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法学論集
876
:
小説吉田学校読者
:2007/03/24(土) 09:49:32
投与時期で線引きということは、敗訴になった人は、国・製薬会社ではなく、医師に責任があるということか?
薬害C型肝炎訴訟:21人、笑顔なく 投与時期で明暗、「何と言っていいのか…」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070324ddm041040061000c.html
残酷な「線引き」は、いつまで続くのか。23日、東京地裁の薬害C型肝炎訴訟判決は、大阪、福岡両地裁判決に続いて、汚染された血液製剤の投与時期で21人の原告を「勝ち」と「負け」に分けた。背後にいる推定約350万人のウイルス性肝炎患者全員の救済を願い闘ってきた原告に笑顔はなかったが、国と企業の責任が三たび認められたことで「一刻も早く謝罪させ、全面解決につなげたい」と決意を新たにした。【清水健二、江刺正嘉】
判決後の会見で並んで座った原告の新潟市の山本信子さん(40)と浅倉美津子さん。2人が血液製剤フィブリノゲンを投与された時期には半年の差もなかったが、明暗がくっきりと分かれた。2人はこれに先立つ大阪、福岡訴訟であればそろって「勝訴」だった。88年10月に感染した山本さんは、その4カ月前に使用の危険性を警告する緊急安全情報が出ていたことを理由に全面敗訴した。製剤の危険性が判明した後でも、警告義務を果たしていたとして国と企業を免責したのは、薬害肝炎訴訟で今回が初めてだ。「何と言っていいか分からない……」。涙声をやっと絞り出した。
3度目の判決で初めて企業の責任が認められた第9因子製剤に関しても、勝訴したのは6人中2人。82年に感染した新潟市の平井要さん(56)は「負けることは考えていなかった。納得がいかない」と沈痛な表情。賠償が認められた原告番号8番の男子大学生(21)にも笑顔はなく「国にも勝ちたかったのが本心」。隣の席の平井さんを気遣いながら「投与の時期が違うだけで認められない人のことを考えると悔しい」と声を落とした。
九州訴訟の原告で、全国原告団代表を務める福岡市の山口美智子さん(50)は「私たちは一つになって闘っている。自分だけ認められたからうれしいとか、そんなことはない」と、判決ごとに変わる線引きに翻ろうされる原告の複雑な思いを代弁する。過去2回の判決後に厚生労働相が面会を拒んだことに憤りを隠さず「今回も原告との協議の場を設けようとしないなら、体を張って抗議する」と厚労省前で座り込みをする覚悟を示した。
■解説
◇主張の力点、変えて奏功
薬害肝炎訴訟の東京地裁判決で、初めて第9因子製剤で製薬企業の賠償責任が認められたのは、先行した2地裁の結果を受けて、原告弁護団が主張の力点を変えたことが功を奏したからだ。
大阪、福岡の両地裁がフィブリノゲン製剤のみで国や企業に賠償を命じたのは、製剤の有効性よりも副作用などの弊害が上回る場合にだけ「有用性」が否定され、責任が生じるという考え方に基づく。フィブリノゲンは87年に青森県で集団感染を起こしたのに対し、第9因子は明白な被害がなく有用性が肯定された。このため東京訴訟の弁護団は、結審直前に「仮に有用な薬でも、重い副作用があるなら医療現場に注意を促すべきだ」との主張を強化。東京地裁判決が両地裁とは異質の構成となったのは、これを受け入れた結果だ。
また判決は、集団感染発覚後に新種のフィブリノゲンの製造販売を急がせた国の対応を批判。「副作用被害が発生している局面では、被害の拡大防止を最優先した危機管理が求められる」とした上で「国は自ら積極的に情報を収集・分析・検討する必要があった」と指摘した。
折しもインフルエンザ治療薬「タミフル」を巡り、厚生労働省の対応は後手に回っている。薬害防止のためには「自ら汗をかけ」と国に求めた判決の指摘は過去の話ではない。【高倉友彰】
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