したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Tourist Bureau

1206チバQ:2011/09/15(木) 23:04:48
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110914-OYO1T00697.htm?from=main3
芦屋の浜に80メートルホテル?…推進の県、反対の市が対立


ホテルの誘致をめぐり、県と市が対立する潮芦屋。高層ホテル(点線、イメージ)は芦屋の雰囲気に合うのか(兵庫県芦屋市で、本社ヘリから)

 兵庫県芦屋市の埋め立て地・潮芦屋(南芦屋浜、約126ヘクタール)に高さ80メートルの高層リゾートホテルを誘致する計画を巡り、推進の立場の県と反対する市が、対立を深めている。県内各地の土地開発事業費を起債で賄い、年間約20億円もの利息返済を迫られる県が、「高さを規制すると企業が進出に二の足を踏む」と主張するのに対し、市域全体を景観法上の景観地区に指定する市は「高層ホテルは芦屋に似合わない」と反論、議論は平行線のままだ。

 潮芦屋は、県が1971年から開発に乗り出した人工島。住宅のほか、ヨットハーバーや水遊びができる砂浜などがあり、現在、約4300人が暮らす。

 県や市によると、県は2008年、東部の遊休地4ヘクタールに200室前後の高級ホテル誘致を計画。北隣の福祉施設の高さが80メートルのため、県はホテルも同じ80メートル(24階建て相当)を上限とするコンペ案を作り、市に同意を求めた。しかし市は、住民アンケートで約7割が反対したとして拒否、近くの県営住宅と同じ40メートル程度なら認めると回答した。

 県と市はこれまで数回協議したが、妥協点は見いだせていない。09年7月には、市が全国で初めて、市内全域を景観法に基づく景観地区に指定。建築業者の事前申請について、市が「山や海への眺めを損ねない」などの基準に合わないと判断すると業者は建設ができないため、今回の計画も実現しない可能性が高い。

 県企業庁臨海整備課は、「高層建築のホテルは芦屋のブランドイメージに合う。六甲山の眺めを遮ることもないはずで、市には理解を求めたい」と強調。一方、市都市計画課も「ホテル建設は歓迎だが、高層建築は落ち着いた芦屋の雰囲気になじまない」と譲らない。

 県企業庁が開発、分譲中の土地は潮芦屋のほか播磨地区、淡路島など6か所。開発総面積は約822ヘクタールで、事業費は起債と土地分譲の収益などで調達してきたが、うち約242ヘクタールで売却のメドが立たないという。

 西村幸夫・東京大先端科学技術研究センター教授(都市計画)の話「市のまちづくりは長期的な視点に立っており、この際、県は市に歩み寄ってはどうか。客室数が少なくても、ゆったり豪華な作りの部屋で売り出せば採算が取れる。業者に案を募ると、そんなアイデアも出てくるだろう」

(2011年9月14日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板