事態となった。報道によると、新法施行前は日本には約6万件ほどの民泊があったが、足元では新法に基づいた民泊数は3451件で、旅館業法に基づいたものは約2万2000件になっている。

■エアビーが日本にもたらしたもの

 米国発のエアビーアンドビーが日本でサービスを開始したのは2014年のことで、日本の観光史はターニングポイントを迎えていた。2012〜2017年の5年間で訪日観光客の数が2000万人増加したのだ。一国が経験した成長の度合いとしては、世界観光機関(UNWTO)始まって以来の大きさである。

 これに伴って、民泊という名を得てエアビーの普及も進んだ。今やアジアの若者が荷物をゴロゴロ引いて歩く音もカラスや蝉と同じ環境音のような感覚だ。筆者の外国人の友人の多くはマンションの一部屋を購入し、民泊ビジネスを始めていた。民泊は日本に住む人が簡単に収入を増やせる手段だったし、一般の日本人にしても、自宅を他人に開放するという、これまでやらなかったことがやれる手段だった。

 大手メディアで働く、筆者の近所の日本人女性はこう話す。「ホストになったことで私も夫も新しい人たちに出会うことができ、おカネを貯めて子どもたちの教育費に充てることができた。小さい頃、ホテルを開くのが夢だったので、エアビーがその夢を叶えてくれた」。

 エアビーはまた、地方への観光誘致の起爆剤でもあった。へき地にある小さな村のホテルや旅館の場合、1年のうち需要があるのはわずか数週間程度。生き残りは難しい。

 だが、その地方に住む人たちがエアビーを活用してより多くの観光客を迎え入れるようになれば、観光客がその地にオカネを落とし、地域が活性化することが期待できる。フランスが人口20万人以下の都市でエアビーを全面的に許可しているのはこのためで、2016年、フランス国内のエアビー利用者の15%が宿泊施設のない都市に宿泊した。

 さらに言えば、エアビーの登場はホテルや旅館が時代に合ったサービスを日本人や外国人の宿泊客に提供できるように、リニューアルするチャンスにもなったはずだ。観光庁によると、日本国内の宿泊の11.5%は民泊が占めており、ホテルや旅館にプレッシャーを与えているのは間違いない。「訪日外国人観光客の数は増えているが、稼働率は驚くほど変わっていない。観光客の大部分が民泊に奪われているためだ」と、ある国内ホテルチェーンの支配人は語る。

4117とはずがたり:2018/07/17(火) 22:27:26

■民泊はほかの宿泊業と共存できるはず

 特に旅館の場合、旅館でしか体験できないことをきちんと見直すいい契機となったはずだ。問題なく生き残れるはずだ。「旅館が提供する体験はホテルというより、レストランに近いものがある。それはコスト構造にも反映されている。なので、旅館をホテルや民泊と同じカテゴリーに入れるのは間違っている」と、高級志向の外国人向け旅行代理店「ザ・リョカンコレクション」を運営する福永浩貴氏は指摘する。

 要するに、民泊はほかの宿泊業とも共存できたはずだ。そして、フランスと同じように、宿泊場所を民泊という形態で提供することによって、観光客はレストランや美術館などでおカネを使ってくれるようになる。

 48万5000軒の民泊登録があるフランスのように、日本でもエアビーと観光庁がタッグを組めば、最強のコンビになっただろう。 エアビー利用者を対象に行った最近の調査で、東京は世界で最も人気の高い都市に選ばれた。3位が大阪で、2位がパリだった。

 だが結局、 圧力団体や自治体の影響力、エアビーの傲慢さ、日本の外国人嫌悪(としか言いようがない)によってこのコンビは破局に追い込まれてしまった。政府から不動産屋までが一丸となり、民泊は「規制」という名のもとにほぼ禁じられてしまった。

 実際、一般の人が民泊的なビジネスを始めるモチベーションはいつくかの理由から下がっている。まず、民泊オーナーが年間貸し出せる日数は最長で180日となり、半減した。罰則もとんでもなく厳しい。違反すれば罰金100万円(法施行の前は3万円)と1年の懲役が待っている。

7/17(火) 13:00配信 東洋経済オンライン
 加えて、マンション管理会社は基本的に、よそ者(外国人は言うまでもなく)には貸したくないと思っている。「2021年完成予定のマンションを一室購入したのですが、不動産屋から民泊は一切不可って言われたんですよ!」と、あるフランス人は話す。つまり、民泊の提供場所として認められるのは事実上、一軒家、あるいはビルまるごと1棟に限られるということだ。

