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Tohazugatali Tourist Bureau

3093チバQ:2014/11/16(日) 21:59:30
■「SNS疲れ」な人々が…

 携帯電話やインターネットといったデジタル環境から距離を置く行動は「デジタルデトックス(デジタル環境からの解毒)」と呼ばれている。青ケ島村役場によると、役場周辺では、ドコモやau、ソフトバンクもつながるが、中心部以外はつながらない場所が多い。島に5軒ある民宿にはWiFiネットワークを用意してあるところもあれば、ないところも。村営の無料キャンプ場は一部、携帯の電波がつながる場所もあるがほとんどつながらないため「10月にはわざと携帯電話を持ってこなかったというグループも来た」(職員)という。

 静岡県熱海市では今年8月、デジタル機器と距離を置く1泊2日の宿泊プラン(食事、お茶付き2万3000円)が登場した。「櫛稲(クシュナダ)」という会社が運営する施設で、チェックインの際、機器をフロントに預けておく。

 あふれる情報と常時「つながる状態」から距離を置きたいと、旅に「圏外」の環境を求める人々は静かに増えつつあるようだ。

■「圏外」を買う時代

 JTB総合研究所(東京都千代田区)が10月1発表したスマートフォン使用についての調査では、フルタイムワーカーを中心に「SNS疲れ」ともいえそうな現象がみられた。過去1年間の旅行で「あえてSNSがつながらない場所に出かけた」人は2060人中45人。JTBが近年の動向を踏まえて初めて加えた設問だが、同じ回答をした中で、最も比率が高かったのは29歳以下の男性で3・9%(206人中8人)。全体で比較すると、学生や無職の人よりもフルタイムで働く人の割合が高い。

 調査分析を担当した同総研の早野陽子さんは「SNSを多用する一部の人と、SNSに疲れ、距離を置きたいと考える人の二極分化が始まっている。特に働いている人はプライベートの旅行中も仕事から完全に切れることがなく、オンとオフの境界線があいまいになりがち。『つながらない』場所をあえて訪れるという新しいツアーにニーズを感じる」と話す。

 また、「デジタルデトックスのすすめ」などの著書がある、ライフハッカー[日本版](生活や働き方についてのブログメディア)編集長、米田智彦さん(41)は「バーチャルメディアは一種の中毒性、依存性もあり、時に現実の人間関係を上回るほど優先されることがある。また、インターネット産業などで働く人々は、就業中のパソコンに加えて、スマートフォンの普及により24時間体制でメールやネットに追われるような生活で、みな疲労感を抱えている」と指摘する。

 海外では、チェックインの際にフロントにスマートフォンやノートパソコンを預け、アロマキャンドルやボードゲームなどネットに接続しないで遊べるキット「デジタル・サバイバル・キット」を提供するホテルも登場しているという。米田さんは「過度な情報社会に疲れた人々のために『圏外を買う』時代が来ているのかもしれない」と話している。


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