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法学論集

2826とはずがたり:2019/01/21(月) 20:27:13
声高に「イノセント」 ゴーン前会長、公の場に 「不当に勾留」対決姿勢
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019010802000261.html
2019年1月8日 夕刊


 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が八日、東京地検特捜部に逮捕されてから初めて公の場に姿を現した。東京地裁であった勾留理由の開示手続きに出廷し、厳しい表情で「私は常に誠実に行動してきた」と語ったゴーン容疑者。ひときわ張りのある声で強調したのは、「I am innocent(私は無実です)」との主張だった。 (小野沢健太、山田雄之、蜘手美鶴)

 午前十時半、傍聴席が四十二席しかない小さな法廷に現れたゴーン容疑者。逮捕時に着ていたとされる黒のスーツに白いワイシャツ姿だったが、以前より痩せた様子だった。

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 裁判官に向かって「私に話す機会を与えてくださり、感謝しています」と述べたゴーン容疑者は、逮捕容疑を「いわれのないものだ」とした上で、「日産には一切損害を与えていない」として反論を繰り出した。

 既に起訴されている役員報酬の不記載事件にも言及し、「訴追は全くの誤りだ」と述べた。

 「人生の二十年を日産にささげてきた。日産社員と共に世界に比類ない成果を上げてきた」と述べると、「私は無実です。確証も根拠もなく容疑をかけられ、不当に勾留されている」と現状への不満を吐露した。

 今回ゴーン容疑者が問われている特別背任容疑は、私的な投資で生じた損失を日産に移し、さらに知人に日産の資金を流出させ、それぞれ会社に損害を与えたというものだ。

 関係者によると、かねて金融派生商品であるスワップ取引を新生銀行と契約し、私的に投資していたゴーン容疑者は二〇〇八年秋、リーマン・ショックで多額の評価損を抱えることになった。

 同行は追加担保を入れるよう強く求めたが、ゴーン容疑者はすぐに担保を用意できなかったことから、同行に対案を提案。それが約十八億五千万円の損失ごと、契約の権利を日産に付け替えることだった。

 特捜部は損失ごと権利を転嫁した同年十月時点で、特別背任罪が成立したとみている。しかしゴーン容疑者は、「権利は四カ月後に自分に戻した」と損害を与えたことを否定している。

 ただ、ゴーン容疑者は自身に権利を戻す際、再び新生銀行から追加担保を求められていた。この時、担保を入れる代わりに信用保証で協力してくれたのが、サウジアラビア有数の財閥「ジュファリグループ」創業家のハリド・ジュファリ氏だった。

 ゴーン容疑者は〇九年六月〜一二年三月、子会社「中東日産」から四回にわたり計千四百七十万ドル(現在のレートで約十六億円)をジュファリ氏側に送金したとされる。

◆日産側、冷静装う 「プロセスの一つ」
 カルロス・ゴーン容疑者が、勾留理由の開示手続きのため東京地裁に出廷し、無罪を主張した。日産側は「形式的にやるだけで心配していない」と冷静さを装うが、かつてのカリスマ経営者の動向は国内外から注目されており、世論の風当たりが強まる恐れもある。

 自身の正しさを主張するゴーン容疑者に対し、日産関係者は「(不正の)証拠を示されても否認し続けるだろう」と突き放した見方をしている。西川(さいかわ)広人社長は「(開示手続きは)プロセスの一つで、コメントすることはない。会社を安定させることに集中したい」と話し、ゴーン体制が既に過去のものになっているとの姿勢を示している。

 だが、日産は企業連合を組むフランス大手ルノーとの関係再構築が途上にあり、今後の日産の経営体制を巡り主導権を確立したとはいえない情勢だ。ゴーン容疑者はなおルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)で、日産の取締役からも外れておらず、発言力がある。

 西川氏は企業統治の改善が「最大、最優先の課題だ」と意気込むが、長く日産を率いたゴーン容疑者との対立は深まるばかりだ。

 ある日産社員は手続きについて「社内ではあまり話題になっていない」と話した。


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