■「放置」していたエアビーの責任

 1つ大事なことを補足すると、日本では地方自治体に独自のルールを付け加える権利が法律で認められている。つまり、地方自治体の思うままだ。民泊を始めたいならまず、山のような書類に記入しなければならず、その後もいくつかの自治体が出す要求に応えなければならない。

 そうこうしてやっと許可が下りるのだ。おカネも時間も相当かかるこの手続きがこの新しい産業の首を絞め始めている。2015年には5600万人の観光客が訪れた観光都市、京都で、3月15日以降に民泊の許可が下りたのはたったの6件である。民泊ニュースのエアスティアによると、今年1月時点で日本には5万4040件の民泊があったが、観光庁によると、現時点での民泊数は3451件になっている。

 筆者が住む新宿区では、6月15日以降、135件の民泊が認められた。が、同区の住居専用地域では金曜日午後から日曜日までしか宿泊事業を実施することができない。多くの外国人観光客が比較的長い期間旅行することを考えると、これはまったくニーズにマッチしないし、民泊をやる側にもメリットが見えにくい。筆者の友人や、近所の人たちも、民泊を続けるのはすでにあきらめている。

 今回、大量のキャンセルが発生する事態となったことについて、問題が発覚するまで放置していたエアビーの責任も重い。「エアビーは2018年6月から新法に従わないといけないことを認識しており、状況に対応すべく改善を進めているとしていた。ところが、5月になってどうやらエアビーは違法民泊をサイト上に放置するらしいという話が入ってきたので、われわれも動いた」と、観光庁の関係者は明かす。

 さらに、同社は問題と向き合おうとせず、北朝鮮以上に不誠実なコミュニケーション方針を採用した。新法が施行される前日の6月14日、同社のネイサン・ブレチャージク共同創業者兼CTOは、東京で記者会見を行い、同社の存在感を日本に示した。が、会見にもかかわらず、記者からの質問は一切受け付けず、泊まるはずの宿を突然失った何万人もの観光客の懸念に対処しようとはしなかった。

 それどころか、北朝鮮のプロパガンダに匹敵する口調で、6月15日は「日本のシェアリングエコノミーの夜明け」となるだろうと誓ったのだ。ブレチャージクCTOは「今後数カ月で日本のホストを新たに何万人も増やす取り組みを行っている」と主張したが、どう考えても無理だ。6月8日時点の登録件数はわずか1134件なのだから。旅行業界の専門家の話では登録件数は結局、数千件にとどまるらしい。

4118とはずがたり:2018/07/17(火) 22:27:42
>>4116-4118
 ブレチャーチャイクCTOは日本国内でビジネスの「保証人」となってくれそうな「パートナー企業」(カルチュア・コンビニエンス・クラブやANAホールディングスなど)を、会見のステージに上げた。CCCの創業者である増田宗昭氏は1980年代頃からホームシェアリングビジネスをやりたいと考えていた、と話した。

 だが、実際は夜明けからは程遠い。京都数カ所に物件を所有するある民泊オーナーは、登録申請時の雰囲気について魔女狩りのようだったと話す。「すべての郵便受けに警察、消防署、市からの手紙が入っていた。警察官は通りをパトロールして違法な民泊が行われていないかチェックしている。一方で市役所はドアが不適格だとか、庭がないなどというばかげた理由で申請を受け付けてくれない。日本は民泊ビジネスをぶち壊している」。

 リーマンショック以降、シェアリングエコノミーは世界的な潮流になっている。が、日本だけは完全に取り残されている。安倍晋三政権は「生産性向上改革」を掲げているが、本当に改革を推し進めたければ、既存のリソース(アパート、車、自転車など)を活用したシェアリングエコノミーの概念を受け入れるべきだ。

 6月14日、エアビーのソーシャル・イノベーションの担当者、キャメロン・シンクレア氏は「10年後、日本の空き家軒数は400万戸になると言われていますが、政府はどうするつもりなのでしょう?」と指摘。カーシェアリング大手ウーバーは、日本では今やフードデリバリー会社に成り下がってしまった。日本政府の厚意によって同社は2つの辺ぴな村でサービスを試験的に行っている。エアビーも同じ運命をたどることになろう。

 今回の件で「負ける」のは誰か?  すでに観光客は影響を受けている。現時点においても、観光庁は今回の件で宿がキャンセルになった観光客に対する謝罪などを行っていない。観光庁の肩を持つとするならば、同庁は今回日本人の苦情などに対処するために規制を設けたといえる。

