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Tohazugatali Tourist Bureau

1034チバQ:2011/06/08(水) 22:38:32
http://mytown.asahi.com/areanews/nagasaki/SEB201106070022.html
長崎オランダ村、再生に向け施設の一部無料開放
2011年6月8日


れんが張りの建物が立ち並ぶ施設の一部。昔を懐かしむ人たちが訪れていた=西海市西彼町


無料開放されているオランダ村の「ホールン地区」。腐食した手すりなどの修繕が進む=1日、西海市西彼町


 長崎県西彼杵半島の東側、大村湾に面して、17世紀のオランダの街並みを再現した「長崎オランダ村」がある。2001年に閉園したが、所有する西海市が今年5月から再生に向け施設の一部無料開放を始めた。かつて年間200万人の入場者があった人気テーマパーク。そのオランダの町を歩いてみた。

 階段とスロープをゆっくりと下りると、大きな時計台が目に入る。建物のれんがは一部こけむし、桜やクスノキなどの木々は開園から30年近くを経て、青々と葉を茂らせている。真新しさはなく、17世紀を模した街並みに味わいが醸し出されていた。

 無料開放されているのは時計台や住宅、チーズ倉庫を再現したホールン地区約6千平方メートル。ウッドデッキや手すりなどに腐食が進んいる箇所があり、市は今年度1400万円をかけ補修作業を進める。ハウステンボス(佐世保市)の「原型」と言われるだけに街並みは美しい。

 「紅葉の季節がまた、すばらしいんです」。市まちづくり推進課の作中修さん(40)は解説する。01年に閉園したあと、観光客らの目に触れることはあまりなかったが、住民らの要望に応える形で先月から無料開放が実現した。今後は開放ゾーンを順次広げ、いずれは建物内部にも入れるようにしたいという。

 多いときでは1日に60人ほどが訪れ、昔を懐かしむ。大村市から来ていた草野諫さん(71)もその一人。「かつて来た時は食事をするのも2時間待ちの人気だった。思ったほど傷んでいないし、何とか活用してほしい」と話した。

 市はオランダ村の再生に取り組むファンクラブの会員募集も始めた。園内の除草や施設の塗装、簡単な補修作業を通して、再生に一役買う。

 ファンクラブを担当する西海市観光協会の谷政晃さんは「出来るだけ多くの人に足を運んでもらい、にぎわいを取り戻したい」。無料開放は毎日午前10時〜午後3時。入り口の市観光協会で受付をして入場許可証をもらえば入場できる。

 長崎オランダ村は1983年に開業。大村湾の自然や地形、海岸線を生かし、90年には年間入場者数200万人を記録した。この成功の延長線上に生まれたのが、92年開業のハウステンボス。相乗効果による集客増を期待したが、客は規模が大きい対岸のハウステンボスに流れ、入場者数は低迷。01年10月に閉園に追い込まれた。

 跡地は03年に西彼町(現西海市)が1億8千万円で購入。05年には民間企業が食をテーマにした「CASビレッジ」を開業したが、約半年で破綻(はたん)した。

 市は09年11月に、跡地を「行政」「商業」「福祉」の3ゾーンに分けて活用する方針を決定。10年5月には県央振興局農林部西海事務所と市の西彼総合支所が「行政ゾーン」に移転した。

 市まちづくり推進課によると、ホールン地区は13年度までに商業地区としての再生を検討中。複数の企業から提案があるという。他の地区も高齢者向けマンションのような活用を検討中だ。

 市は「地産地消を進めるなどし、にぎわいづくりの拠点として再生していきたい」としている。(江崎憲一)


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