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Tohazugatali Tourist Bureau

3646チバQ:2015/12/26(土) 13:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20151223-OYTNT50088.html
世界遺産登録 観光追い風
2015年12月24日
ボランティアガイド(左端)から説明を受けながら、小菅修船場跡を見学する観光客ら
ボランティアガイド(左端)から説明を受けながら、小菅修船場跡を見学する観光客ら

 今年7月、日本の近代化の原動力となった長崎市の端島炭坑(軍艦島)などの「明治日本の産業革命遺産」が、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。九州・山口を中心に8県の計23資産で構成され、このうち県内は8資産を抱える。登録を機に長崎では観光振興への期待が高まっている。

 「ここにある蒸気機関を使って歯車を回し、船を引き揚げていたんです」。観光客を出迎えるボランティアガイドの田中久之さん(74)が案内する。

 「ソロバンドック」の名で知られる長崎市小菅町の小菅修船場跡(国史跡)の曳揚ひきあげ小屋は、11月中旬から一般公開が始まった。

 曳揚げ小屋は1869年、英国商人トーマス・グラバーによって建設された国内に残る最古のれんが造り建築。船をドックに引き揚げるためのピストンや大きな歯車などの機材が、当時のまま残っている。これまで管理上の問題で非公開だったが、登録を機に土日祝日限定で見学できるようになった。

 訪れた堺市の会社員岩本厚志さん(33)は「こうして実際に中まで見ることができると分かりやすくていいですね」と満足そうだった。

 世界遺産登録の追い風で、長崎の観光客数は増加している。長崎市によると、公開されている5資産の7〜10月の入場者数は、前年の同時期より約1・5倍に増えた。市の推計では、今年度の入場者は前年度実績に比べ約1割増の137万4000人と見込む。軍艦島への上陸ツアーは今も、満席状態が続く。

 だが、懸念材料もないわけではない。島根県の石見銀山遺跡など、世界遺産登録後に客足が鈍ったケースがあるからだ。単なる行楽ではなく、訪れた人に歴史の重みを感じ、学び、そして再び足を向けてもらえるようにするため、民間企業も知恵を絞っている。

 長崎バスのグループ会社「長崎バス観光」が企画したバスツアーもその一つ。軍艦島や「旧グラバー住宅」をまとめて見学できる旅行商品を売り出した。同社は「一度に色んなところを見学できると好評。今後もさらにPRに力を入れていきたい」と話す。

 軍艦島上陸ツアーを企画する船会社は、軍艦島の往時の暮らしぶりを最新技術で疑似体験できる「軍艦島デジタルミュージアム」を今秋開業させた。12月下旬には、展示内容を入れ替えるなど、来館者が飽きないように工夫している。ミュージアム側は「一過性の人気に終わらせず、息の長い人気にすることが重要。今後も新しいものを積極的に紹介していきたい」としている。

 調査研究機関「ながさき地域政策研究所」(長崎市)は「体験型観光など、新しい切り口をどんどん提案し、ホスピタリティー(心のこもったもてなし)あふれるサービスを提供すれば、リピーターの増加にもつながるだろう」と指摘している。(網本健二郎)



 2015年は残りわずかとなった。県内で起きたこの1年の出来事を振り返る。

2015年12月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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