 「日本では民泊のイメージは最悪だ。自分の日常生活に外国人観光客を入れたくないという人と、民泊はホテルに代わるすばらしい宿泊場所だと考えている観光客のギャップがあまりに大きい」と、前出の観光庁関係者は話す。

 エアビーもこの状況をさほど気にしていないようだ。「同社は今回の件で、どれくらいの人がキャンセルの影響を受けたか明かすことを拒否している」と同観光庁関係者。エアビーによれば、年末までに日本では15万件の予約が入っていた。仮に8割がキャンセルになったとなると、単純計算すれば約12万件がキャンセルされたことになる。

■カネでは信頼は取り戻せない

 これに対して、エアビーは1000万ドル(約11億円)相当の基金を設立。代わりの宿泊施設の確保や航空券の変更手数料など追加費用の負担を迫られるゲストのサポートをするとしている。これは、キャンセルの影響を受ける人数を考慮するととんでもない金額だ。

 だが、カネでは信頼は取り戻せない。「エアビーの世界に対するセールスポイントといえば、エアビーで予約すれば絶対に安心という点でした。今回の日本のスキャンダルによって、そうとも限らないことが世界中に知れ渡ってしまった。同社は今回の件で、世界規模のダメージを受けるのではないでしょうか」と、外国人向けの旅行代理店ジャパン・エクスペリエンスのティエリー・メインセントCEOは予測する。

 この状況のまま変化がなければ、日本もいずれ負けることになるだろう。ホテルや旅館の利益を守るために行われた今回の取り締まりによって、レストラン、観光エリアの店、旅行会社、交通機関、外国人観光客のホストとなり得た地方に住む一般の日本人など、観光業に携わる全員がマイナスの影響を受けることになるだろう。

 確かに民泊によって外国人観光客が家の近所に増えることは迷惑かもしれない。が、他国がそうしているように、一般の人に迷惑がかからない方法を考えながら、この急成長している民泊産業を日本でもより活性化させる手立てがあったのではないか。

 エアビーは世界で最も影響力のあるブランドの1つであり、その利用者は主に若者だ。観光客が落としていったおカネを使って差別主義、偏狭さ、官僚主義を露呈させたことで、日本が世界に売り込もうとした「おもてなし」のイメージが崩れかかっている。

レジス・アルノー :『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

4119チバQ:2018/07/18(水) 18:50:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000023-mai-soci
<名古屋>「レゴランド」19日から入場料大幅値下げ
7/18(水) 11:47配信 毎日新聞
<名古屋>「レゴランド」19日から入場料大幅値下げ
レゴランド=名古屋市港区で、山田大輔撮影
 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」は19日から、入場料を大幅値下げすると発表した。夏休みや年末年始などの繁忙期と通常時で価格を分け、1日券で大人は最大1900円、子ども(3〜12歳)は最大1600円安くなる。昨年4月の開業以来、利用客から「料金が高すぎる」と不満の声が絶えず、夏休みを前に大幅な値下げに踏み切った。年内は無休で営業することも決め、巻き返しを図る。

【写真特集】レゴランド 水族館とホテル公開

 運営会社は料金改定について「メインターゲットの子どもファーストの価格にした」と説明。1日券はこれまで子ども5300円だったが、新料金は繁忙期4500円、通常時3700円に。大人は繁忙期は6900円で据え置きだが、通常時は5000円に値下げする。事前購入するとさらに安くなる。

 年間パスポートも入場可能な時期や施設に応じた3種類のパスポートを新設し、料金もこれまでより割安になる。【斎川瞳】

4121とはずがたり:2018/07/19(木) 01:26:18
>>4120
 楽天ライフルステイは6月に稼働させた民泊仲介サイト「バケーションステイ」で、届け出手続き中を含めて約2千室を確保しているが、寺院をはじめとした個性的な施設を増やす考えだ。太田社長は「一人でも多くの(施設の)オーナーの参入障壁を減らしたい」と話す。施設の運営代行や行政への届け出の手続きなど、寺院をサポートしていく考えだ。

 寺院にとってもメリットは大きい。核家族化や都市化の影響で檀家の減少に悩む寺院が全国で増えている。空いている部屋を活用しながら、「観光客らと接点を持ち、寺を知ってもらいたいと考える住職は多い」(和空の田代社長)という。

■盆栽から航空券まで

 体験型にシフトする各社が狙うのは宿坊だけではない。楽天ライフルステイと米仲介大手ホームアウェイは全国古民家再生協会(東京・港)と組み、古民家を民泊施設に転用する取り組みを始めている。

