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Tohazugatali Tourist Bureau

1992チバQ:2012/09/29(土) 12:09:26
■順番待ち
 檜枝岐村は、中心部から尾瀬国立公園の入り口の御池地区までの約10キロの区間でソバ畑やブナ林を通る遊歩道整備を進める。「豪雨や原発事故の風評被害の影響を乗り越えるために早く進めたい。遅らせるわけにいかない」。村の観光担当職員は深刻な表情を浮かべた。
 宿泊客を中心に観光客が例年より2割も落ち込む。村はウオーキングの「メッカ」として観光誘客を進めて挽回を目指す。来年度は遊歩道整備に2750万円の事業費を計上し、キャンプ場などに近い林の中を通る区間を整備する計画で、補助を受けずに自主財源のみでの事業実施は困難だ。計画がずれ込めば村の観光再生構想も遅れることになる。
 25年度に補助を受ける事業以外にも各町村は26年度以降、スキー場のリフト修繕や農産物直売所の整備、自然教育施設の設置などを計画して「順番待ち」している状態。JR只見線の運休が続く只見町の民宿経営者は「原発事故と豪雨災害で奥会津地域の観光は窮地に立たされている。観光施設などの整備が滞れば、復興にも支障が出る」と支援の継続の重要性を強調した。

■最大限に努力
 県は福島民報社の取材に対し、「あくまで最悪の想定を示しただけで、水害で被害を受けた奥会津復興に向け、予算確保に最大限努力する」(企画調整部)と説明するが、現段階で確実に穴埋めできる財源は見当たらないのが実情だ。
 経済産業省は、原発分の交付金を辞退している本県向けに新たな交付金の予算35億5000万円を概算要求している。ただ、予算が認められたとしても「使途や制度設計などはこれから調整」(資源エネルギー庁)としており、奥会津の補助金の財源に充てられるかは不透明だという。

【背景】
 「新編歳時記の郷・奥会津活性化事業」が財源としているのは、電源立地地域対策交付金のうち、県内の発電電力量と消費電力量の差に応じて県と立地町村に交付されている電力移出県等交付金。県は水力発電所が設置される只見川流域の奥会津7町村の振興などのため、平成元年度から同事業を継続してきた。近年は毎年2億円程度の予算が配分され、ハード整備の事業費の3分の2程度を補助するなどしている。

(2012/09/28 11:29カテゴリー:3.11大震災・断面)


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