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Tohazugatali Tourist Bureau

1282チバQ:2011/10/17(月) 23:30:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111017-00000205-mailo-l16
’11記者リポート:高岡・本丸会館 歴史的建物取り壊しへ /富山
毎日新聞 10月17日(月)13時30分配信

 好みの歴史上の人物ゆかりの場所を巡る「歴女(れきじょ)」や軍艦島(長崎県)など使われなくなった建物などが観光スポットとなる「廃虚ブーム」などにあやかって町おこしを考える自治体が増えてきている。高岡市も「市歴史的風致維持向上計画(通称:高岡市歴史まちづくり計画)」を策定し、国からの認可も受け、歴史的な建築物を生かしたまち作りを進めている。その高岡市で昭和初期建築のビルを巡って、取り壊すか保存するかでの議論が巻き起こっている。【岩嶋悟】
 ◇市民ら反論「長期の検討が必要」
 ◆本丸会館とは?
 同市の中心部にある本丸会館(同市本丸町)。余計な装飾を排した質実剛健な外観のこのビルは、機能性や合理性を追求した初期モダニズム建築の県内に現存する代表作だ。
 同館本館は1934(昭和9)年に旧高岡電燈の本社ビルとして完成した鉄筋コンクリート3階建ての洋館で、市が60年に取得し、80年まで庁舎として使用した。09年に老朽化のため隣接する別館とともに閉鎖した。一方、64年竣工の新館には80年から急患医療センターが入居している。
 ◆取り壊しを決めた高岡市
 老朽化した同館をどうするのか。同市は08年度、庁内に「本丸会館跡地利用検討会」を設置。跡地を急患医療センターなどを拠点をする健康福祉ゾーンとして整備することを基本方針に本館の保存などについて検討した。検討会は、急患医療センターとして本館を整備した場合、耐震補強工事などにより新築よりも約4億円以上費用がかかるとする報告書を今年1月末にまとめていた。
 9月16日の市議会定例会で高橋正樹市長は、検討会の報告書の内容を踏まえ、本丸会館の本館跡地に急患医療センターを建設する考えを明らかにした。
 ◆保存を求める市民の声
 市の解体方針を受け、同館の保存を求める活動をしてきた市民団体「本丸会館とまちづくりの会」の本田恭子代表は「(本丸会館は)高岡の歴史を振り返る上でとても重要な位置にあるのに、市は全く生かそうとしない」と憤る。
 同会は08年に本田さんを中心に市民や大学関係者などが参加して結成。市に対し、09年に「本館は国内でもまれにみる大規模な近代建築遺産」と同館を保存することなどを求めた提案書を提出。市はこれに対し、「具体的な活用策が示されなかったため保存は困難」との結論を出したが、本田さんらは「本丸会館の活用について長期の検討期間が必要。今後も有識者と活用について考えていく」と反論している。
 「歴史と伝統を再認識し、誇りと愛着を持てるような『歴史都市』を実現する」。これは市歴史まちづくり計画の策定した目的だ。市も本丸会館の文化財的価値を認めており、一部を記念碑などとして活用できる可能性を引き続き検討するとしている。

10月17日朝刊


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