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Tohazugatali Tourist Bureau

2564チバQ:2013/09/26(木) 21:50:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20130925-OYT8T01713.htm
竹田城跡、保護へかじ 石垣など異状で観光制限へ



史跡を守る施策の重要性を訴える坂井委員長(右)=竹田中町公民館で  朝来市和田山町竹田の国史跡・竹田城跡の新たな保存管理計画を定める委員会が発足し、初会合が25日、同町の竹田中町公民館で開かれた。観光客急増で史跡が急速に傷んでおり、文化財を守る対策を重視するよう求める意見が大勢を占めた。誘客から規制に向けた見学ルール作りへと方針を転換する見通しとなり、市の城跡観光の施策は大きな転機を迎えた。(高田寛)

 現保存管理計画は1977年に策定。その後の調査で新たな遺構が見つかって史跡の範囲が広がったり、来訪者が爆発的に増えたりした状況を踏まえ、2014年度末までに実態に合った新たな計画案を作成する。

 市教委が委嘱した委員は、坂井秀弥・奈良大教授や奈良文化財研究所主任研究員、市文化財保護審議会委員、地元代表者ら9人。坂井教授が委員長に選ばれた。

 委員は城跡を訪れ、観光客急増の影響で表土が削られ、石垣や樹木にも異状が目立つ現状を確認。「どうすれば訪れてもらえるかが課題の他の史跡とは全く違う。ここは文化財の価値をどう守るかという本質が問われている」と強い危機感を示した。

 「人が多いから史跡が劣化しても仕方ないというわけにはいかない。文化財の価値が失われては元も子もない」「ここ何年かの間にどんな策をとれるかで、今後100年文化財を守れるかが決まる大事な時期だ」といった指摘が相次いだ。

 どの程度の観光客を受け入れ可能か検討し、一部を立ち入り制限することや、傷みの大きな原因になっているハイヒールを規制するなど、見学の新たなルール作りも提言された。

 明石高専の八木雅夫教授は「見学者の行動管理も計画上でつくり上げていくことが必要」。樹木医の宮田和男さんは「見学マナーで全国のモデルになるような城跡にしなくては」と発言した。また、委員は定点を決めて写真撮影し、変化を記録することや、傷みの激しい箇所の早急な対策を市に求めた。

(2013年9月26日 読売新聞)


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