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Tohazugatali Tourist Bureau
2023
:
チバQ
:2012/10/21(日) 17:32:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1348851061554_02/news/20120929-OYT8T00191.htm
郷土再生 観光
日光「誘客」へ転換
震災で窮地、地域団結
団体客にあいさつをする小野吉正会長(左から2人目)。震災で遠のいていた客足が戻り、笑顔が広がる(27日、日光市の鬼怒川パークホテルズで) 日光宇都宮道路の今市インターチェンジから北上する国道121号は今年の夏、鬼怒川温泉をはじめ日光の観光地へと連なる車で、久しぶりににぎわった。横浜、仙台、名古屋といった県外ナンバーも目立った。
「今夏の客の入り込みは上々。特に、お盆の期間中はほぼ満室でしたよ」。鬼怒川温泉のホテル「鬼怒川パークホテルズ」を経営する小野吉正会長(67)は胸をなでおろした。周辺のホテル・旅館も同様に盛況で、同温泉一帯の夏の集客率は、東日本大震災前の水準まで回復した。
足銀の破綻以上 日光の観光地は、2003年の足利銀行の破綻で大きな打撃を受けた。損失を受けて倒産が危ぶまれた宿泊施設もあり、先頭に立って再建に奔走したのが小野会長だった。その小野会長が、「足銀の破綻以上」と振り返る震災の影響。福島第一原発事故の風評被害もあり、卒業旅行の大学生をはじめ宿泊予約は軒並みキャンセルとなった。昨年3月から3か月間の日光市の観光入り込み客数は、前年同期比約100万人減った。
「宿泊者ゼロ」の日が続き、従業員を解雇したり、派遣社員との契約を打ち切ったりする旅館・ホテルも少なくなかった。小野会長のホテルも苦肉の策として就労時間を分ける「タイムシェア」を導入。経費を削減するため、施設内の照明を消費電力の少ないLEDライトに切り替えた。
日光東照宮などの世界文化遺産、奥日光の大自然、鬼怒川や湯西川といった温泉地――。多様な観光資源に恵まれ、当たり前のように一定の観光客が流れ込んできた日光が、大震災で窮地に立たされた。そこで、観光関係者の意識が、従来の「待ち」から、「誘客」に変化した。
意識の変化は点から面へと広がった。鬼怒川・川治温泉観光協会などは、特別誘客対策委員会を設立。宿泊施設以外にも、飲食店やテーマパークの経営者も加わり、昨年5月に東京・浅草で「100人キャラバン」を繰り広げるなど、団結してPRに努めた。
地元選出の県議や国会議員、行政担当者を招いた勉強会では、旅館・ホテルの規模を問わず、一丸となって打開策を提案した。「除染を優先的にやって安全性をアピールすべきだ」「災害指定地になれば補助を引き出せるのでは」――。自分さえ良ければとの“内向き”な姿勢は、もはやなかった。
「皆が鬼怒川温泉全体のことを考えていた。こういった姿勢の変化が観光客回復につながった」。小野会長は力を込める。
攻めの戦略 湯西川温泉は、震災を乗り越えようと、攻めの戦略に打って出た。鬼怒川温泉がある藤原地域や日光東照宮のある旧日光地域よりも便の悪い地域。客足の落ち込みは一段と激しかった。震災直後の4月には、温泉街きっての名門ホテル「伴久ホテル」が倒産していた。「あえてイベントを行うことで安全性をアピールしたかった」と、湯西川温泉旅館組合の山城晃一理事長は狙いを振り返る。
若手経営者たちは、温泉の源泉の湯を積んだトラックを宇都宮市内に運び、福島の被災者を招いて温泉につかってもらった。毎年6月の「平家大祭」も、あえて通常通り開催した。攻めの戦略は今年も継続し、温泉街を流れる湯西川にLEDライトを素材にした光の球を浮かべる「湯西川温泉かわあかり」を今年7月に初めて催し、10月には、大自然を満喫する「湯西川温泉トレッキングツアー」も企画している。
「震災を機に、若手を中心に温泉街が一つになった」と山城理事長は笑顔を見せる。ただ、客足は震災前の8割まで回復したものの、日光市のほかの地区と比べると、戻りは遅い。「これからも積極的に新しいイベントを続けていきたい」。山城理事長は、“次なる一手”を思い描く毎日だ。震災から1年半たった今、誘客に舵(かじ)を切った成果が実を結び始めている。
(2012年9月28日 読売新聞)
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