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Tohazugatali Tourist Bureau

2347とはずがたり:2013/04/30(火) 19:17:15
>>2346-2347
 幼児エリアはスヌーピーやセサミストリートなどの人気キャラクターが登場する「ユニバーサル・ワンダーランド」。USJ広報担当者は開設の狙いについて「恐竜やヒーローなど米映画の世界は若者には人気だが、小さな子供は怖がってしまい、家族連れでは『遊べない』と思われていた」と説明。開設後、毎週レジャーに出かけるファミリー層の取り込みに成功したという。

 「『遊び場がない』『親同士の付き合いに気をつかう』と、最近子育てが“孤育て”になっている」。育児環境の変化を指摘するのは、玩具輸入販売のボーネルンド(東京)広報担当者だ。そんな育児環境の変化を受けて急拡大しているのが、同社が平成16年に横浜で始めた室内遊戯施設「キドキド」だ。

 4月26日には、全国17カ所目となる西日本の旗艦店を、JR大阪駅北側の再開発ビル群「グランフロント大阪」にオープンした。天候に左右されず、スタッフが親子での遊び方を提案する同施設は、24年度には全国で約180万人の親子が利用。大阪店では年間10万人の利用を見込んでいる。

 大阪店では生後半年の赤ちゃんから12歳の子供を対象に、4つのコーナーを設けた。赤ちゃん向けは壁や床に興味をもたせる仕掛けを施し、ハイハイやつかまり立ちを促す。幼児や児童向けは、中に入ってゴロゴロ転がす直径1・4メートルのビニール製チューブ、5万個のボールプール、壁をよじ登るクライミングウォールなど、全身運動につながる遊具をそろえた。

 ボーネルンドが施設運営を始めたきっかけは、日本の子供の学力、体力低下への危機感だ。だが、現在では地域の“遊び場”の役割も担いつつある。関西を代表する一等地への出店について、同社の中西弘子社長は「(賃料と収益など)効率で考えれば、出店は難しかったエリア」と話すが、「遊び場は社会インフラになり得る。西日本の旗艦店として、セミナーなどを通じ、“社会ぐるみの子育て”を発信したい」と意気込む。

 シンクタンク、りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「乳幼児向けのレジャー施設はまだ少なく、リピーターの獲得もしやすい点で、消費を掘り起こす余地がある市場だ。周辺の商業施設にとっても、日常的に乳幼児を抱える家族連れが訪れ、長時間滞在してもらうことにつながる」と波及効果を指摘する。子供は「社会の宝」。そして乳幼児はレジャーや流通業界にとって、お父さん、お母さん、祖父母たちを引き連れ、消費を伸ばしてくれる「宝の山」なのだ。(石川有紀)


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