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Tohazugatali Tourist Bureau

3630チバQ:2015/12/07(月) 00:01:49
http://www.sankei.com/west/news/151201/wst1512010001-n1.html
2015.12.1 11:00
【ビジネスの裏側】
転売無効にするUSJの“奇策” 「告発許して」ダフ屋行為の学生が反省文、「こっそり教えて」と業界

 大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)で11月から、転売されたチケットが利用できなくなった。無効になったチケットは4千枚以上に上り、購入者とのトラブルも予想されたが、蓋をあけてみると、実際に転売チケットで入場しようとしたケースはほとんどなかった。チケットの転売自体も激減しており、同じようにダフ屋行為などに悩む人気アーティストのコンサートやイベントの主催者から注目を集めている。(阿部佐知子)

 
作戦勝ち?

 転売チケットの無効化がスタートした11月1日、USJの運営会社、ユー・エス・ジェイは、アトラクションを少ない待ち時間で優先的に利用できる同日指定のエクスプレス・パスなど数百枚を「転売」と確認。使用できなくした。

 平日でも2時間待ちが当たり前の人気映画「ハリー・ポッター」をテーマにしたアトラクションを優先的に利用できる7200円や9800円のエクスプレス・パスは特に人気が高く、すでに完売していた。このため、オークションサイトなどで高値で転売されたチケットで入場しようとするケースが続出することも想定されていた。

 ところが、その日に無効チケットを持っていたのは11組。そのうち「なぜ使えないのか」などと厳しいクレームがあったのは2組だけだった。

 同社の森岡毅執行役員は「大半は、使えないチケットと分かって持ってきていたようだ」と話す。

 なぜ、わざわざ持ってきたチケットが無効になったのにほとんどトラブルにならなかったのか。

 
 森岡執行役員は「すでに使えないと分かったチケットに返金の動きがあった」と打ち明ける。

 同社は転売チケットを無効化すると同時に、転売業者に「購入したチケットを無効化した。無効化を知りながら転売すれば刑法で詐欺罪に問われる」と警告文を送付し、転売先に返金することを呼びかけていた。

 これを受け、7〜8割は返金されていたと同社はみている。

 
7倍の価格も

 同社が転売チケットを無効にするのは、USJに行きたいファンに適正な価格で楽しんでもらうのが目的だ。背景には、業者が転売目的でチケットを組織的に買い占めることで人気チケットが売り切れたり、高値で出回ったりするケースが横行していたことがある。転売目的の確認されただけでも年約10億円分に上り、7200円のエクスプレス・パスがネットオークションで約7倍の5万円で取引されたこともあった。

 このため「子供が行きたがっているが、エクスプレス・パスがどうしても買えない」など切実な声も寄せられるようになったこともあり、無効化による対策に乗り出した。

 そもそも転売目的で買ったチケットを高く売る「ダフ屋行為」は都道府県の迷惑防止条例で規制対象となっているが、ネット上の転売は取り締まるのが難しいとされる。ところが、使えないと分かっていながら無効となったチケットを売れば詐欺罪に問われることになりかねない。これを恐れた転売業者が返金に申し出るというわけだ。


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