 体験プログラムを提供する動きも活発になってきた。エアビーは着物の着付けや盆栽、サイクリング、料理など体験型のプログラムを日本で約1千件用意し、予約できるようにした。

 日本航空は民泊仲介の百戦錬磨(仙台市)と組んで民泊と航空券をセットで販売し、山菜採りや郷土料理作りを体験できる旅行プランを提供している。

 もともと民泊は個人がマンションや戸建て住宅の空き部屋を宿泊用に有料で貸し出す仕組み。宿坊はすでにジャンルが確立され大手旅行会社やオンラインの予約サイトでも仲介してきた。本来の民泊の領域からは外れるが、広義の民泊として定着する可能性がある。

 ホテルや旅館、旅行会社との境界線もなくなりつつある。楽天は年内にホテル・旅館予約サイト「楽天トラベル」で民泊の取り扱いを始める。民泊仲介サイトだったエアビーも最近ではホテル・旅館の掲載も増やしている。旅行大手のJTBは民泊に参入した。

 シェアリングエコノミーの新市場を切り開こうとしてた民泊が、新法をきっかけに既存の宿泊施設と同じ土俵で争う構図が生まれている。(大西綾、大林広樹)

4123チバQ:2018/07/23(月) 09:57:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000545-san-pol
IR誘致「3つのイス」奪うのはどこだ 大阪、和歌山、長崎、北海道、愛知…バトル過熱
7/21(土) 23:00配信 産経新聞
 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法が成立したことで、自治体による誘致合戦がいよいよ本格化する。外国人観光客を取り込み地域経済を活性化するIRへの期待は強く、すでに複数の自治体が名乗りをあげている。当面設置が認められるのは最大3カ所だけに、自治体同士の「イス取りゲーム」は過熱しそうだ。

 ■3地域が誘致リード

 現段階で誘致活動をリードしているのは、大阪府・市と和歌山県、長崎県だ。

 大阪府・市は、2025年国際博覧会(万博)の開催を目指す大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)で、万博の前年までのIR開業を目標としている。万博とIRの「二枚看板」を関西経済の起爆剤にしようというわけだ。大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)は20日、「早期の区域認定に向け、国に取り組みを要請していきたい」と意気込んだ。

 和歌山県も誘致に力を入れる。同県の担当者は「ただちに着工できる環境が整っている」と自信を示す。

 県は、年間約3千億円の経済波及効果、約2万人の雇用創出が見込めると試算する。5月に基本構想を策定し、ゲームの利用金額を制限できる「IRカード」の導入など独自のギャンブル依存症対策も検討する。

 長崎県も4月、有識者会議が基本構想をまとめた。同県佐世保市とともにテーマパーク「ハウステンボス」を核としたIR誘致を目指し、海中カジノ構想も浮上している。

 北海道では苫小牧市、釧路市、留寿都村の3自治体が手をあげている。道は3月、IRに関する調査報告書をまとめ、千歳空港に近い苫小牧市が最も集客が見込め、売上高は年間で最大約1500億円に上ると試算した。今後、道内での候補地一本化を図る。

 愛知県は中部国際空港島(常滑市)での誘致を構想している。名古屋市の河村たかし市長も今月17日の記者会見で「手を挙げるのは良いことだ」と誘致に前向きな考えを示した。

 千葉市も平成27年、IR誘致で年間約3100億円の経済波及効果や約2万6千人の雇用が期待されるとの試算をまとめた。

 ■東京・横浜、どう動く?

 各自治体にとって気がかりなのが東京都と横浜市の動きだ。双方とも「白紙」とするが、調査研究などは進めており、誘致を表明すれば有力候補となる。

 「(湾岸地域の)街づくりで必要な魅力となり得るか。メリットとデメリットを検討していく」

 東京都の小池百合子知事は20日の記者会見で、こう述べるにとどめた。

 都は港区台場など湾岸地域に広大な土地を保有しており、2020年東京五輪・パラリンピックの競技場などに使った後はIR用地への転用も可能だ。都関係者は「最終的には知事の政治判断だ」と打ち明ける。

 横浜市の林文子市長は当初前向きだったが昨年の市長選を機に慎重な姿勢に転じたとされる。ただ、地元経済界の一部はIRに熱い視線を送り、再開発が予定される山下ふ頭などが候補地として取り沙汰される。(長嶋雅子、田村龍彦)


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