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法学論集

473小説吉田学校読者:2006/07/20(木) 21:33:32
第1の事件から疑っていたと思われます。保険金殺人説でしょう。たぶん、「泳がせ捜査」をやっていたんでしょう。田舎の狭い町内のこと、聞き込みも徹底的にはやらなかったのでしょう。
おまけに解剖結果が「自殺か他殺か事故かは分からないが、頭蓋骨は骨折している」というどっちとも取れる曖昧なものだったと思われます。事故と見て捜査打ち切りとまでは言いませんが、事故説に傾斜せざるを得ない雰囲気はかもし出されたでしょう。少なくとも、事件説事故説の対立は秋田県警内にあったと思われます。
その結果は第2の事件発生。「泳がせ捜査」であれ「事故説傾斜」であれ、理由は何であろうとも、結果は最悪。事件が起訴されたら、徹底した事後検証をして捜査能力の向上を図るべきであると思います。第2の事件は防げたと思うし、代償は大きすぎる。

とここまで書いたら、大体似たようなことを「探偵ファイル」で書いてあるなあ。私と論旨は同じです。秋田県警はまったくの無能ではないと思いますが、結果責任は免れないと感じます。

秋田県警の「事故」判断に落ち度は
http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY200607190090.html

  秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、畠山鈴香容疑者(33)が18日、長女Aさん(9)を殺害した容疑で再逮捕された。4月の発生日からわずか2日で、Aさんの水死を「自宅近くの河原で川に落ちた事故」と判断した秋田県警に落ち度はなかったのか。
 ◇容疑者
 4月9日夜、畠山容疑者からの110番通報で、県警はAさんの行方不明を知った。
 ある捜査幹部は同容疑者について「被害者として話を聞くのが第一だった」と振り返り、容疑者としての視点での調べが足りなかったことを暗に認めた。
 捜査関係者によると、畠山容疑者からは発生直後から、理路整然とは話が聞けなかった。「子どもがいなくなって動揺したと思えた。まさか殺害しているとは、思わなかった」という。
 捜索は、藤琴川の下流にも広げられた。畠山容疑者がのちに「突き落とした」と供述した大沢橋付近も、聞き込みはしていたという。
 しかし別の捜査幹部は「不審な車に乗せられたとか、不審者に声をかけられたとかの情報があれば、広範囲にやっただろうけど」と、聞き込みなどは自宅周辺を重点にしていた状況を振り返った。
 捜査本部が18日に明らかにした大沢橋の目撃証言は、B君が殺害された後、まもなくの捜査でつかんだという。
 ◇司法解剖
 遺体を検視した医師は、「水死」と判断した。外見上の傷はなかったという。「自殺など原因がはっきりしている大人ならともかく、子供だからと、警察と相談して司法解剖をしてもらった」と話す。
 司法解剖の結果、頭部の陥没骨折が判明したが、県警はこの傷を発表しなかった。過って川に転落した際にできた傷と考えても矛盾しなかったことなどから、重視もしていなかった。解剖が終わったあと、県警幹部は「これで一件落着だな」と話していた。
 ◇河原の石
 河原には、子どもが遊んだような積み重ねられた石や、子どもの靴でコケがめくれたような石があった。県警は、ここで過って川に転落した可能性が高いと判断した。
 河原近くに住む無職の男性(84)は、河原を散歩して気に入った小石があると、後で見つけやすいように別の石の上に積み上げ、帰り際に何個か持ち帰っている。この男性は「私が積んだものじゃないか。子どもが遊んでいたのは見たことがない」と疑問に思っていたという。
 ◇警察犬
 Aさんのにおいをかいだ警察犬は、自宅から、河原の石を積み上げた跡の手前まで進んだ。県警に先入観を植え付ける一因となった。
 警察犬訓練士で、犬に関する著書もある坂井貞雄さん(65)は「犬の嗅覚(きゅうかく)は人間の何千倍と言われるほど優れているが、絶対ではない」と話す。
 においの対象人物がいなくなってからの時間、最初にかがせたもの、天候などに左右され、車通りが多いのも悪条件だ。連れて歩く捜査員の心境が影響することもあるという。


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