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Tohazugatali Tourist Bureau

2904チバQ:2014/06/18(水) 08:00:30
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140618/fkk14061802090004-n1.htm
東南アジア発、九州へ 観光客急増 7県合わせ知名度アップを
2014.6.18 02:09

ハウステンボスで写真撮影するタイの旅行雑誌「トラベラーズ・コンパニオン」の取材班=長崎県佐世保市
 東南アジアからの訪日観光客が増加している。ビザ発給の要件緩和に加え、これらの地域で観光分野の「脱中国」が進み、観光客の目を日本に向かせるきっかけとなった。食や温泉など観光資源に恵まれた九州も東南アジアからの観光客は急増した。今後、観光地・九州の知名度を一層高め、東南アジア客をめぐる国内の地域間競争を勝ち抜く戦略が求められる。(大森貴弘)

                   ◇

 今月6〜12日、タイで人気の芸能人、ラウィワン・バンプラチョム氏とジュイ・ジャンロエンケプラティップ氏が太宰府天満宮(福岡県)やハウステンボス(長崎県)など九州各地の観光地を巡り、写真撮影をこなした。

 2人はタイで5万5千部を発行する旅行雑誌「トラベラーズ・コンパニオン」の取材班のメンバーとして、国土交通省九州運輸局が招いた。夏までに、2人が九州の魅力を紹介する約20ページの記事が載るという。

 九州運輸局は、九州の観光地に海外メディアを招くプロモーション活動を実施する。最近の招請先はもっぱら、タイやマレーシア、香港など東南アジア諸国となっている。今年5月にタイのテレビ局を招いたほか、6月6〜9日にも香港の旅行専門誌ウイークエンド・ウイークリーの取材班を案内した。

 九州運輸局国際観光課の津留崇明氏は「東南アジアは中国や韓国と違い未開拓。それだけに、メディアによる宣伝効果はてきめんです」と語った。

 実際、東南アジアから九州への観光客はうなぎ上りを続ける。

 1〜3月に九州を訪れた外国人を国籍別に見ると、タイが前年同期比40・5%増、台湾52・3%増、香港52・8%増、マレーシア59・2%増と、軒並み1・5倍前後になった。シンガポールに至っては同76%増に達した。

 九州観光は依然として、韓国、中国からの来日が7割を占め、大口顧客であることは間違いないが、東南アジア客の存在感は年々高まっている。

 今後の需要増を見越した動きも活発だ。シンガポールの格安航空会社、ジェットスター・アジア航空は、27日に福岡−バンコク−シンガポール便を新規就航する。

 東南アジアからの観光客が増加する背景には、日本政府が昨年7月、タイやマレーシアなど東南アジア5カ国のビザ発給要件を緩和したことがある。

 さらに、東南アジアはアニメやドラマなど日本文化が浸透し、日本に親しみを持つ人が多い。

 JTB総合研究所が2012年にタイで実施したアンケートによると、これから旅行したい地域は「日本」が48・8%でトップに立った。台湾の世論調査(2013年)でも、行きたい国として日本を挙げた人が38%と最多だった。

 また、旅行先として中国を敬遠する雰囲気が高まっていることも、日本への誘客を後押しする。

 香港の街頭で中国人観光客が立ち小便をしたことをきっかけに乱闘事件が起きたように、中国人の傍若無人な振る舞いを見て、「中国へ行こう」という気が薄れているという。さらに、中国は南シナ海でベトナムやフィリピンと軍事的緊張を高める行動を繰り返している。

 東南アジアから九州を取材に訪れた記者は「中国に行くのは不安だし、魅力も感じない。日本は物価は高いけれど、食べ物がおいしく人情味にあふれ、買い物しても品質が良い。旅の質を考えると、日本への旅行は高いとは思わない」と述べた。

 中国国家観光局の統計によると、今年1〜3月にタイ、マレーシア、シンガポールから中国を訪れた観光客は計59万900人で、前年同期に比べ6%減少した。

 日本に熱い視線を送る東南アジアの観光業界。だが、九州への誘致は十分とはいえない。

 最大の弱点は知名度不足だ。日本政策投資銀行が2012年にタイで実施したアンケートの結果、日本訪問回数が2回以上の人で「九州」を知っていたのは36%。東京(90%)や大阪(83%)、北海道(72%)に遠く及ばなかった。

 政府は17日、観光立国推進閣僚会議で、東京五輪開催の2020年を見据え、訪日外国人を2013年の1036万人から2千万人に倍増する観光行動計画の改定版を決定した。

 改定版行動計画では、インドネシアをビザ緩和の対象国に加え、ターゲットの一つに東南アジアを挙げる。

 今後、訪日観光客をめぐり、国内の地域間で獲得競争が激化する。東南アジア各国の旅行熱を取り込むには、7県の魅力を「九州」というパッケージで売り込む努力が求められる。


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