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法学論集

863小説吉田学校読者:2007/03/09(金) 07:04:10
「控訴断念」ということは「控訴したかったけど、しない」という意味なので、マスコミ報道としては「控訴せず」の方が正しいのではないでしょうか。
早期の無罪確定は当たり前のことであります。
それと、県警を指導するとしたら、県警キャリアか検察といった「全国の血」が必要と思います。刑事企画課とかじゃなくて。

鹿児島・中山元県議派公選法違反:12人無罪確定 「警察にも罰を」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/09/20070309ddm041040125000c.html

◇拘置生活振り返り涙
 やっと無実の身に−−。鹿児島県議選買収事件で検察側が8日に控訴断念を発表し、無罪が確定することになった同県志布志市の12人。地検の会見後、地元で支援者が開いた「控訴断念を祝う会」に顔を見せると、長く過酷だった取り調べや拘置生活の苦労をねぎらい、涙を浮かべて互いに抱き合ったり握手をしたりして感極まった。
 143日間の拘置生活に耐えた庭師の谷田則雄さん(69)は04年2月、93歳だった父深(ふかし)さんを亡くした。保釈からわずか3カ月後。5人兄妹の一番上としてひとり親元に残り、父の看病を続けた谷田さんにとって、身に覚えのない罪で逮捕され、父に寄り添えなかった無念さは消えない。
 被告で元県議の中山信一さんが初当選して4日後の03年4月17日。地獄の取り調べが始まった。「銭もらったろが!」。任意の聴取で朝から夜9時、10時まで責め立てられた。容赦ない調べが連日夜まで続いた。
 親子ほど年下の刑事は取調室の机や壁をけり、机の上に両足を投げ出して自白を迫ったが、否認を貫いた。6月25日、10万円を受け取った容疑で逮捕された。
 遠い鹿児島市で、警察署の留置場と拘置所に閉じ込められた。「認めたら早く出られる」。取調官の誘惑に負けそうになったこともあった。ぜんそくがひどく、毎日看病していた父の容体が気になり、顔が浮かんだ。拘置所で読む新聞のお悔やみ欄を恐る恐る確認する日が続いた。
 8日の「控訴断念を祝う会」に姿を見せた谷田さんは「ゼロのことを100にも200にもした警察が憎い。二度とこんなことをしない立派な警察官を育ててほしい」と訴えた。被告とされた他の11人も心境を語った。
 「この4年間は取り戻せない。警察トップにも罰を与えてほしい」「これで晴れ晴れと表を歩ける」
 12人で最も長い395日の拘置生活を強いられた中山さんは感極まり、声を詰まらせた。「とにかく大変だった。これからみなさんと手を取り合っていきたい」。あいさつで横に並んだ11人全員と固く手を握り合った。【内田久光、新開良一】
◇「本部長は失格」−−警察庁長官
 警察庁の漆間巌長官は8日の会見で「警察本部長には『本当に事件として成り立つか』の見極めなどの資質が必要。そうした資質がなければ本部長としては失格だ」と述べた。当時の鹿児島県警本部長だった稲葉一次・関東管区警察局総務部長は同庁を通じ「今回の無罪判決を重く受けとめている。長官自身から注意を受けたことを肝に銘じて今後に生かしていきたい」とコメントした。
 また、同庁は今回の反省を踏まえ同日、全国警察に刑事局長名で「緻密(ちみつ)かつ適正な捜査の徹底」を求める通達を出した。
◇地検、県警が謝罪
 鹿児島地検は9日の控訴期限を待つことなく早々と“ギブアップ”を表明、県警とそろって12人の被告に対する謝罪を口にした。8日夕、会見した水沼祐治次席検事は苦渋の表情で、無罪を言い渡された被告12人に対し「申し訳ない」と述べ、「謝罪と受け取ってもらっていい」と強調した。
 県警は岩井田親美刑事部長と高岩直樹捜査2課長らが会見。岩井田刑事部長は言葉を選びながら「結果として(被告に)負担をかけ、心情として申し訳ない」と話した。
 また、岩井田刑事部長は、適正な捜査を指導する「刑事企画課」の新設▽本部長・刑事部長らの特別巡回指導▽適正捜査に関する学校教養の強化−−などの再発防止策を発表した。【


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