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Tohazugatali Tourist Bureau

1087チバQ:2011/07/07(木) 19:35:23
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20110707-OYT8T00801.htm
麗水万博へ建設ラッシュ…発展遅れた韓国・全羅道



「地域対立」解消期待も


麗水の万博会場周辺では、建設工事が急ピッチで進む


 韓国南部の港湾都市、麗水(ヨス)が来年5月に開幕する世界博覧会(万博)の準備で建設ラッシュにわいている。麗水を含む南西部・全羅道(チョルラド)はソウル首都圏や、歴代大統領を多数輩出した南東部・慶尚道(キョンサンド)に比べ発展が遅れてきた。開発や人材登用での差別も生んだ「地域対立」の解消に、万博開催がどこまで寄与するか注目される。(麗水で 仲川高志、写真も)

 万博メーン会場となる麗水市沿岸部では、鉄柱を打ち込み、用地を掘り起こす音が終日響く。平屋建ての家屋群や商店街はすでに姿を消し、更地となっていた。「万博景気」を当て込み、観光ホテルも相次いで建設されている。

 ソウルや慶尚道と麗水を結ぶ交通網の整備も急ピッチで進む。ソウル―麗水間は現在、高速鉄道「KTX」と在来線を乗り継いで約5時間かかるが、今年9月にKTXが全線開通すれば約3時間に短縮される。麗水と慶尚南道・南海(ナムヘ)を結ぶ全長2・3キロの海上大橋や8万トン級の旅客船が停泊できるふ頭も建設中だ。

 韓国政府は万博を機に、会場建設や交通網整備で11兆ウォン(約8300億円)の予算を投入している。万博組織委員会は外国人55万人を含む来場者数800万人を目標としており、経済効果は韓国全土で12兆2000億ウォン(約9300億円)、全羅南道だけでも5兆2000億ウォン(約4000億円)に上るともくろんでいる。

 韓国の地域対立のルーツは、新羅、百済、高句麗の三国時代にさかのぼるとも言われ、慶尚道出身の朴正煕(パクチョンヒ)大統領政権下で決定的となった。工業地帯や交通網建設、官公庁の幹部人事で慶尚道と出身者が優先され、その「伝統」は同じく慶尚道出身の全斗煥(チョンドゥファン)、盧泰愚(ノテウ)、金泳三(キムヨンサム)政権に引き継がれた。全羅道出身の金大中(キムデジュン)氏が大統領になると、今度は慶尚道出身者への「報復人事」が行われたと指摘された。

 その後、慶尚道出身でありながら金大中氏の与党から大統領となった盧武鉉(ノムヒョン)政権、さらに大阪生まれの李明博(イミョンバク)現政権の発足で、大統領の出身地に根ざした地域対立は薄まりつつある。しかし、経済面での格差は、いまだに解決していない。麗水万博は、金泳三政権が首都圏と地方の均衡発展のために誘致を表明し、盧武鉉政権時の2007年に開催が決まったものだ。

 姜東錫(カンドンソク)麗水万博組織委員長は、「交通の便を改善しない限り、この地域の発展は難しい」と強調し、万博の成功と交通網の整備で、地域対立の解消が進むことへの期待を示した。

(2011年7月7日 読売新聞)


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