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Tohazugatali Tourist Bureau

3661チバQ:2016/01/05(火) 22:18:08
 加えて、アンケートでは「バス運転手へ就職してもいい」と回答した求職者のうち、約7割は大型2種免許を保有していないと回答するなど、就職希望者の多くが“即戦力”となっていない課題も抱える。それにもかかわらず、バス事業者の多くは、「以前はバス運転手へのあこがれもあり、一定の求職が見込めたので、採用活動は待ちの姿勢だった」(大手の採用担当者)という。

 この結果、近年の訪日外国人の急増により、貸し切りバスや高速バスでの運転手不足が顕在化。バス事業者でも「増便を断念した」といった影響が出ており、旅行会社大手でさえ、紅葉時期などのシーズンは「バス会社との取引実績がなければ手配が難しい」(国内旅行担当者)ともらす。

「待ちの姿勢」脱皮も

 バス運転手の不足は、政府の成長戦略にも影響を及ぼす可能性が出ている。

 観光立国を成長戦略の柱の一つに掲げる政府は「2020(平成32)年までに2000万人」としていた訪日外国人旅行者数の目標引き上げを検討している。だが、都市部を中心に宿泊施設が訪日客の伸びに追いつかないなど受け入れ態勢に課題を抱えており、一般住宅に訪日客を有料で宿泊させる「民泊」の拡大と並行し、地方への訪日客誘致を進める青写真を描くが、運転手不足の深刻化で、地方観光の足となるバス路線の確保が難しくなっている。

 国交省は26年7月、バス運転手の人材育成をテーマの検討会でまとめた中間報告で、大卒採用なども視野に入れた戦略的なリクルート活動▽大型2種免許を取得させるための環境整備▽若年層向けPRの強化といった対策を盛り込み、免許制度の適切な運用や先進事例に対する支援の必要性をうたうなど、対策に本腰を入れ始めた。

 バス事業者からも、「受け身の採用」から脱皮を模索する動きが出てきた。京成バスは昨年9月から、就職説明会など採用情報のスマートフォン向けバナー広告掲載を開始。同社は2020年開催の東京五輪・パラリンピックで、選手などの移動手段となるバス高速輸送システム(BRT)の運行事業者に選定されているが、BRTで採用する複数のバス車両をつなげた「連節バス」の運転手は、入社3年以上を目安としており、戦力となる新人獲得のリミットは間近だ。採用担当者は「待ちの姿勢だけでなく、積極的に捕まえにいく」と意気込んでいる。(佐久間修志)


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