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法学論集

877名無しさん:2007/03/25(日) 01:02:04
これは画期的な判決だと思うんですが、
盛り上がってるのは名古屋だけなんでしょうかね…

政調費返還請求認める
名古屋市議団訴訟で名地裁判決
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070322/eve_____sya_____009.shtml

 名古屋市の自民党市議団が政務調査費(政調費)の収支を虚偽報告したとして、名古屋市民オンブズマンが松原武久市長を相手に、市が2003、04年度に交付した政調費の一部計2870万円を返還させるよう求めた訴訟の判決が22日、名古屋地裁であった。中村直文裁判長は「市議団が政調費を適法に支出していたと認めることはできない」として原告の訴えを全面的に認め、既に返還済みの410万円を除く2460万円を市議団に返還させるよう市長に命じた。

 原告代理人の弁護士などによると、政調費の返還を命じた判決は数例あるが、返還額としては過去最高。市議団は、使い道が分かりにくい政調費の管理方法の見直しを迫られる格好となり、30日に告示される同市議選では政調費の透明化に対する姿勢が問われそうだ。

 裁判の争点は、市議団が議員1人当たり月額55万円がまとめて交付される政調費のうち、1人5万円分を団の共通経費としていた金の一部が、政調費の目的以外に使われたかどうか。この点について、判決理由で中村裁判長は「収支報告が実態と合致しているかどうかについて、市議団は合理的な説明をしていない。政調費がどのように支出されたかが理解できない以上、不当利得として返還するべきだ」などと述べた。

 訴訟では、元団長の西村建二市議(48)=現在は離団=が団共通経費の一部をプールしていたなどと証言。オンブズマン側はこの証言に基づいて「共通経費はすべて団の調査活動に使ったとする収支報告は事実と異なる疑いが強い」などと指摘、両年度の団の共通経費分の返還を求めていた。

 一方、市側は「虚偽の収支報告をしたかどうかは把握していない」と主張。

 訴訟に補助参加していた市議団は「報告書は調査活動の実態に基づいて作成した」などと反論したが、具体的な活動内容は明らかにしなかった。

 ◇全面的に主張通る

 【名古屋市民オンブズマンの新海聡弁護士の話】こちらの主張を全面的に採用したもので、100点満点の非常にいい判決。(被告が)支出の適切性に関する説明義務をまったく尽くさず、不透明なままで押し切ろうとしたことがこういう判断につながったのではないか。

 ◇判決文検討したい

【松原武久・名古屋市長の話】判決文を詳しく読んでおりませんので、現段階でのコメントは差し控えさせていただきます。判決文を詳しく検討した上で、今後の対応を決めたいと存じます。

 ◇立証機会なかった

【自民党市議団の代理人斎藤勉弁護士の話】こちらの証人申請が却下されており、(正当な支出だったことを)立証する機会が与えられていない。判決文を詳しく読み、今後の対応を考える。


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