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Tohazugatali Tourist Bureau

2040チバQ:2012/10/24(水) 23:56:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20121023-OYT8T01377.htm
[クローズアップ]候補地、協議不足で再検討・・・三陸ジオパーク構想



今夏、海水浴客でにぎわった宮古市の浄土ヶ浜(8月19日)


 三陸沿岸の地質や北上山地に残る古生代の地層などをジオパークとして活用する「いわて三陸ジオパーク構想」。県などの推進協議会は来春の認定申請を目指し、11月2日には日本ジオパーク委員会への事前相談会を迎える。だが、県や有識者が今夏選んだ「ジオサイト」候補地が、地元との協議不足を理由に大幅な見直しを迫られる事態となっている。(山田正敏)

 構想を巡っては、2012年の日本ジオパーク認定と15年の世界ジオパーク認定を目指し、県と沿岸市町村などが昨年2月、推進協議会を設立。しかし、翌月に東日本大震災が発生し、構想は一時凍結した。

 昨年夏頃から「復興の歩みに合わせて構想を進めても良いのでは」との声が上がり、年末には被災市町村も同意したため、今年度になって協議会も活動を再開。13年3〜4月の申請後、現地調査などを経て同年9月の日本認定を目指すことになった。

 県は今年6〜8月、事前相談会に備えて構想テーマとジオサイト候補地を固めようと2度の有識者会議を開催。115か所の候補地を選び、陸前高田市の「奇跡の一本松」や宮古市田老の巨大防潮堤など、震災遺構を多く盛り込んだ。

 ところが、県や有識者が主導する進め方に、市町村側が反発。日本ジオパーク委員会からも「地元との話し合いを重視するように」と注文が付いたという。県地域振興室は「事前相談会で、ある程度固まった内容を提示しなければと考えてしまった」と話す。

 県は当初、事前相談会後に沿岸地域の3、4か所で会合を開く予定だったが、開催場所を約15か所に増やし、市町村、観光関係者、ガイド団体から改めて意見を聞くことを決めた。115か所のジオサイト候補地も見直し、追加や削除も再検討する。

 ジオパークの認定にあたっては、地質や地層そのものの価値だけでなく、地域ぐるみの取り組みが評価される。地元で理解が深まっているかといった点や、地域の成り立ちや意義などを案内するガイドの存在も重視される。

 沿岸部では現在、複数のガイド団体が被災地を案内する観光ツアーなどにあたっているが、さらに多くのガイドが必要となる。県は11月から「ジオサポーター」の募集を始める。モニターツアーなどを通じてジオパークに対する理解を深めてもらい、ジオパークのガイドとして養成したい考えだ。

 構想には今後、青森県八戸市、階上町、宮城県気仙沼市も加わり、「三陸ジオパーク」として協議が進められる予定。県地域振興室の伊藤仁・県北沿岸・定住交流課長は「時間は限られているが、地域がまとまって納得できる準備を進めたい」としている。

                     ◇

【日本ジオパーク】(25地域)

 洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、山陰海岸(兵庫県、京都府、鳥取県)、室戸(高知県)、島原半島(長崎県)=以上5地域は世界ジオパークにも認定

 アポイ岳(北海道)、白滝(同)、男鹿半島・大潟(秋田県)、八峰白神(同)、ゆざわ(同)、磐梯山(福島県)、茨城県北(茨城県)、下仁田(群馬県)、秩父(埼玉県)、銚子(千葉県)、箱根(神奈川県)、白山手取川(石川県)、恐竜渓谷ふくい勝山(福井県)、南アルプス(長野県)、伊豆大島(東京都)、伊豆半島(静岡県)、隠岐(島根県)、阿蘇(熊本県)、天草御所浦(同)、霧島(鹿児島県、宮崎県)

【ジオパークを目指す地域】(15地域)

 三笠市(北海道)、鹿追町(同)、三陸、栗原市(宮城県)、古関東深海盆(千葉県)、佐渡(新潟県)、新潟県津南郷(同)、美祢市(山口県)、四国西予・黒瀬川(愛媛県)、仁淀川・四国カルスト(高知県)、おおいた豊後大野(大分県)、おおいた姫島(同)、桜島・錦江湾(鹿児島県)、三島村(同)、本部半島(沖縄県)

※日本ジオパークネットワークまとめ

(2012年10月24日 読売新聞)


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