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マスコミ

239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/30(水) 02:32:37
>>237
私は、そこまでは思いませんでした(ひっそり→志がないとまでは・・・)が、地元人にとってはそういう描写が気になりますよね〜。
大岡昌平の『野火』の地理描写はその点素晴らしいです(そればかり)。

>>238
残酷じゃない、彼らなりのピュアな崇高な心根から来ているのだ、って話よくあるけど、結局どういう意味があるんだろ?と思いますね。
たしかに、”マインドコントロールされ、物知らないまま、犬死させられた”と認定されれば、遺された者たちはむなしく感じる。
だから、その点はじゅうぶん気を払うべきだけど、問題は、そういった作戦の妥当性(為政者・指揮官の政策の問題)、広い目での自己コントロールを失わせる構図の妥当性(戦時下体制のあり方の問題)にありますよね。

”人間というもの、打算・お金・利権にかこつけて説明つくされないんだ、人間を見つめよう”って話にしても、だから、”誰かのために命を投げ出すことは美しくて打算が入っていない、むしろ人間として立派じゃないか”とまで行くと、注意しなければならない。
私も、ひとのために生きることの大切さは感じること多々あります(特にいなかに帰ったときなんかは)。打算や計算は重ねないほうが心地いいし、少なくとも口には出さないほうがよいものです。それに、冷静に客観的にひとを分析するという行為自体におこがましいところはある。
ただ、そうやって、いろんな条件を所与のものとして考えを停止したとき、社会的政治的に他者の人生に大きく影響を与えるような偉い立場に偶然にも立っているひとが「下」の人間にどんな条件を用意してもかまわないということになりはしないか?
それが熟慮を重ねた結果ならまだしも、思いつき・思い込み・保身などによるものだとすれば。

この筆者のことは知らないから、これを読んだだけで言うのですが、考えの煮詰めが甘いような気がします。
言葉に酔うのもいいけれど・・・。


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