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法学論集

417小説吉田学校読者:2006/06/17(土) 10:35:00
落合弁護士のブログによりますと、良問であるとの評ではありますが、私はそうは思いません。これを受験する人にはたまったもんじゃないでしょう。
詳しい論評は1日がかり(論評で1日がかりなんだから2時間で解けるのか)になりますので省きますけれども、「実務教育」重視でリーガルマインド(単純に言えば、法や判例に基づいて考える力)の面がおざなりになっている印象であります。
こういう試験を通れば法曹になれるのであれば、世の法曹は、書記官、司法書士、警察官、検察事務官、税理士、自治体幹部出身者だらけ。刑事法にいたっては、これでは警察官昇任試験だよ。法曹ってリーガルマインド+実務能力であると考えますが、実務漬けになったらリーガルマインドができなくなるから、司法試験の段階でそれを問う試験を出すんじゃなかったのか。
それに実務を問うんであれば、もうちょっと手続法を重視した出題のほうがいいんじゃないの? たとえば、秋田の殺害事件のように「取調べは被疑者の体調も悪く度々中断した」「でも、朝から任意同行していた」とかで、供述の証拠能力を問う(刑訴法)とか、海外にいたので被爆者援護法の成立を知らなかった(民法+民訴)とかさあ。そういうのを法律に基づいて考えて書面にして抗弁するのが実務者じゃないのかい。

新司法試験問題公開
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/shin02-13.html


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